続続・次世代エコカー・本命は?(1)

(1)2017年版「間違いだらけのクルマ選び

 

さて今回も、2017年版「間違いだらけのクルマ選びの巻末付録の「車種別採点簿」を眺めることから始めよう。

 

評価の仕方は、20156年版と同じく、個別項目評価の七つと、クルマ全体を見たこの本の作者総合評価となっている。「クルマ全体を見た」と断ったのは、個別評価の合計がこの総合評価となってクルマ評価の総合点数となっているわけではないからである。

 

例えば、「SUV」の「ランドクルーザー200」の総合評価は満点の10 が与えられているのだが、個別評価を合計した点数はわずか53 点でトップクラスにはなっていない。合計点のトップクラスには62点とか61点のクルマが存在しているのだが、この総合評価は個別評価を総合したものではなくて、それとは別の、例えばこの本の筆者の「島下泰久のクルマから受ける、彼の数多くのクルマ経験から感じている諸々の印象を評価したものではないか、と想像しているものである。

 

だから、この総合評価とは、次に掲げている7っの個別評価項目の8番目の項目に位置付けてもよいではないかと、小生は想定しているのである。すなわち個別評価項目数は7っではなくて8っである、と考えるものである。従ってイメージ的には、総・総合評価は別に存在する、またはこの8っの評価の合計で決めても良いのではないか、と考えているのである。

 

このことは、2016.4.04に掲載 している小生のブログ「続・次世代エコカー・本命は?」の12016年版「間違いだらけのクルマ選び、で紹介している評価の仕方と同じものである。

 

ちなみに、この本の個別評価項目は以下の通りである。

 

1. デザイン

2. 走りの楽しさ

3. 快適性

4. パッケージング

5. エコ性能

6. 安全性

7. 魅力度     1~7の合計点としておこう。

合計点 A

 

最後に

 

8. 総合評価B  合計点Aの総合 としてもよいのか。それとも別の個別評価なのか。

 

となっている。

 

総合評価Bとは、総合である以上、個別評価項目の合計点Aを総合したものと一般的には理解できるものであるが、必ずしもそうなっていないことは先にも紹介しているが、そこがポイントとなると小生は思っている。

 

そのため、1~7の各項目の合計点Aと、それらに総合評価Bを加えたもの、でも評価した方がよいのではないかと、思っている。ただし、総合評価と言っているのでその重要度は高いものと勝手に判断して、A+2、すなわち総合評価点Bを2倍して合計点Aに加えたものも、クルマ全体の相対的総合評価の尺度に加えることにした。

 

以上のことを加味して、掲載85車種の採点簿を作成してみた。

 

そして今年2017年版は、合計点Aではなくて(A+2B)という相対的総合評価で車種を降順で並べて、考察してみることにした。

 

次の表はは相対的総合評価( A+2B )点をベースに、多い順に並べてある。いわゆる降順である。そして順位は、その点数の多い順に1から85まで、昇順でつけている。

 

即ち、相対的総合評価( A+2B )点の順位が1(位)ということは、この本の筆者の「島下泰久が一番好ましいと感じている車である、ということを意味する。但しこれは小生・このブログの筆者が、以上のような推論で、勝手にそう判断しているものである、ということを付記しておこう。

 

ではその車種別採点簿(相対的総合評価( A+2B )点による順位表)を、次に示す。

 

 

 

車種別採点簿

 

 

では、相対的総合評価( A+2B )点をベースに降順に並べたもの示す。

 

(注)

個別評価項目と総合評価Bには、空白の蘭があるため、評価点を勝手にと言ってもそれなりに推定して、記入しておいた。橙色の数字ex.8で示してある。従ってその部分については、島下泰久2017年版「間違いだらけのクルマ選びの巻末付録の「車種別採点簿」にはないものであることを、承知願いたい。

 

その他の数字、すなわち個別評価項目から総合評価Bまでの数字は、2017年版「間違いだらけのクルマ選びの巻末付録の「車種別採点簿」の数字であり加工はしていない。

 

合計点以降の数字は、その車種別採点簿」の数字の合計値などの計算値である。

 

2017年版では、上表の「合計点A」と「総合評価B」との関係は、かなりばらついてはいるが、次のように対比される。

 

2017年版対比表

合計点A 総合評価B (2016年版合計点A)

60~        10      60~70

54~59      9      55~59

52~57      8      49~54

45~53      7      44~48

40~48      6      42~43

39~43      5      38~41

32~41      4      32~41

22~32      3      20~31

 

 

この対比表をベースに、2016年版も参考にしながら、島下泰久車種別評価の内容を解析していこうと思う。

 

見てわかるように、2017年版では合計点Aに対する総合評価Bの関係は、複数対応となっている。複数対応というのは、合計点Aの範囲が上位や下位のランクとダブっている、ということを意味している。即ちある合計点Aに対する総合評価Bは、一義的に決まっていない、ということである。例えば合計点Aが55とすると、総合評価Bは89のどちらかとなる。

 

だから総合評価Bは、合計点Aの総合ではなくて、個別評価項目の一つと考えても良いのではないかと言う考えもあり得るのである。しかし総合と銘打っているからには、個別評価項目としてもかなり重要な地位を占めている、と考えられるので、だから総合評価Bを2倍して個別評価項目に加えたのである。これ(A+2B)島下泰久車種別評価の真の姿ではないか、と推定したのである。

 

だから(A+2B)で順位付けをした車種別採点簿(相対的総合評価( A+2B )点による順位表)を、載せたのである。なお合計点Aが同点であれば、順位も同じとしている。相対的総合評価( A+2B )点の場合も同じ。

 

 

この(A+2B)評価は、合計点Aよりも総合評価Bをより重視した総合評価の新合計点となる。当然この(A+2B)評価の順位は、合計点Aの順位と異なってくる。その両者の順位の差が大きければ、島下氏の総合評価に何らかの偏りが掛かっていることになると判断できる、と勝手に考えたのである。

 

簡単に言うと、合計点が高ければ必然的に(個別評価項目と位置付けても)総合評価も高くなる筈であり、反対に総合評価が低ければ合計点との整合性が取れなくなる、と考えたのである。だから整合性が取れていれば、総合評価Bを合計点Aに加えて順位づけしても、それほど順位は変わらないのではないか、反対に両者の順位が著しく変わっていれば、この個別評価項目の評価と総合評価の間に我々のわからない島下泰久氏の何らかの思い入れが存在することになる。この順位の差が昨年はとしたが、2017年版では(便宜上)10以上あるものには、特に何らかの思い入れがあるものと考えて次の様な疑問点を付けた訳である。

 

 

A+2B)順位-合計点A順位=0であれば、何の偏りもないと判断できる。

A+2B)順位-合計点A順位<0であれば、合計点Aが低すぎる(と順位は下がり数字は大きくなる)、または総合評価Bが大きすぎる(と順位は上がり数字は小さくなる)と言える。

A+2B)順位-合計点A順位>0であれば、合計点Aが高すぎる(順位は上がり数字は小さくなる)、または総合評価Bが低すぎると言えるのである。

 

例えば「インプレッサ」をみると、合計点A55で、総合評価9である。559ということは、8に近い9ということで、仮に総合評価Bが8であれば、A+2B=71となり順位は21番くらいとなり、A昇順17との差(21-17=4となり)も小さくなり偏りも少なくなる、という塩梅である。

 

この差を10で区切って、=<-10 か =>10であれば、何らかの大きな偏りがあるのではないかと、疑問点を付けた訳である。

 

これが小生が指摘したい点である。

(続く)

ブログ・テーマ一覧

 

ブログ テーマ 一覧

 

'17.03.31

 

今までに掲載したブログのテーマの一覧を載せる。
'07.4.30
に最初のブログを載せているが、現在までに78テーマを掲載している。(内49596974は、ブログの目次である。)
以下ブログのテーマ(題名)とその概要を列挙する。

 

 

NO. 初掲載    テーマ        概要

 

1.'07.04.30慰安婦問題について・朝鮮業者の横暴ぶりの 朝鮮・東亜日報の記事。日本軍による強制連行などは、架空の話。朝鮮による捏造である。

 

2.'07.05.04マイク・ホンダ下院議員とは・中国系反日団体からの政治献金で活動する。

 

3.'07.05.06民主党を手玉に取る中国スパイ・ヒラリーも中国系団体から献金を受けている。


4.
'07.05.08中国の対日特殊工作(スパイ)・中国国費留学生はスパイ行為をしている。


5.
'07.05.10中国の反日工作に対抗するには!政治家は正々堂々と靖国に参拝しよう。

 

6.'07.05.11通州事件・中国暴民が日本居留民を虐殺した。

 

6'.'07.05.28通州事件についての詳細・中国暴民が日本居留民を虐殺した詳細状況。(GOOでは上記の6.の中に掲載されている。)


7.
'07.05.15~17米兵の日本人婦女子陵辱事件・占領下駐留米兵の日本人婦女子への 陵辱事件の傍若無人な記録。


8.
'07.06.01~01温家宝来日の虚構日中友好路線に変わった真相は?


9.
'07.06.06~09南京大虐殺の虚構宣伝と胡錦 濤の秘密工作に騙されるな・それは、中国国民党中央宣伝部がでっち上げた宣伝工作だった。

 

10.'07.06.19~21ヤマハ無人ヘリ違法輸出・それは田川市のクラブの家宅捜索から始まる。

 

 

NO.  初掲載 テーマ        概要

11.'07.07.04~17日中戦争中国共産党が惹き起こしたものだ・それは国民党内の共産党員の銃撃によるものだった。

 

12.'07.07.21北朝鮮には支援するな・バン基文の差し金に乗せられるな。


13.
'07.07.29~8/2慰安婦問題の誤報'91/5月と8月に朝日のデタラメ、欺瞞記事を掲載した事から始まる。


14.
'07.08.15~8/19靖国神社への公式参拝は必要である中韓サンフランシスコ平和条約の門外漢だ。

 

15.'07.08.24~8/26Chinkoro中国との接し方・中国は下でに出るとつけあがる国だ。

 

16.'07.09.06~9/15創価学会中国共産党公明党・裏の顔は中国工作機関の出先機関と化している。

17.'07.09.24~10/7北京オリンピックスーダンでは中国軍に支援された政府軍が、虐殺を繰り返す。


18.
'07.11.05~11/11竹島は、明らかに、日本領1952.1月李承晩ラインを設置し武装占拠した。


19.
'07.11.26~12/13小沢一郎、悪魔の密約共産党の候補者絞込み決定は、小沢が密約した結果だった。


20.
'07.12.24~12/25戦略的互恵関係とは、幻(まぼろし)である'07.12.1日中ハイレベル経済対話の合意文書を中国は改竄した。

 

 

NO.  初掲載 テーマ        概要

 

21.'08.01.15~1/24小沢一郎土下座外交'07.12訪中した小沢は胡錦濤の前では借りてきた猫状態だった。


22.
'08.02.08~2/20中国・虚妄のプロパガンダS2.3南京、S3.5済南、S12.7通州の各事件では中国暴民に日本居留民が多数虐殺された。反対に朝日新聞'71年に本多勝一記者の「中国の旅」を連載し、中国が捏造した日本軍の「残虐行為」の作り話を垂れ流した。


23.
'08.02.27岡田武監督に物申す'08/2の中国戦、ラフプレーに岡田は抗議せず。


24.
'08.03.06~3/11中国・毒餃子事件胡錦濤は嘘を吐(つ)き通した。


25.
'08.03.31~4/17沖縄戦教科書検定問題沖縄タイムス「鉄の暴風」は、全くの作り話と虚妄そのもの。大江の「沖縄ノート」はその焼き写し。

 

26.'08.04.19~4/24長野での聖火リレー、「中国警備隊」を完全排除せよ・中国は全世界から嫌われている事を証明した。チベットウイグル、蒙古を侵略している。

 

27.'08.04.29中国・毒餃子事件(その後)・中国の食は信用できない、中国そのものが信用できない。


28.
'08.05.06~5/6胡錦濤の日本をたぶらかす旅日中中間線でのガス田開発、領土を侵略する戦法だ。


29.
'08.05.14~5/23胡錦濤帰国・日本での激しい抗議活動は予想外だった様だ。中国社会科学院反日教育の総元締めだ。


30.
'08.06.03~6/18中国覇権主義・中国は日本との領有権紛争を解決する意志はない。領海法を勝手に制定し、領海を宣言しそれを武力で維持しようとしている。

 

 

NO. 初掲載 テーマ        概要

31.'08.06.29~7/30中国の厚顔無恥'08年の中国には四川地震をはじめ災害が多発した。援助には感謝している振りをしているが、それが日本をたぶらかす手練手管である。


32.
'08.08.07~8/8五輪直前、中国官民衝突相次ぐ・中国では住民の不満と不安が充満している。


33.
'08.08.13~8/14五輪最中、中国官民衝突相次ぐ・権力者への強い憎しみも力で抑える。


34.
'08.08.22~9/4映画「靖国」に物申すサンフランシスコ平和条約では中韓は門外漢、戦犯や靖国神社に発言する権利はない。心安らかに、靖国に参拝しよう。


35.
'08.09.10~9/28靖国神社に参拝しよう・大東亜の使用をGHQは禁止した。大東亜戦争は東亜(全アジア)の植民地を、西欧列強より解放する戦いであったから。

 

36.'08.10.09~12/10 ヨーロッパと日本・日本は、如何にして、明治維新を成し遂げていったのか。そこには神代の時代から連綿と続く天皇制と、江戸時代に完成され、強化された「さむらい魂」があったからである。


37.
'08.12.19~'09.1.13・日本は侵略国家ではありません。田母神俊雄航空幕僚長は、アパグループ主催の第1回『「真の近現代史観」懸賞論文』に「日本は侵略国家であったのか」で応募し、20081031日、最優秀藤誠志賞を受賞した。その内容は、'08.11.3朝日新聞の社説の言葉を借りると次の通りだが、与党、政府を巻き込んだ大論争を巻き起こした。
わが国は蔣介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者

わが国は極めて穏当な植民地統治をした

日本はルーズベルトの仕掛けたわなにはまり、真珠湾攻撃を決行した

わが国が侵略国家だったというのはまさに濡れ衣である」---。

しかし、これは正論である。


38.
'09.01.30~3/9バラク・フセインオバマ大統領オバマはその大統領就任演説で、三つの事柄を、その政策の柱に据えると述べた。核の脅威、地球温暖化、テロの防止の三つの事柄に対しては、中国と共に手を打つと述べている。その中には、同盟国である日本への配慮は微塵も見られない。そのために日本は生存を掛けて、第四のパラダイムシフトを敢行しなければならない。それは、「日本が自主的な核抑止力を構築して自主防衛をして、中国の侵略を阻止して、国際社会で生き残ること」である。日本は早急にこのパラダイムシフトを成し遂げなければ成らない。

39.
'09.3.26~3/28WBC・侍JAPAN(正・続)

40.
'09.3.16~9/30尖閣諸島問題・中国は、'80年代後半に地理的国境と戦略的国境と言う2つの国境概念を確立した。9/10のブログ参照。戦略的国境は国家の総合力・軍事力で維持すれば、地理的国境は拡大できると定義している。更に'92年には領海法を制定し、勝手に尖閣諸島の領有を表明した。そして中国人民解放軍尖閣諸島を防衛する権利を有すると主張した。また'86年には海軍発展戦略を発表し、航空母艦保有を宣言している。'09年の国慶節の軍事パレードはそれらの成果発表の場となった。
また、'05.4月の中国中央軍委拡大会議で軍長老の遅浩田は、台湾の武力解放のみか、米国打倒・日本殲滅を主張し核爆弾で日本を殲滅せよと主張している。中国の軍国主義・侵略主義の面目躍如と言ったところであるが、日本は、本当に、安穏としていてはいけない。'09.8/12のブログでは日本国憲法の改定案を示しているので参照願う。

NO.
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41.
'09.10.14~'10.1.30国慶節に思う。'09.10/1の中国建国60周年の軍事パレードは、対日米戦争の準備が完了した事を内外に示した。そのため中国は戦争へまっしぐらに進んでいる。CO2の排出削減なんぞは知った事ではない。然るに痴呆の鳩山は25%削減を約束してしまった。日本はそのため排出枠を中国から購入することになる。これこそ隠れた中国向けのODAとなる。小沢は中国の結託して天皇陛下までもを、取り込もうとしている。習近平も日本篭絡を企んでいる。要注意だ。

42.
'10.1.3~1.6正月雑感蓮舫議員の「2位ではダメなんですか。」2位ではだめなんです。北京大学に留学した蓮舫に騙されるな。米国のプレゼンスが無くなれば尖閣諸島なんぞはすぐに中国に取られてしまう。

43.
'10.2.18~4.1小沢資金問題・小沢はゼネコンから違法な献金を受けていた。その献金で世田谷の土地を購入した。しかし政治資金収支報告書には、それらは記載されずに複雑な資金手当てを施して、隠蔽した。それらは小沢の了解の下に作られたものだが、秘書ら三人は知らぬ存ぜぬで検察をてこずらせている。

44.
'10.3.16~8.31,10.7番外編・プリウス急加速問題

'10.3.16~3.25・レクサスの暴走問題で米議会は豊田社長を公聴会に召喚した。米国の狙いは、GMをも凌駕したトヨタを潰す事である。暴走の原因は人為的なものであった。

'10.4.15~6.10・しかしアメリカは電子スロットルシステムの欠陥であると、したくて仕方ないのである。悪徳弁護士やマスコミまでまで動員して、トヨタつぶしに走っている。NASANASにまで動員して電子制御システムの欠陥を探しているが、欠陥は発見されていない。しかしNASAはそのことを隠していた。そしてトヨタはテスラと提携したが、電気自動車はトヨタをどう変えてゆくのであろうか。

'10.8.20~8.31,10.7オバマUAWや大企業からの献金で大統領となった。そのための恩返しの為にGMなどを国有化した。オバマの経済政策は完全に失敗し、雇用不安が増大している。そしてUAWなどを助けるためにもトヨタつぶしを図っているのである。

 

44-2.'11.4.1~4.26・番外編・プリウス急加速問題・アメリカはトヨタの電子制御プログラムに問題があるとトヨタを攻めて、とうとうそれを公開させた。しかし欠陥は見つからなかった。そして日産リーフが世界カーオブザイヤーを受賞した。

 

44-3.'12.3.26~4.2,4.17~5.17・番外編・プリウス急加速問題民主党と日銀白川のボンクラのために超円高が続く。トヨタをはじめ自動車メーカーは、そのため必死に円高対策だ。トヨタオバマ円高、震災、タイ洪水と4重苦だ。今年はEVの時代に突入する。EVには、航続距離を伸ばすために、2次電池、充電方法、モーターと解決しなければならない問題が山積みだ。

45.
'10.6.13,149.16~10.2'11.3.14~3.18続岡田監督に物申す。・韓国戦に立て続けに2連敗、代表監督辞退を申し出る。それでも南ア大会では予選を突破し、世界から熱狂された。しかし岡田の目標はベスト4ではなかったか。それを忘れてもらっては困る。

 

46.'10.6.23~7.26年央雑感6/13はやぶさ」が小惑星イトカワ」に着陸して、更に見事地球帰還を果たした。これには世界初の新技術が沢山盛り込まれていた。しかし蓮舫などの民主党の仕分けの結果、次の新技術開発の予算はゼロとなってしまった。帰化中国人たちは日本を弱めようとしているのではないかと、注視・監視していないと大変なことになる。

 

47.'10.8.2~8.4・おのれ!孫正義孫正義の白い犬のお父さん犬で、「日本」と黒人を侮辱しているCMを流している。孫正義帰化朝鮮人である。朝鮮では白い犬とは、「この犬やろう」と言う最大の侮蔑の言葉なのである。さしずめ「日本人の犬やろうめ」と言ったところである。

 

48.'10.8.9~'11.11.8日韓併合100年韓国は「日帝36年の七奪」と批判するが、全く逆で、日本は朝鮮に対して、七恩を施していたのである。七つとは、1.国王2.主権3.生命4.土地5.資源6.国語7.姓名である。日本は破綻まじかな李朝朝鮮を、日韓合邦により救ったのである。そのため朝鮮は清の属国から解放されロシアの毒牙からも逃れることが出来たのであり、日本による近代化への基礎を築くことが出来たのである。
アジアの中で日本について近代化できたのは、日本による日韓合邦があったからである。

韓国は日本人が作ったのである。

 

49.'10.10.17・ブログテーマ一覧今まで掲載したブログの目次

50.
'11.2.1~3.24・ドーハの歓喜2011AFCアジアカップは日本が優勝した。それは大いなる団結力の為せる業であった。ザッケローニ監督は、体格に劣る日本代表チームの力を最大限発揮させるために、絶妙な采配を振るった。全員がヒーローなのだ、一人の力でなしえるものではない。だから猿真似をするような韓国チームには、すっきり勝利しなければいけないのです。

 

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51.'11.11.21~12.22・世の中、何だこれ!(TPP)民主党は3代続くAPT政権政党だ。野田佳彦は、ISDS(投資関連)条項も知らずに、TPP参加を表明してしまった。日本は貿易立国の国であり、TPP参加は必要かもしれないが、ISDS条項に対して政府が毅然とした対応をして行かないと、日本社会そのものが崩壊してしまう危険があるものである。しかし、今後の日本の発展のためには、参加せざるを得ない、どう対応して行くのか民主党は。


52.
'11.12.26~'12.2.1・世の中、何だこれ!(巨人ゴタゴタ)2011.11.11巨人GMの清武球団球団代表は単独で記者会見を開き、読売グループ本社会長のナベツネに対して、球団コーチ人事を鶴の一声で覆した、と批判した。これがゴタゴタの始まりだった。どう展開するか見物である。

 

53.'12.2.17・ブログ・テーマ一覧今まで掲載したブログの目次

 

54.'12.2.21~'12.3.23・くたばれ韓国、失せろ李明博韓国には遠い昔から「貢女」の習慣があり、宗主国であった中国に年間数千人もの「慰安婦」を献上していた歴史を持っている。それを止めさせたのは日本であった。李明博の言う極悪非道な人身売買は、朝鮮人業者のやったことなのである。東亜日報にも掲載されている。

'11.12.17李明博は来日早々、慰安婦問題を口にした。これはS40日韓基本条約で解決済みだ。しかも、キムチ臭い韓国女を我が皇軍が強制連行したと言う、ありもしない話を吹聴した。これには吉見なる人物と朝日新聞が、「日本軍が関与した」などと捏造報道したことから始まった。更に日本大使館前に「慰安婦の碑」なる像も建てた。民主党政権もなめられたものだ。恩を仇で返すような国は、核でも落として潰してしまえ。

 

55.'12.5.28~'12.6.9第2次上海事変937.8.12突如中国軍が上海共同租界の日本人区を包囲、攻撃してきた。これは共産党員の張治中が引き起こしたもので、日本軍を中国内乱に巻き込むためのものであった。

'1937.10.4米国雑誌LIFEは「上海南停車場で泣く赤子」の写真を掲載した。これは蒋介石が米国に仕掛けた反日プロパガンダ用の偽造写真であり、米国を中国寄りにに引き込むものであった。

 

56.'12.7.5~'12.7.20'12.8.6~'12.12.30尖閣諸島問題その2・1974.1.15ベトナム戦争で敗色濃厚となった米軍の撤退を見越した中国軍南ベトナム領有の西沙諸島パラセル諸島)を軍事占領する。

更に1988.3.14には、ベトナムからソ連が撤退した空白時期を狙い、南沙諸島(スプラトリ諸島)も軍事占領してしまう。

今度は米軍がフィリピンから撤退した後の1994.12にはフィリピン領のミスチーフ礁を占領する。1998.1にはルソン島沖のスカボロー礁も占領してしまう。

1992.2には「領海法」を制定し、西沙・南沙・尖閣諸島の領有を明記した。尖閣諸島の棚上げなんぞはどこ吹く風だ。中国の捏造には十分に構えていかなければならない。

 

57.'12.7.22~'12.7.31世の中、何だこれ(WBC不参加)・日本プロ野球選手会は、2011.7.22の臨時大会で(スポンサー権問題で)第3回WBCに参加しないことを表明した。

 

58.'13.2.1~'13.3.6支那事変の真相・1931.9.18満州の柳条湖(藩陽の北7.5km)で日本の南満州鉄道が爆破された。これは日本の関東軍が計画したもので、当時の満州での日本人や日本企業への迫害が続いていたのを防ぐために、やむを得ず口実として、起こしたものであった。

 

59.'13.3.20ブログ・テーマ一覧今まで掲載したブログの目次

 

60.'13.3.25~'13.4.26世の中、何だこれ(WBC敗退)・NPB日本プロ野球選手会は、2013.3.2から始まった(1次ラウンド)第3回WBCに、結局は参加した。すったもんだした挙句山本浩二を監督に押し上げて戦った「侍ジャパン」は準決勝でP・リコに完敗した。それでも山本は満足で反省点はない、などと言っている。これでは駄目だ。野球ファンでなくとも日本人は大いに不満足で、そのため次回に向けて大いに反省してもらわなくては、困るのである。

 

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61.'13.5.13~5.17'13.6.3~6.12'13. 6.15~9.9尖閣諸島問題その3中国は、2013.4.26の定例記者会見で、尖閣諸島は「革新的利益」だと、日本に宣戦布告をした。その上、沖縄まで中国のものだ、と言い出した。

しかし、1950年代の「人民日報」は、中国人民の啓蒙用の「資料」欄で、盛んに「尖閣諸島琉球群島属し日本領だ」と記述していたのである。

更には、ルーズベルト蒋介石がカイロで密談をしている。その時ルーズベルトは、蒋介石琉球群島をやろうと提案したが、蒋介石はそれを断っている。

1895年に尖閣諸島沖縄県琉球群島)に編入されており、琉球群島に含まれている。

カイロ宣言で返還された地域は、満州、台湾、澎湖島と太平洋の島嶼だけであり、尖閣諸島琉球群島)は含まれていない。

 

62.'13.5.18~5.29橋下市長、がんばれ20135.13橋下市長は、当時は慰安婦は必要だったが日本軍が女性を強制的に連行した事実はない、と反論した。事実日本軍による強制連行などは架空の話で、朝鮮による捏造である。実際に人さらいまがいの行為を行っていたのは、朝鮮人女衒達であった。

63.'13/6/13~614W.Cupブラジル大会出場おめでとう本田は公開説教する前に自己反省を。

 

64.'13.7.21スタジオジブリ、おかしいぞジブリ宮崎駿は図に乗ってしまった。

 

65.'13/9/23~10/11東京五輪2020と尖閣諸島2013.9.8早朝(日本時間)2020年の五輪開催地に東京が決まった。中国は早速「お祝いする」と言ったが、その前に東京落選と報道し、喜んでいた。

 

66.'13.11.11~12.27'14.1.13~7.5馬鹿な韓国、頓馬な朴槿恵韓国は「日韓請求権並びに経済協力協定」に反して、戦時徴用の賠償を日本企業に命令した。

しかも不法占拠している竹島での軍事訓練を、これ見よがしに公開した。

明らかに日本への宣戦布告だ。

竹島は日本固有の領土である証拠は、沢山ある。更に昭和15年に発効されている隠岐諸島の観光パンフにも、竹島は日本の領土として名所として取り上げている。

 

韓国は日本人が作ったのにも拘わらず、歴史認識を捏造している。日本はこれに対抗する力を持つ必要がある。韓国は日本を仮想敵国として、軍備を増強している。日本もこれに対抗する必要がある。

 

しかも朴槿恵大統領は、世界中に告げ口外交を展開して、日本軍による「慰安婦問題」を言いふらしている。韓国女をかどわかして慰安婦に売り飛ばしていたのは、朝鮮人業者だったのだ。いわゆる朝鮮人女衒によるかどわかしは、当時の朝鮮の新聞「東亜日報」で沢山報じられている。

韓国軍はベトナムでは数多のベトナム女性を強姦して、その証拠を消すために無差別に殺戮している。ライダンハンとは、韓国兵によるレイプなどで、ベトナム女性との間に生まれた混血児を意味する言葉である。

 

そんな捏造・偽造・歪曲話ばっか言い触らしているから、大型フェリー「セウォル号」が過積載と違法改造で、沈没したのだ。修学旅行中の高校2年生が大勢亡くなっている。

因果応報とも言いたくもなる、と言うものだ。

 

更に朴槿恵の中国よりの姿勢が強まっている。これには米国もご機嫌斜めだ。

 

更には日本の古美術品などの文化財を盗んでは、頬被りしている。全く韓国(人)は鬼畜にも劣る生き物である。日本で起こしている残虐な殺戮事件の殆どは在日朝鮮人が起こしたものである。光市母子殺害事件がその象徴である。安重根などはその代表である。

 

韓国は日本の友好国にあらず。敵対国である。と考えて行動する必要がある。

しかも韓国は三流国である。更には韓国との合作であった「河野談話」は破棄すべきである。

 

67.'14.7.31~8.2東京都知事舛添要一殿舛添要一は何も勉強せずに訪韓したようだ。国際政治学者足るものが、何たるざまか。全く泣かせるぜ。

 

68.'14.8.8~10.10日清戦争開始120年に考える。2014.7.25日清戦争開始から120年になる日である。中国では色々な行事が行われたようだ。そして日清戦争に負けたことをネタに、日本の脅威を唱えて軍拡にまい進しようとしている。中華民族の偉大な復興を成就するための手段としている。

 

しかも南沙諸島ではベトナムの了解で石油の掘削を開始している。尖閣諸島の防衛を、日本は強化する必要がある。

しかも習近平は虎もハエも叩くといって権力闘争を仕掛けている。

 

日清戦争は中国の清によるいわば日本への侵略が、その原因だった事をしっかりと我々日本人は認識しておく必要がある。

 

このように何事にも日本と敵対しようとする中国とは、首脳会談などやる必要は無い。

 

69.'14.10.27・ブログ・テーマ一覧今まで掲載したブログの目次

 

70.'14.10.31~11.21・中国の不法で無法な夢日本の中国への輸出はGDP比で僅か3%未満であり、中国への直接投資もGDP1%強であり、日本経済は決して中国には依存していない。しかし日本からの輸出は資本財が中心であり、滞れば中国は大打撃となる。そのため中国は日本を中国の属国状態にしておきたくて仕方がないのである。その証拠は、いくつもある。・・・・・

(1)中共「日本開放第二期工作要綱」日本の国力を支配して中共の世界開放戦に奉仕せしめよ。この考えは「江沢民文選」にも引き継がれている。(2)元国防大臣遅浩田論文「戦争が正に我々に向ってやって来る」で日本殲滅を主張している。(3)李鵬元首相は「日本は消えてなくなる」と主張している。(4)2050極東マップ」では、日本は東海省と日本自治区に分断され、中国領となっている。

 

中国の言動には最大限の注意が必要だ。

 

 

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71.'14/11/25~15/5/12・次世代エコカー・本命は?2014.12.15トヨタ自動車燃料電池車の販売を始めた。世界で始めての市販車となった。しかし一日3台、年700台足らずだ。

このFCVの真の目的は、2018年加州ZEV規制に対応するためのものだが、CO2を排出せずに水素を得る方法がある以上、究極のエコカーたる資格を有している。

もう一方のエコカーたるEVには、航続距離と充電時間と言う欠点がある。FCV同様更なる技術革新が求められている。

バッテリの改革が先か、FCVのコスト低減と小型化が先か、両者の技術革新競争が始まっている。

トヨタは、ホンダや日産に早くFCVを売り出してもらいたいと切望している。

そうでないと、水素社会の到来が遠のいてしまうからだ。

 

 

72.'15/6/8~8/12戦後70年談話はヒストリーで!戦後70年の安倍首相談話は、是非とも歴史的事実・ヒストリーに基づいたものであってほしい。

 

その骨子は次の五つのものとなろう。

 

(1)韓国の朴槿恵慰安婦問題を「馬鹿の一つ覚え」のように言っているが、これは全くの言い掛りの何物でもない。強制的に拉致して慰安婦にしていたのは、お前の国の朝鮮人女衒による誘拐、人身売買であった。それは朝鮮の新聞「東亜日報」に沢山報道されている。

(2)日韓併合は植民地支配ではない。日本は今に金にして624千万円もの巨額の金をつぎ込んで朝鮮の近代化を図ったものである。その結果米の収穫も二倍となり人口は2.5倍となっている。

(3)次に満州事変は共産党による日本利権への不当な圧迫や侵略があり、日本人への殺害事件などを防ぐために、起こさざるを得なかったものである。侵略などではない、自衛のためのものであった。

(4)日中戦争と言われるものは、国民党軍に潜んでいた共産党員による日本人租界への攻撃を防ぐための防衛戦争から始まったものである。これが第2次上海事変である。盧溝橋事件も共産党員の発砲より惹き起こされたものである。

(5)日中戦争蒋介石軍に潜む共産党員が、無理やり日本軍を蒋介石軍と戦わせるために仕掛けられたものであり、それは蒋介石の北伐(共産党潰し)を防ぐためのものであった。

(6)だから「河野談話」や「村山談話」は削除・廃止するべきものである。

 

以上を踏まえた内容が戦後70年談話に相応しいものであるが、米国の意向などによりヒストリーはオブラートに包まざるを得ないであろう。

 

73.'15/9/4~10/20続・戦後70年談話はヒストリーで!安倍首相は8/14に「戦後70年安倍首相談話」を発表した。その中には、日本の「植民地支配」日本の「侵略」を示す文言は一つもなかった。当然であるが、安倍首相としての「痛切な反省」と「心からのお詫び」も無い。勿論必要ないからであるが、ひとつだけ「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省心からのお詫びの気持ちを表明してきました。」と言う形で使っている。今まで繰り返しそうしてきたから、もうそれは必要ない、と言うことであろう。

しかるにファシズムの強い国・中国では9/3に「世界反ファシズム戦争勝利70周年、抗日戦争勝利70周年」記念行事が大々的に行われた。この捏造された記念行事こそが、中国がファシズム国家であり、偽造・捏造を旨とする国であることを、如実に示している。

日本は中国共産党軍とは戦っていない。戦ったのは欧米列強に支援された蒋介石軍である。

だからこの題名自体が捏造そのものを示しているのである。

更にはこの談話では、完全に韓国を無視している。当然である、韓国は当時日本領であったからである。日本は韓国とも戦争はしていないし、植民地支配をしたものでもないのである。

アメリカは、4/29の米議会での安倍演説で歴史問題は決着としたので、この談話には大歓迎であった。しかし2013/12月の安倍首相の靖国神社参拝に対しては、米国は「失望した」との強い表現でそれを非難した。アメリカの考えは、日本の尊厳などよりも東アジアであらぬ混乱を起こすな、と言う事なかれ主義なのである。

だからアメリカが本当に日本を守ってくれるかと言うことには、疑問が残るのである。

と言うことは、日本は自分で自分を守ることをしないと、滅びる可能性が大きいのではないか。だから「パラダイムシフト」を決行して、

 

・自主的な核抑止力を持ち、自主防衛能力を構築することであり、さらに

同盟関係多角化して、

軍事技術の確保も多角化することである。

 

と言うことを早急に実施してゆかなければ、やがては滅びる可能性が大きいのである。

 

74.'15.11.09・ブログ・テーマ一覧今まで掲載したブログの目次

 

75.'15/11/16~'16/3/25ならず者国家・中国、アレコレ!最近中国では不思議な出来事が相次いで起こっている。その一つか8/12深夜、北京の副都心とも言うべき天津市でなぞの大爆発が起こった。・・・これは業者と行政との癒着のなせる業であった。業者は法律に反して、大量の危険物を貯蔵していたのであった。その爆発であったのだ。

 

習近平は「虎もハエも同時に叩く」と言って腐敗撲滅運動を始めたが・・・。

 

中国の経済は下降気味である。すでに「ルイスの転換点」を超えている。ますます賃金は上昇し続けるであろう。

 

この景気後退を防ぐために習近平は、「二つの百年目標」を言い出した。

共産党創立百年の2021年に小康社会

・中国建国百年の2049年の中華民族の偉大な復興・・・。

 

景気後退で人民の不満が貯まるなか、習近平国慶節でもないのに、2015.9.3に大々的な軍事パレードを執り行った。先進国はどこも参列しなかったが、パククネだけは出席している。属国根性丸出しだ。

 

先進国への当てつけと台湾総統選挙対策であった。しかし本当の目的は日本を震え上がらせるためのものであった。

 

しかし台湾では蔡英文が当選して、一つの中国を認めなかった。そのため 銅鑼灣書店関係者を拘束した。

 

中国の韜光養晦作戦が明らかになりつつある。アメリカのマイケル・ビルズベリー氏がChina 2049で、アメリカはずっと中国に騙され続けてきたと主張している。アメリカは中国に対して、ずっと間違った援助をしてしまっていた。

 

76-1.76-2.'16/04/04~10/03続・次世代エコカー・本命は!ホンダが2016.3.10待ちに待ったFCVクラリティフューエルセルを発売した。しかし年間200台のリース販売だと言う。いささか拍子抜けだった。

 

ホンダもいささか腰が引けている。五人乗りで750kmも走ると宣伝している。トヨタ・ミライは650kmだが、これは搭載する水素の容量の違いによるだけのもの。

 

そのうちにVWが北米で、排ガス不正によってディーゼル車を売っていることが判明した。VWはスズキとの裁判にも負けて、資本提携を解消する羽目となった。

 

そして三菱自の燃費不正が発覚した。悪い燃費をよいと偽装していたものだ。この結果三菱自は日産が面倒を見ることになる。三菱自の不正体質は治ってはいなかったのだ。日産はこれで一千万台クラブに仲間入れが出来て、シメシメと言った感じだ。

 

そうこうしているうちにテスラのモデルSが自動運転中に死亡事故を起こす。オートパイロットとか言って偉そうなことを言っていたが、テスラのオートパイロットは、バカパイロットであった。

 

だが世の中は自動運転の時代に突入している。トヨタTRIなどを設立して、AIにシャカリキになっている。

 

しかし今年のトヨタは災難だらけであった。

 

三度も生産ラインを停止させたり、初めての女性役員が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたり、ルマン24時間レースでは最後の五分で、それまでトップを走っていた車が止まってしまい、リタイヤとなっている。

 

また次世代エコカーの本命と言われている「プリウスPHEV」が秋から冬に発売を延期してしまった。

 

豊田章男社長のやることなすこと、裏目裏目と出てしまっている感がある。

 

これからどうする、トヨタは。

 

77.'16/04/09ホセ・ヒムカ前ウルグアイ大統領の傲慢な矛盾ヒムカは日本に来て、安全保障関連法制定が間違いだと言った。しかし国の安全は今や一国では守れない、とも言っている。これは明らかに矛盾だ。

 

78.'16/06/27~07/09共産主義(者・党)は日本を滅ぼす世の中を共産化することは、科学的発展の法則に則ったことで、歴史の進歩だ、とするのが共産主義である。

そのためには武力行使容認している。日本共産党自衛隊違憲としているが、己の教義では、武力を容認している。そして密かに日本転覆を企てている。

 

79.'16/11/09~03/16日本近代化の流れ・日本の近代化の流れは明治維新から始まっている。日本は隣国の支那が列強によって浸食されるのを見て、近代化を急いだのである。そして30年足らずの間に、独立国としての地位を占めることが出来たのである。そのとっかかりが、日清戦争での勝利であった。その後、日露戦争、日韓合邦、第一次世界大戦満州事変、上海事変、そして支那事変、大東亜戦争と欧米列強からの軋轢を払いのけながら、国を富まし強くしていった。しかし共産主義の台頭とアメリカのルーズベルト

共産主義容認政策のために、無駄な戦争に引っ張り込まれてしまった。それがソ連共産党政権の描いていたシナリオでもあった。

 

そのため日本は、満州と朝鮮で多くの日本人を難民として失うことになりました。また多くの日本人婦女子は、引揚の途中にソ連兵や朝鮮人によって凌辱され身ぐるみはがされてボロボロとなって引き上げざるを得ませんでした。この悲劇は、日本人として忘れることはできません。自国民を守るということについて、今日本人は真剣に考えなければなりません。そうしないと、折角近代化してきたわが祖国は、いずれの日にか失うことになりかねません。そうならないよう早く自分の国は自分で守らなくてはなりません。

 

80.'17/03/31ブログ・テーマ一覧今まで掲載したブログの目次

 

81.'17/04/03~ 続・続・次世代エコカー・本命は?2017年版の「間違いだらけのクルマ選び」の車種別採点簿の解析から始める。今年の2月に漸く発売されたプリウスPHVがトップにランクされている。エコカーとして評価されたものとして、これは喜ばしいことである。話は変わるが、個別評価の点数と総合評価の点数の整合性がどうしてもつかないのは、頂けないものである。来年は何とか納得のゆく説明が欲しいところだ。

 

それにしても、3/20トヨタ車体のいなべ工場で火災が発生している。昨年に引き続きトヨタ系の会社にとって、今年も前途多難のようだ。

 

(続く)

日本近代化の流れ(90)

■「北方領土問題」の発生、きっかけは第二次世界大戦だった

shigemitu
1945
92日、東京湾に停泊中の米戦艦ミズーリ号上での無条件降伏文書調印式に臨む日本側全権団

第二次世界大戦中の19414月、日本とソ連は「日ソ中立条約」を締結し、両国は互いに中立を保った。だが、広島に原爆が投下されてから2日後の194588ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し、日本に宣戦布告した。

背景には南樺太(南サハリン)・千島列島のソ連領有を決定したヤルタ秘密協定の存在がある。

815日、日本は「ポツダム宣言」を受諾し、連合国に降伏。しかしソ連軍はその後も千島列島を南下し、95日までに「北方領土」を占領。ロシア側は「第二次世界大戦北方領土は合法的に自国領になったと」主張し、現在に至る。

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サンフランシスコ講和条約に基づく国境線

1951、日本は連合国と「サンフランシスコ講和条約」を締結。この条約で日本は、戦前に領有していた台湾や朝鮮半島をはじめ南樺太・千島列島を放棄することが確定した。

treaty of peace with japan yoshida
サンフランシスコ講和条約に調印する日本全権の吉田茂首相

ここで問題となるのが、「千島列島」が何を指し、最終的にどこに帰属するかという点だ。

調印に先立つサンフランシスコ講和会議では、日本全権だった吉田茂首相が「歯舞、色丹が北海道の一部で、千島に属しない」と述べた。しかし、択捉島国後島については「昔から日本領土だった」と言及するにとどまった

一方で、外務省の西村熊雄条約局長は195110月の衆議院特別委員会で「放棄した千島列島に南千島国後島択捉島)も含まれる」と答弁した

結局のところ、「千島列島」が何を指すのか日本側でもぶれてしまった。サンフランシスコ条約でも帰属は明記されなかった。また、東西冷戦の最中であったことから、西側諸国と対立していたソ連や中国はサンフランシスコ講和条約に参加せず、条約は「片面講和」になってしまった。

 

・・・・・・・・・・(略)

 

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/24/hoppo-ryoudo-kaisetsu_n_10113020.html

 

 

ソ連は、日本の終戦直前の状態を絶好な好機と考え、

 

1945.4.5 に「日ソ中立条約」の破棄を通告してきた。

1946.4.25 には、これにより「日ソ中立条約」は失効することになった。そしてまだ有効であったが

1945.8.8 にはその「日ソ中立条約」を一方的に破棄して、対日宣戦布告をしてきた。そして

1945.8.9 未明に満州国、朝鮮北部に侵攻を開始する。

1945.8.11 にはソ連軍は日本領の「南樺太」に侵攻してきた。そして引き続き

1945.8.18 には千島列島最北端の占守島に航空機、揚陸艦を含む大部隊で侵攻してきたが、終戦処理中であった日本軍はこれに対して反撃し、見事撃退した。しかし日本政府の指示で停戦した。その後兵士たちはシベリアに拉致されている。

1945.8.28 には択捉島国後島色丹島に侵攻し

1945.9.1 には、これを占領した。そして

1945.9.3 には、歯舞群島に侵攻し

1945.9.5 にこれを占領した。その後、

1946.2.2 ソ連邦最高会議が、四島を一括してソ連邦に「編入」した。

 

北方四島は、1855年の日露和親条約で日本領として確定しているもので、放棄した千島列島には含まれていない。含まれているような話もあったが、日本政府は訂正している。

北方四島はこのように、ポツダム宣言受諾後の不法攻撃であり、明らかに不法占拠である。

 

日本は絶対にこの暴挙を許してはならない。先にも述べたように、ロシアには無駄金を使わせて経済的に疲弊させてゆかなければならない。日本に対する防衛対策として高額な軍事費を支出させるようにすることだ。日本は何とかして、憲法九条を破棄して国防軍を完備させ核をもち友好国と強固な同盟関係を保ち、ロシアをして怖がらせなければならない。

 

核に対しての高額な防衛費をロシアに支出させて、経済を疲弊させてゆけば日本の経済援助のありがたさを身に染みて感ずることになろう。その時には北方四島の返還が実現できると言う物である。

 

単なる信頼醸成だけでは、北方四島は返っては来ない。トランプに期待するのは、日本の核武装北方四島ではない。

 

日本の真の近代化は、自分の国は自分で守ることができ、そのためには核武装も厭わず、そして北方四島が確実に日本のものとなった時である。

(終わり)

日本近代化の流れ(89)

■そもそも「北方領土」ってどんなところ?

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北方領土の周辺図 北方領土o-HOPPOURYOUDO-570

北方領土」とは第二次世界大戦に絡み、ソ連(現在のロシア)が占領した歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)の4つの島(北方四島)を指す。



面積はおよそ5000kで、千葉県や愛知県と同程度の面積だ。日ロ両国が自国の領土と主張し、現在ロシアが実効支配している。北方領土をめぐる日本とロシアの領有権の対立、これが「北方領土問題」だ。

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北方領土国後島 北方領土国後o-KUNASHIRI-570

北方領土の東側は太平洋、西側はオホーツク海に面している。南からの暖かい日本海流黒潮)と、北からの冷たい千島海流親潮)の影響で、周辺海域は水産資源も豊富だ。また択捉島は、本土四島(北海道・本州・四国・九州)を除くと日本最大の島火山島で、温泉が多いことでも知られる。

■日本とロシア、国境策定の経緯

戦前、日本とロシアは数度にわたって国境を決める条約を締結している。その主なものを地図と合わせて、簡単に振り返ってみよう。

11855年 日魯通好条約(日露和親条約

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日魯通好条約(日露和親条約)に基づく国境線 北方領土日露o-NITIROTUKOU-570

およそ160年前の18552月、日本(江戸幕府)とロシア(ロシア帝国)の間で初めて国境を確定した日魯通好条約(日露和親条約)が結ばれた。両国の国境線は、択捉島と得撫島(ウルップ島)間に定められた。樺太島(サハリン)には国境を設けず、これまで通り両国民の「混住の地」にすると定められた。

日本政府は、この条約を根拠に「北方領土はこの時に日本領となった」とする立場をとっている。

21875年 樺太千島交換条約

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樺太千島交換条約に基づく国境線 北方領土交換o-KAWAFUTOTISHIMA-570

明治維新後の1875年、日本はロシアと樺太千島交換条約を締結。日本は樺太島の領有権を放棄するかわり、千島列島をロシアから譲り受けた。この条約では、占守(シュムシュ)島から得撫(ウルップ)島まで18の島々の名を「千島列島」として列挙している。

この条約を根拠に、日本政府は現在に至るまで「歯舞群島色丹島国後島択捉島北方四島は、千島列島に含まない」としている。

31905年 ポーツマス条約

potumasu
ポーツマス条約に基づく国境線 北方領土ポーツマスo-POTUMASU-570

1904年、日露両国は朝鮮半島中国東北部の支配圏をめぐって日露戦争が勃発。これに勝利した日本は1905年、ポーツマス条約で南樺太を獲得した。

(続く)

日本近代化の流れ(88)

日露間では、「外務・防衛担当閣僚協議」(2プラス2)を年明けに再開することで調整していることが明らかになっている。これは、日本にとって、大いに喜べるニュースである。というのも、日本にとってロシアは、「安全保障面」で非常に重要だからである。

 

このことは、「日本・米国vs中国・ロシア」というどちらが勝つかわからない戦いから、ロシアを離して「日本・米国vs中国」という日米は必ず勝利できる 関係にもってきたということである。

 というわけで、日本は、米国との関係を強固に保つと同時に、中国とロシアを分裂させ、ロシアを中立にとどめておくことがとても大事なのだ。



中国は、日本の専門家やマスコミより、安倍総理の意図を正しく理解している。つまり、「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えである、と。確かに、今回のプーチン来日で、「中ロ分断に成功した」というのは大げさだ。しかし、日本は「中ロ分断にむけて一歩を踏み出した」ということはできるだろう。

確かに、今回のプーチン来日で、北方領土問題の進展はなかった。しかし、経済協力は大きく進み、安全保障分野の協力も再開される。だから、プーチン来日は、日本にとっても成功」と言えるのだ。その意味は、「中国とロシアを分断するのに、成果があった」ということだ。

 

これは次の論考の要旨である。

 

北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由

【第30回】 20161219日 北野幸伯 [国際関係アナリスト]

http://diamond.jp/articles/-/111753?page=4

 

ここ↑をぜひ参照願う。

 

それでもプーチンは、日本から北方四島の共同経済活動の実施の確約を得て、ほっとしたのか丁寧にお辞儀をして帰っていった。

 

 

ロシア大統領、帰国の途に

日ロ首脳会談のために来日したロシアのプーチン大統領は一連の日程を終え、16日午後7時ごろ、特別機で羽田空港から帰国の途に就いた。写真は特別機に乗り込む前にお辞儀をするプーチン大統領。【時事通信社   

http://www.jiji.com/jc/p?id=20161216193603-0022931353

 

安部首相は2016年には、3回ほどプーチンと会っている。先ず、

2016.5.6 に欧州歴訪(4.28~5.7)の中で、ソチで首脳会談を行っている。ロシアとしては

2014.3クリミア半島併合の結果欧米より経済制裁を受け四苦八苦しているので、ある意味この会談は渡りに船であったのではないのかな。というのも

 

2016.5.26~27 G7主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)への参加はままならず、領土問題を餌に日本国の首相と会えたのは、それなりのメリットがあったのではないのかな。そしてヨーロッパでは

2016.6.23 にイギリスではEU離脱可否の国民投票があり、僅差でEU離脱がきまり、安倍首相は

 

2016.9.2~3 ウラジオストクの「東方経済フォーラム」で、9.2プーチンと会っている。更には、

 

2016.11.19~20 リマでのアジア太平洋経済協力会議APEC)において、11.19にも会っている。

 

しかしながら、その何れにおいても北方領土問題に対しては、プーチンから色よい返事は聞けなかったようだ。そして今回の

 

2016.12.15~16 山口東京でのプーチンとのこの首脳会談であった。

 

 

さてそこで日本の北方領土が、なぜ日本の固有の領土であるのか、をおさらいしてみよう。

 



北方領土問題とは、そもそも何? わかりやすく解説 【今さら聞けない】

The Huffington Post  |  執筆者: 吉川慧

 

投稿日: 201605251415JST 更新: 201612161714JST

RUSSIAN PRESIDENT VLADIMIR PUTIN AND PRIME MINISTE

会談する安倍晋三首相(左)とロシアのプーチン大統領(ロシア・ソチ)201656| Kommersant Photo via Getty Images


安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領121516日露首脳会談に臨む。そこで注目されるのが、両国間で懸案となっている「北方領土問題」の行方だ。

安倍首相は5、日露首脳会談の際に「今までの停滞を打破するべく、突破口を開く手応えを得ることができた」と発言9ウラジオストクプーチン氏と会談した際も、「新しいアプローチに基づく交渉を具体的に進めていく道筋が見えてきた。その手応えを感じた」と発言するなど交渉の進展を強調してきた。

しかしここへきて、交渉の行方は不透明さを増している。

安倍首相とプーチン大統領1119APECの開催地ペルー・リマで会談。プーチン氏の訪日前最後の首脳会談ということで、北方領土問題と平和条約の締結について詰めの議論が交わされたとみられる。だが会談後に安倍首相の口から出たのは、これまでのムードを覆すものだった。

70年間できなかったわけで、そう簡単な話ではない」
「大きな一歩を進めることはそう簡単ではない」

安倍首相が語ったのは、北方領土問題への厳しい見通しだった。これまでの交渉進展ムードからは一転、明らかにトーンダウンしていた。http://www.asahi.com/articles/ASJCN1S1PJCNUTFK002.html

プーチン氏も1120日の記者会見で「北方四島は)国際的な文書によりロシアの主権があると承認された領土だ」と明言。厳しい姿勢を崩さず、日露間の歴史認識のズレが改めて如実になった。

加えてロシアは、北海道の道東全域を射程内におさめる最新鋭のミサイルを北方領土に配備プーチン氏の訪日を前に、北方領土自国領土として防衛力を強化する姿勢を鮮明にしているかのようにも見える。

結局「北方領土問題」はどうなるのか。日露首脳会談の前に、その歴史的経緯を振り返ってみる。

(続く)

日本近代化の流れ(87)

ロシアとの平和条約なんぞはそれほど急ぐ必要はない。中国に対しての重しとなる、ということは一理あるということはわかる。ロシアがこれ以上中国に近付かないように、日本がロシアと仲良くするということは大事な事ではあるが、何もそれが平和条約でなければならない、ということにはならないのではないのかな。

 

 

北方四島で共同経済活動=日ロの法的立場害さず-安倍首相、プーチン氏と合意 

2016/12/16-18:40

ロシアのプーチン大統領(左)と共同記者会見する安倍晋三首相=16日午後、首相公邸

 

 安倍晋三首相は16日午後、ロシアのプーチン大統領首相官邸で2日目の会談を行った。焦点の北方領土問題を含む平和条約締結に向け、日ロ双方の法的立場を害さない形で、北方四島での共同経済活動に関する協議を始めることで合意した。4島の帰属問題では実質的な進展はなかったとみられる。活動の制度設計は今後の協議に委ねられるが、実現した場合でも、領土問題解決につながるかは不透明だ。会談では、経済・民生分野の協力強化も確認した。

「ロシアの懸念考慮を」=北方領土問題-プーチン大統領

 約1時間10分の会談後、両首脳はプレス向け声明を発表した。声明は、択捉、国後、色丹、歯舞4島での共同経済活動に関する協議を開始することが「平和条約締結に向けて重要な一歩になり得るとの相互理解に達した」と明記。共同経済活動の実施は「平和条約に関する両国の立場を害さない」ことに立脚するとした。両首脳の平和条約締結への「真摯(しんし)な決意」も盛り込んだ。
 首相は会談後の記者会見で、共同経済活動に関し「特別な制度について交渉を開始することで合意した」と説明。領土問題については「解決にはまだまだ困難な道が続く」と認めた。プーチン氏は「共同経済活動を実現することで平和条約締結に向けた信頼が醸成される」と述べた。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600623&g=pol

 

北方四島の共同経済活動の実施については、純然たるロシア領内としての活動実施ではなく、特別な制度を作って(日本領ではあるが)どちらかの領土として認められるようなものではないものを作って、共同経済活動をやってゆこうということのようだが、結局はああでもない、こうでもないと言う格好になって時間ばかりかかって何も得られないということになるのではないのかな。

 

 

日ロ首脳、4島の共同経済活動協議で合意 平和条約締結へ1 

World | 2016121617:10 JST  関連トピックス: トップニュース

 12月16日、ロシアのプーチン大統領と安倍首相は、日ロ首脳会談後に発表された声明で、北方4島の共同経済活動に関する交渉を進めることで合意し、平和条約問題を解決する真摯な決意を表明した。写真は都内の首相官邸での両首相。代表撮影(2016年 ロイター)

 12月16日、ロシアのプーチン大統領と安倍首相は、日ロ首脳会談後に発表された声明で、北方4島の共同経済活動に関する交渉を進めることで合意し、平和条約問題を解決する真摯な決意を表明した。写真は都内の首相官邸での両首相。代表撮影(2016年 ロイター)

 

[東京 16日 ロイター] - ロシアプーチン大統領安倍晋三首相は16日、日ロ首脳会談後に発表された声明の中で、北方4島の共同経済活動に関する交渉を進めることで合意し、平和条約問題を解決する真摯な決意を表明した。

日ロ首脳は、択捉・国後・色丹・歯舞の4島における共同経済活動の協議開始が平和条約締結に向け重要な一歩との理解に達した。両首脳は漁業・養殖・観光・医療などの共同経済活動の条件・形態・分野の調整に向けた協議を開始するよう関係省庁に指示したことを明らかにした。

両国は、国際約束の締結を含む共同経済活動実施のための法的基盤の諸問題を検討すると声明で述べた

http://jp.reuters.com/article/japan-russia-statement-idJPKBN1450QN

 

 

 

日本の経済協力でそれなりに豊かになれば、軍隊を養うことがよりしやすくなる。ロシアはそれを目指しているのではないのかな。ロシアは、北方四島に更に強力な軍隊を、駐留させることにはならないのかな。我々はそれを危惧する。

 

まあ一般的に平和条約では、適正な形で国境が定まり、天然資源に対する両国の関係も決められることになる訳であるが、今回の場合は北方四島がきちんと日本のものであるということが定まらない限り、平和条約は締結することが出来ない。現在の状態でも、日本のものであると帰属が明確に規定されれば、それでも良いと日本は言っているのであるが、ロシアはそれでは納得しない。だから永遠に平和条約は締結できない。

 

日本のものにするためには、ロシアが譲歩せざるを得ないほどののっぴきならない状態に押し込むことしかないのである。それはロシア(経済)を一層の困窮状態にさせることである。丁度日露戦争の時に、帝政ロシアの崩壊を手助けしたように。だから経済制裁の強化なのである。

 

 

平和条約ない状態に終止符打つ決意、声明に明記=日ロ会談で安倍首相 

Markets | 2016121616:05 JST

[東京 16日 ロイター] - 安倍晋三首相は16日午後、プーチンロシア大統領との2回目の首脳会談の後の共同記者会見で、同大統領と、日ロ間に平和条約がない異常な状態に終止符を打たなければならない決意を確認し、同時に発表した声明に明記したと語った。

また北方4島での共同経済活動を行うための特別な制度について交渉を開始することで合意した、とし、共同経済活動は両国の立場を害さないという共通認識のもとに進められる、と述べた。

*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。

(石田仁)

http://jp.reuters.com/article/idJPT9N1DT085

 

 

平和条約の無い状態に終止符を打つことは、言うなれば、理想中の理想である。生半可な事では、ロシアはそれには乗っては来ないであろう、北方四島を返すことになるから。北方四島をロシア領として平和条約を結ぶことは、日本は絶対に出来ない。

 

もう一度言うが、ロシアとの平和条約の締結をそんなに急ぐ必要はない。

 

日本は功を焦らず百年の計で、ことを進めるくらいの戦略が必要である。そうでなければ『北方四島』は戻っては来ない。

 

丁度『THE HUNDRED-YEAR MARATHON』である。

(続く)

日本近代化の流れ(86)

だから、「まずは両国の信頼を醸成し、その上で領土問題の解決と平和条約の締結につなげようとするもので、ようやく出発点に立った格好だ」と考えること自体が、間違い。信頼が醸成されたからと言って不法占拠した北方四島を返してくれる筈はない。それにもましてロシアとは、信頼関係が醸成されるということは、かなり難しい筈だ。不可能と言ってもよかろう。

 

信頼の醸成への努力にブラスして、もう一つ何かが必要となろう。それは何か。

 

その前に「北方4島での共同経済活動」の内容を確認しておこう。

 

 

日ロ経済協力、過去最大規模=官民80件で3000億円-政治主導で進出加速

2016/12/16-22:03

合意文書交換式で、ロシアの代表者と握手する世耕弘成経済産業相(中央右)。左端はプーチン大統領。右端は安倍晋三首相=16日午後、首相公邸

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 日本とロシアは16日、安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳会談を踏まえ、エネルギーや医療・保健、極東開発など8項目の経済・民生協力プランに基づき、官民で80件の合意文書を交わした。政府間で12件、民間レベルでは当初想定のほぼ倍の68件の広範な経済協力で合意した。日本側の投融資は3000億円規模過去最大規模の対ロシア経済協力となる。政治主導で日本企業のロシア進出が加速する見通しだ。

「大統領と同じ秋田犬を」=プーチン氏と登場で人気-ロシア



安倍首相は記者会見で「今までの日ロ関係で前例のないことだ」と強調。プーチン大統領は極東地域での石油・天然ガス開発に触れ、「ガスと電力を非常にいい価格で日本に最短距離で届けられる」と語った。経済協力を先行させ、領土問題で譲歩を引き出す環境を整備するのが狙い。
 エネルギー分野では、石油や天然ガスなどロシアの地下資源開発で両国が協力するほか、東京電力福島第1原発廃炉の技術協力など原子力平和利用が盛り込まれた。民間では、三井物産三菱商事が参加するサハリン(樺太)沖の天然ガス・石油開発「サハリン2」の生産設備増強に加え、丸紅国際石油開発帝石などがロシア国営石油会社とサハリン沖の炭化水素探査などで合意した。
 欧米からの経済制裁資金調達に苦しむロシアの意向を受け、三井住友銀行みずほ銀行が国営天然ガス独占企業ガスプロムに融資するなど資金供給面でも協力する。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600613&g=eco

 

 

迂闊ではないにしても、ロシアにそんなに軽々しく金は貸さないことだ。貸すにしてもそれなりに目の飛び出るような利息を貰うようなものにしないといけない。そうすれば、少しは言い訳が立つと言う物ではないのかな。

 

そしてロシアには更に、金を使わせることを考えないといけない。余分な金を使わせて、ロシア経済を更に困らせることをやらないといけない。

 

どっちみち北方四島を返す気がないのだから、更に無駄金を使わせて困窮させることだ。

 

その方法が一つある。それは、日本の防衛にもとても役に立つものである。日本が自立することにも資するものである。

 

それは、日本が核武装することである。当然核弾頭を備えたミサイルも持つことになる。

 

すると、中国などは迂闊に日本に手は出さなくなるであろうし、ロシアも対日本に対する防衛を考えなくてはならなくなり、余分に金を使うことなる。そのようにロシアには無駄金を使わせることである。

 

そして、何らかの信頼関係が成り立てば、例えばの話だが日露通商同盟(軍事でも可)などを締結して、その関係が続けば日本の核がそれほど脅威とみなされなくなりロシア側がより経済協力を欲するようになり、領土問題の解決の道が開けてくるのではないのかな。

 

いずれにしても、ロシアに対しては、それほど甘く考えないことだ。安倍さんも少し、甘くなったのではないのかな。甘くないよ、ロシアは。何せ日露戦争で、予想に反してこっぴどく叩かれたことを、いまだに根に持っている筈だから。

 

日ロが共同経済活動へ交渉、領土問題は「困難な道」と安倍首相 

World | 2016121623:15 JST    関連トピックス: トップニュース

 

 12月16日、安倍晋三首相(写真右)とロシアのプーチン大統領は、2日間にわたる首脳会談を終え、60以上にわたる経済協力事業を進めることで合意した。写真は経団連会館での会合に出席する両首脳(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 安倍プーチンr

 

[東京 16日 ロイター] - 安倍晋三首相とロシアプーチン大統領は16日、2日間にわたる首脳会談を終え、60以上にわたる経済協力事業を進めることで合意した。一方で、日本が最重要課題に位置付ける領土問題に関連して一致したのは、4島における共同経済活動に向けた交渉の開始のみ

まずは両国の信頼を醸成し、その上で領土問題の解決と平和条約の締結につなげようとするもので、ようやく出発点に立った格好だ。

15日に安倍首相の故郷の山口県長門市で、16日に東京の首相官邸で会談した両首脳は、択捉、国後、色丹、歯舞の4島での共同経済活動に向け、交渉を開始することで合意した。漁業や養殖、観光、医療などを想定し、法的立場が侵されないことが前提とする日本、自国の法律に基づき実施するとしているロシア双方の主張に沿う特別な制度を検討する

16日午後の共同会見で公表した声明には、共同経済活動と平和条約締結を結びつける表現を盛り込んだ。安倍首相は「互いにそれぞれの正義を何度主張しあっても解決できない」としたうえで、「新しいアプローチ、未来志向のアプローチこそが最終的な結果に結びつく道と確信している。平和条約締結に向けた重要な一歩だ」と語った。

プーチン大統領は共同会見で経済協力について多くの時間を割きつつも、平和条約についても言及。「共同経済活動のための特別な制度というメカニズムのもと、最終的な平和条約締結に近づけるようにもっていくことが大事だ」と語った。

しかし、共同経済活動に向けて交渉し、実際に活動を始め、信頼関係を十分に構築した上で領土問題を含む平和条約を締結するには相当の時間を要することが予想される。安倍首相は「領土問題の解決にはまだまだ困難な道は続く」と述べた。

日本が平和条約締結の前提としている4島の帰属についても、両首脳が議論したかどうかは不明だ。安倍首相とプーチン大統領は通訳だけを同席させて1対1で議論する時間があったが、政府高官は「中身については話せない」としている。

国際政治が専門の拓殖大学の川上高司教授は、「まさに入口に立ったというところ。時間はかかるだろう」と指摘。一方で、「それほど時間はない。安倍首相とプーチン大統領がいるうちに解決する必要があるし、(トランプ次期大統領の)米国とロシアが接近する前に話をどんどん進める必要がある」と語った。

両国の経済協力についても議論した両首脳は、地下資源の探査事業など68の事業を進めることで合意した。日本企業からの投資、融資を合わせると総額3000億円の規模になるという。

プーチン大統領は、ロシアは日本との経済協力だけに関心があるのではないかとの見方を否定。「私にとって最も重要なのは平和条約の締結。それがロ日の長期的な協力につながる」と語った。

最大野党・民進党蓮舫代表はコメントを出し、「経済協力の『食い逃げ』につながるのではないかという懸念が残り、肝心の北方領土問題の解決に向けての具体的な進展が見られなかったことは残念だ」とした。

*内容を追加します。

(久保信博、石田仁志、Ekaterina Golubkova 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/2ndmeeting-abeputin-idJPKBN1450E1?sp=true

 

 

安倍晋三首相は、ロシアとの平和条約の締結が偉業の一つだと思っていらっしゃるようだが、我々国民はそうは思わない。ロシアと平和条約を結んで何の得があるのであろうか。今までも、普通にロシアとは付き合ってきたではないのかな、平和条約がなくても。

(続く)