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続続・次世代エコカー・本命は?(8)

(3)2016年世界販売、トヨタ首位陥落、VWトップ!

 

この件については、既に先のブログ2016.8.24 の「続・次世代エコカー・本命は?(93」で予想しておいたものではあるが、そこでは次のように述べている。

 

 

()アドヴィックス爆発事故トヨタは、5/31~6/1と約2日間の生産ラインを止めている。6/2には生産は再開されたと言っているが、この1.5日から2日間の車両組み立てラインの停止により減産台数は如何ほどになるのであろうか。

 

愛知製鋼の爆発事故での6日間の生産停止では、9万台の減産と言っているので、1日に換算すると1.5万台の減産となっている。それを参考に今回のアドヴックスの影響は全社的でないとして、1万台は超える程度の減産となったのではないのかな。

 

とすると、この3回の事故での生産への影響は、少なく見積もっても9+8+1=18万台ほどの減産となろう。

 

トヨタは国内生産300万台は維持すると言っているので、1年間の稼働日を250日とすると、1日の生産台数は1.2万台となる。これは少なく見積もっているので、現状は1.2万台/dayよりは多くなろうが、これで計算すると18万台/1.2万台・日=15日となるので、20日稼働・月とするとほぼ3週間の稼働が必要となる計算となる。この遅れは、トヨタと言えども今年中には挽回できないであろう。1.5万台/dayとしても12日となり、2週間半ほどの稼働が必要となる。これを月2回の土曜日などの臨時出勤(定時稼働)でこなそうとすると、15÷2/=7.5ヵ月も掛かってしまう。と言う事は20167月から月2回の臨時出勤で挽回しようとすると、来年の2月までかかってしまう事になる。当然社内的にも労働組合などとも、臨時出勤に関してかなり突っ込んだ話し合いが必要となろう。

 

まあこれは7月から挽回生産を開始すると言った前提であるので、年初からシャカリキに挽回生産を実施していれば話は別になるが、残念ではあるが、2016年の世界生産・販売台数トップは、VWに譲らざるを得ないであろう。

 

何も世界販売がトップでなくてはならないと言うわけでもないので、そうシャカリキになる必要はないのではあるが、

 

20161~6月の世界販売台数は

 

VW  5116800

トヨタ 4992000

 差  124800

 

と言う事なので、18万台の減産がなければ優に世界販売台数でも、VWに引けを取らなかった勘定となる。

 

まあそれよりも、なぜトヨタ系の関連会社で爆発事故が続いたのであろうか、と言う事の方が重大なことである。当然それぞれの作業の過程で、何らかの手違いが発生した結果の事である訳で、トヨタグループ全体に社内風紀的にいわゆる何かが緩んでいた結果ではなかろうか。これを締め直すには、並大抵な事では出来ないのではないのかな。トヨタも正念場である。

 

 

そんなわけで、トヨタは世界年間販売の首位から転落してしまった。

 

 

トヨタ、世界販売で5年ぶりに首位陥落 トップのVWとの勝敗分けた「中国の差」

2017.1.31 06:12

トヨタとVWの世界販売台数
トヨタとVWの世界販売台数【拡大】 世界販売bsa1701310500001-f1 s5nk

 トヨタ自動車が30日発表した2016年のグループ世界販売台数(ダイハツ工業日野自動車含む)は前年比0.2%増の1017万5000台だった。これに対しドイツのフォルクスワーゲン(VW)は3.8%増の1031万2000台で、トヨタ約13万7000台下回り5年ぶりにトップから陥落した。VWは初の世界首位となった。世界最大の自動車市場である中国販売の数量差などが勝敗を分けた。

 15年もVWは中盤までトヨタを上回っていたが、15年9月に発覚した排ガス不正問題で終盤に失速して、トヨタが22万台差で4年連続の世界首位を維持した。

 16年の決戦で焦点となったのは、トヨタがVWとの中国の販売差を主力の米国でどう補うかだった。16年の中国販売はトヨタが121万4000台VWは398万2000台と、ともに過去最高だったが、トヨタは3.3倍もの差を付けられた。一方、米国では、排ガス規制逃れ問題が最初に明るみに出たVWが2.6%減と苦戦を強いられたのは予定通りとして、トヨタも2.0%減とマイナス圏に沈んだ。原油トヨタが得意とする燃費に優れた乗用車販売が伸び悩み、中国市場でのVWとの販売差を最後まで詰めきれなかった。

 トヨタにとっては、16年前半に国内工場が相次いで一時停止したのも響いた。2月にはグループの愛知製鋼で爆発事故が起き、国内車両生産を約1週間停止。4月の熊本地震ではアイシン精機の子会社が被災し、合計で約17万台の減産となった。5月にもアイシンの別の子会社で爆発事故があり、生産がさらに約1万台減り、販売に影響した。

 トヨタは17年の世界販売を1020万台と、14年(1023万台)に次ぐ高水準と計画する。17年もVWとの頂上決戦が一段と激化するのは確実なようだ。

 

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170131/bsa1701310500001-n1.htm

 

 

 

トヨタVW2016年の世界販売は次の通り。

 

   2016年販売   中国販売   '16年米国販売★ (2015年、'16/'15 %) 2017

トヨタ 10175千台  1214千台  2450千台(2500千台 -2.0%)  1020万台

VW    10312千台  3982千台   587千台( 603千台 -2.6%)  未公表

差   -137千台  -2768千台  +1863千台(+1897千台)   

便宜的に、VW,Audi,Porscheの3社の合計値とした。

 

2016.8.24、「続・次世代エコカー・本命は?」のNO.93なども参照願いたいが、上記の記事にもあるように、トヨタは昨年事故などで約18万台の減産を強いられている。

 

2016年の世界販売は、上表の通り137千台だけ、VWに負けている。あの18万台の減産がなければ、2016年も世界販売はトヨタがトップであった。この数字で行くと43千台だけVW を上回っていたことになる。結局前半の 124800の差は埋めきれなかったことになる。

 

この記事では、中国での販売の差を埋めきれなかったと言っているが、そうではなくて、あのような事故が3件も続いて18万台も減産せざるを得なかったのが真の原因だとしてもおかしくない。こんなことが続けは世界販売でトップに立てないということは、トヨタとしても十二分にわかっていたことではある。普通にやっていればトップに立てたものを、まことに惜しいことをしたことになる。

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(7)

トヨタ堤工場、またぼや発生 ダクトから出火

2014/7/9
ニュースソース
日本経済新聞 電子版

 8日午前1010分ごろ、愛知県豊田市堤町馬の頭のトヨタ自動車堤工場から、「ダクトから出火した」と119番通報があった。排気用ダクトの一部と鉄板製の屋根約9平方メートルが焦げたが、工場の作業員が消し止めた。けが人はなかった。同工場では、5日にも別のダクトが焼けるぼやがあった。

 県警豊田署によると、出火したのは塗装工程で発生する熱などを逃す排気用ダクト付近。屋根の上に置かれたダクトの出口部分の金網に付着していたすすやかすが熱気で燃え、屋根に落ちたという。

 出火の影響でトヨタは8日、堤工場の2本ある車両組み立てラインの1本で夜間操業(午後4時15分から翌日午前1時まで)をやめた。残りの1本は午後8時から操業を再開した。「生産設備の稼働に影響する大きな被害はない」(トヨタ)とみて9日は通常稼働に戻す方針だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFD08H18_Y4A700C1CN8000/

 

 

ボヤで生産ライン1本5時間止まる

トヨタ工場   毎日新聞201512161202(最終更新 12161202)

 16日午前3時5分ごろ、愛知県豊田市堤町馬ノ頭1のトヨタ自動車堤工場の塗装ラインの配線から火が出ているのを従業員が発見した。備え付けの消火器で間もなく消火し、電気コード約1メートルが焼けた。火災の影響で2本の生産ラインのうち1本が同6時20分から約5時間止まった。県警豊田署が出火原因を調べている。

 同工場はトヨタの主力のハイブリッド車(HV)「プリウス」の4代目を生産している。【中島幸男】

http://mainichi.jp/articles/20151216/k00/00e/040/190000c

 

 

トヨタ自動車本体としては、ISOの認証取得はしていないようだが、トヨタとしてはそれ以上のことをやっていると言う自負があるようで、ISOの認証取得には積極的ではない。まあ毎年1千万台以上のクルマをコンスタントに生産・販売しているので、品質管理環境管理などには相当自信を持っているようだ。そうでもないとやってゆけない、と言うことであろう。

 

 

さてトヨタ車体に話を戻そう。

 

とは言うものの、車両生産は、材料、加工、各種材料処理、組み付け、運搬、組み立てと物理的には複雑怪奇な生産工程であるにもかかわらず、火災発生などは殆ど起こっていないという方が、正しいのかもしれない。車を作るということは、それ程複雑な総合工業生産工程なのであろう。

 

 

まあ先の記事ではないが、

 

2016年に入り大きな事故が、(2016)愛知製鋼→アイシン九州→アドヴィックス(2017)トヨタ車体いなべ工場 とこうも続くということは、何かあるのではないかと、疑われても仕方ないであろう。早急な対策を期待したいものであるが、今のところトヨタ自動車本体での車両生産を止めるほどの災害などが、起こっていないということはご同慶に至りである。

 

 

いなべ工場と言えば、1993年・H5年に操業を開始している。最新と言ってもすでに24年もたっているので、古い工場の部類に入るのであろう。トヨタ車体プロパーとしては、次の3つの工場を持っている。

 

 

トヨ車刈谷工場   1936年操業  99,100㎡ ウェルキャブ、コムス

トヨ車富士松工場 1964年操業 436,700㎡ エスティマノア・ボクシー、ランクル70

トヨ車いなべ工場  1993年操業 800,500㎡ アルファードヴェルファイアハイエース

トヨタ堤工場  1970年操業 940,000㎡ プリウス、同PHV、カムリ、プレミオ、アリオンなど

 

 

トヨタ車体のいなべ工場が既に操業24年経過しているのに対して、トヨタ自動車の堤工場は1970年(S451月の操業であるので、既に47年が経過している。いなべ工場より2倍も古いのである。

 

トヨタ自動車も今年は、80周年となる。思わぬところで何かが起こってもおかしくないのである。

 

従って、トヨタ自動車トヨタ車体同様に、老朽化等による設備故障や火災発生、その他の災害の発生には、くれぐれも細心の注意を果たさんことを願ってやまないものである。

 

なお「工場稼働のための重要設備」に対する諸管理や災害対策に関しては、先の小生のブログ「続・次世代エコカー・本命は?(96」(2016.8.29)でも言及しているのでご参照願うが、そこでは199721日に起こったアイシン精機刈谷工場(プロポーショニング・バルブ:PVの生産工場・トヨタ車の90を担っている)での火災による7万台も減産する工場火災の事故を述べている。

 

この件に関しては、http://www.sydrose.com/case100/315/ を参照されるとよい。

 

トヨタとしても、このような災害が2016年に引き続き、2017年も続いては堪ったものではない筈だ。年間販売トップを狙って商売をしているわけではないが、もしそんなことが起これば、今年も世界販売のトップの座VWに奪われかねないのだ。

 

天変地異も含めて不確実な世の中ではあるが、さらなる諸災害の発生が起こらないことを祈って、次の話題の移ろう。

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(6)

ISOの認証のご利益が台無しとなってしまう。

 

トヨタ車体株式会社の審査認証を担当した審査機関は、(財)日本自動車研究所審査登録センターだそうだが、このような火災を起こしてしまっては、環境でも品質でも、もう一度再審査をしなければ、JARI-RBの審査レベルを疑われることになろう。

 

また、http://www.toyota-body.co.jp/csr/environment/topics/2016/20160401.pdf における

 

第6次「トヨタ車体環境取り組みプラン」(2016~2020年度)を策定 

 

2.第6次 トヨタ車体環境取り組みプランの実施項目と目標  では

 

生産環境 低炭素 生産活動におけるCO2排出量の低減  として 目標値

 

生産CO2排出量

温室効果ガス排出量(CO2以外)

 

となっているが、その大本となる設備管理については、基本事項として当然の実施事項のためなのか、例えば「設備メンテナンス精度の向上」などと言った目標値の設定はない。

 

 

更には、

 

環境への取り組み

 

環境取り組み体制   として

http://www.toyota-body.co.jp/csr/environment/system/index.html

 

CSR委員会(社長)

    ↓

生産環境委員会(担当役員)

    ↓・実施事項として

省資源、省エネ、資源の再利用、生産活動に関する基本事項の審議、教育・啓発

 

とされており、ここにも設備管理の項目はない。

 

 

まあ、設備管理などは、環境でも品質でも基本中の基本となるもので、日常活動で徹底されているため、取り立てて目標設定の必要はない(日常管理で徹底されている)ものと思われるが、どうであろうか。

 

今一度、管理体制は見直されてしかるべきではないのかな。老朽化が進んていれば尚のこと、設備管理の日常項目の一つでも、このようにISOの目標管理項目に挙げておいてあれば、全社的にそれなりに設備管理の徹底が行き届いていたのではないのかな。

 

トヨタ車体ともあろう会社で、火災を起こしてしまっては、誠に恥ずかしい限りである。

 

と言ってもトヨタ自動車本体でも火事は発生させているので、トヨタ車体だけが責められるものでもないのであるが、どこの会社でも火災発生防止対策は必須事項であろう。

 

トヨタ本体の工場火災をネットで探してみると、色々と記事が載っていた。次の3件を紹介しよう。かなり頻繁に火災は発生しているようだ、ただしいずれもボヤ程度であったらしい。と言っても火が出るということは、重大な事案なので、トヨタとしても根本的な対策が必要ではないのかな。と言っても物理的な対策と言うよりも、各組織、そして各従業員一人一人がそれぞれ自覚をもって業務に励む、ということに尽きるのではないのかな。中間管理職の意識がどんな状態にあるか、ということが重要な事であり、そのためトヨタは常に人づくりに注力しているようだ。まあどんな会社でも同じ課題を持っていることであろうが、これは大変なことだ。

 

 

トヨタ堤工場で火災、プリウス 生産に一部遅れも

2011215日(火) 1925

堤工場(資料画像)

トヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)で15日午前、火災が発生した。午後には鎮火し生産を再開したが『プリウス』などに一部、生産の遅れが出た模様だ。

同社によると、火災はプリウス、『カムリ』のボディ部品を生産する成形プレス第2ラインで午前950分に発生した。正午には鎮火し、午後255分に生産を再開したが、この火事で建屋の屋根の一部を消失した。けが人はいなかった。出火の原因は調査中としている。

火災により第2ラインのプリウスやカムリの生産に一部、遅れが生じた模様で、残業で対応する見通し。第1ラインでの生産に影響はなかった。

 

http://response.jp/article/2011/02/15/151912.html

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(5)

トヨタ車体工場火災、原因はダクトのひび 生産あすにも一部再開

2017/3/23 4:00
ニュースソース
日本経済新聞 電子版

 トヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)で2017/3/20日に発生した火災の原因が、高温の空気を流すダクトに入ったひびだったことが分かった。同県桑名市消防本部などが22日まで実施した実況見分で明らかになった。生産は24日にも一部再開する見通しだが、老朽化が進む工場の検査や保守のあり方が課題として浮上している。

トヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)

トヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)いなべ-DSXMZO1438680023032017CN8001-PN1-4

 火災では塗装した車体を乾かす乾燥炉の一部が焼損した。22日には被害を受けた設備の一部を分解して詳しく調査。塗料を乾かすためにセ氏180210度の空気を流すダクトにひびが入っており、漏れた空気で周辺の可燃物で着火したという。

 トヨタ車体20日夕方から組み立てラインを止めている。24日未明までの停止を決めており、親会社のトヨタ自動車の高級ミニバンアルファード」や商用車「ハイエース」などの生産が遅れる。影響台数は明らかにしていないが2000台規模にのぼる見通しだ。

 消防本部やトヨタ車体幹部によると、2基ある乾燥炉のうち1基の内側の断熱材や天井、はりの一部が焼損した。ただ乾燥炉本体は被害を免れ、もう1基は影響を受けていないという。


トヨタ生産停止-DSXZZO1438689023032017000000-PN1-3

 24はまず被害を受けていない乾燥炉のみを使って生産を再開する方向で調整を進めており、生産台数は通常の半分となる見通しだ。さらに26日までをメドに焼損した断熱材などを交換し、27日に通常稼働を再開することを目指している。復旧作業次第で時期は遅れる可能性もある。

 トヨタグループでは昨年1月愛知製鋼の工場で爆発事故が発生し、トヨタの国内全工場で生産が停止した。同5月にはアイシン精機の子会社アドヴィックスの工場で爆発事故が起きた。直接の原因は違うが、作業者の知識が不十分などの課題が浮上した。今年、設立から80を迎えるトヨタの設備は「老朽化が進んでいる」(首脳)との指摘もあり、対策が急務だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD22H3D_S7A320C1CN8000/

 

 

 

年1回の点検では、とても間に合いそうもないことになる。それこそひび割れる前にダクト交換が必要となるわけで、定期交換のサイクルをもっと短くする必要がある。排気ダクトの耐久性にも、言及する必要があるのではないのかな。または、材質についてはそれなりに管理されていたであろうから、設備設置の際の取り扱い方なども問題となろう。

 

いなべの他の塗装乾燥炉やトヨタ車体の他工場の同種設備では、このような火災の発生はなさそうなので、ひび割れはこの中塗り乾燥炉だけの問題のようにも思えるが、何分ことが事なので、多面的な解析と対策が必要となろう、いなべ工場と言えば、トヨタ車体では一番新しい工場であるから尚更である。

 

 

 

トヨタ車体と言えば、トヨタ自動車と同じ創業基盤を持つ会社ではないのかな。それだけ由緒ある企業のである。

 

トヨタ車体のホームページによると、1936年(S11年)()豊田自動織機製作所内に、自動車組み立て工場を建設したことが、トヨタトヨ車という会社の前進だという。これがいわゆる()豊田自動織機製作所自動車部というものである。

 

 

193391日 豊田自動織機製作所内に自動車制作部門を設置する。

19349月     豊田自動織機製作所自動車部となる。

19351214日 挙母町工場用地地鎮祭62万坪・約200万㎡。

19365月     刈谷に自動車組み立て工場を建設する。トヨタ車体工業株式会社の前身。

19369 19日 トヨタが自動車製造事業法上の許可会社に指定される。

19378 28トヨタ自動車工業株式会社設立。             

1938113日 挙母工場竣工日。会社創立記念日。             

1945831日 トヨタ車体工業株式会社設立、刈谷工場のトラック車体部門の分離独立。

1947年         荒川板金工業株式会社設立。(旧アラコ)

1953年         トヨタ車体株式会社に改称。

1964年         富士松工場操業開始。

1970年         トヨタ車体、デミング賞実施賞受賞。

1980年         トヨタ車体、日本品質管理賞受賞。

1993         いなべ工場操業開始

1997年         いなべ工場ISO14001認証取得。

1999年         いなべ工場ISO9001認証取得。

2000年         超小型電気自動車「コムス」生産開始(アラコ)

200410月     トヨタ車体、アラコ株式会社と車体組み立て事業を統合。

 

 

と言ったところがトヨタ車体の沿革であるが、トヨタ車体としては「デミング賞実施蒋」や「日本品質管理賞」も受賞しており、いなべとしてもISOの環境、品質ともマネジメントシステムの認証を取得しているので、JABとしても、トヨタ車体本体の工場で、火災を起こしてもらっては困るのであろう。

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(4)

3/24()には解除されるようだが、桑名市長名で、出火工場の使用停止命令を出される始末である。

 

 

800人作業中、トヨタ車体いなべ工場燃える

毎日新聞20173202141(最終更新 3202353)

4階一部400平方メートル焼く 全員避難

 20日午後5時半ごろ三重県いなべ市員弁(いなべ)町市之原のトヨタ車体いなべ工場で火災報知機が鳴り、社員が119番した。同県桑名市消防本部や県警いなべ署などによると、塗装工程のある第2工場4階から黒煙が上がり、4階の一部約400平方メートルを焼いた。作業中の従業員にけがはなかったが、消火作業中の消防署員が煙を吸って病院に運ばれた。

 トヨタ車体などによると、第2工場は鉄骨造り4階建てで1階が組み立て工程、2~4階が塗装工程となっている。4階(約1万6500平方メートル)は通常無人で熱風による乾燥炉がある。いなべ署によると、出火当時、第2工場では約800人が作業中だったが、全員が無事に避難した。

 桑名市消防本部によると、消防車など14台が出動し、午後8時40分ごろに鎮火した。同消防本部は午後7時14分、危険防止のため第2工場の使用停止命令を出した。21日午前9時半から現場で出火原因などを調査し、解除の可否を判断する。

 トヨタ車体トヨタ自動車の完全子会社で、愛知県刈谷市に本社を置く。いなべ工場は約80万平方メートルの敷地に第1、第2、部品、成形の4工場があり、2200~2300人が働いている。トヨタのミニバンの主力工場で、ハイエースアルファードなど3車種を生産している。火災で製造・出荷に影響する可能性もある。【田中功一、松本宣良】

http://mainichi.jp/articles/20170321/k00/00m/040/076000c

 

 

火災のあった工場は、第2工場の4階の塗装乾燥炉だという。この乾燥炉は通常は無人で、塗装されたボデーの乾燥を行うために、200℃前後の熱風が流れていると言う。

 

トヨタ車体としては、多分に、この無人乾燥炉は自慢の種であったのではないのかな。ここまで自動で、しかも無人で低コストで高品質の塗装が出来る、と自慢したかった設備であった筈だ。

 

そのためには、それなりの厳重な設備管理が必要となるのであるが、少しそれを怠っていたものと思われる。何と言っても、常時200℃前後の熱風が吹き付けられており、塗装カスも舞っているのであるから、それなりの保守管理が必要となる。新しいうちはそれ程問題とはならないのであるが、長年使用続けるには、塗装カスも蓄積されてゆくので、かなり綿密な保守管理が必要となろう。

 

設備メンテナンスは、この種の設備にとっては、とても大事なことである。工場では、よくダクト火災が発生する。このことはトヨタ車体であれば、よくわかっていることであろう。この場合は、ダクトに貯まった煤(スス)などの可燃物に火がついて火災となるものであるので、ダクトの保守点検が必要なことは、十二分にわかっていたことであろう。200℃の熱風が使われていた塗装乾燥炉となれば、尚更保守点検は重要となる。

 

今回はそのダクトにひびが入っていた、と言うではないか。200℃ もの高温であれば、ダクト周りの耐火装置もそれなりに施されていたであろうし、その保守点検は重要メンテナンス項目であった筈だ。

 

きっとトヨタ車体でも、日常点検や重要定期点検も行われていたことであろう。見逃されていたとは思いたくはないが、具体的にどのようなことが必要かは小生にはわからないが、きっと定期点検・交換などのサイクルの修正や保守点検の仕方の見直しなどが必要となったことであろう。

 

 

トヨタ車体27日生産再開 火災で停止のいなべ工場

03.24 00:34伊勢新聞

 トヨタ車体(愛知県刈谷市)は23日、火災の影響で稼働停止しているいなべ市員弁町の同社いなべ工場第二工場について27日朝から稼働を再開すると発表した。

 同社広報室によると、火災は車体の塗装を乾燥させる「中塗り炉」と呼ばれる乾燥機上部にある排気ダクトに亀裂が生じ、そこから漏れた高温の熱風が堆積した塗料に引火したことが原因とみているという。

 同社は乾燥機周辺の損傷カ所や老朽箇所を点検、修繕し、排気ダクトを覆う断熱材を交換。再発防止策として、同工場を含む系列3工場について年1回の設備点検や清掃頻度を増やすことを検討していくとした。

 同広報担当は「ご心配ご迷惑をかけて深くおわび申し上げる。2度とこのような事故のないよう全社を挙げて再発防止を徹底していきたい」としている。

 火災は20日午後5時35分ごろ、塗装や組み立てなどを扱う鉄骨4階建て第二工場4階から出火。同階約1万6500平方㍍のうち、車体塗装の乾燥機周辺約400平方㍍を焼き、約3時間後に鎮火した。これを受けて同社は20日午後―23日午後までの稼働停止を発表していた。

 

http://news.line.me/issue/oa-iseshimbun/sonfyzw8tgkw?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=VgH90321132410

 

 

この伊勢新聞の記事内容が一番詳しく書かれているので参考に供したいが、「亀裂から漏れた熱風に含まれていた塗料カスが堆積し、それに引火した」ものと火災原因は理解されるが、そうすると塗装カスが蓄積するまでの期間がどれ程かはわからないが、火災以前に排気ダクトの亀裂が発生していたことになる。

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(3)

2)また、やってしもうた!トヨタ車体で火事だ!

 

トヨタは昨年の2016に、工場のトラブルで三度も組み立てラインを止めている

 

2016.1.8愛知製鋼の知多工場で爆発事故が発生、特殊鋼が不足して車の機械部品の供給が滞り、'16.2.8から車両組立工場を一週間も止めている。更には

 

2016.4.14熊本地震により、アイシン精機の子会社のアイシン九州が被災して、トヨタの乗用車の殆どに使われているドア関係の部品の供給がストップ、これまた'16.4.17から車両組立工場を一週間も止めている。これなどは復社発注が必要な部品を、コストの関係で(?)一社での生産で済ませていたのがアダとなった典型的な例であろう。そして

 

2016.5.30には、これまたアイシン精機の子会社のアドヴィックスと言うブレーキ部品の製造会社で爆発事故があり、車両組立工場が一日ほど止まっている。

 

この結果2016年の前半で、トヨタは、約18万台もの減産を強いられたのである。これは、いくら世界のトヨタと言えども、挽回不能であった。

 

2016年の世界販売のトップの座は、VWに持っていかれてしまった。この件については別途話題としたいが、この生産ラインの停止については、昨年の当ブログ(2016.8.24、「続次世代エコカー・本命は」のNO.93など)を参照願うが、そこでは次のように述べている。

 

 

まあそれよりも、なぜトヨタ系の関連会社で爆発事故が続いたのであろうか、と言う事の方が重大なことである。当然それぞれの作業の過程で、何らかの手違いが発生した結果の事である訳で、トヨタグループ全体に社内風紀的にいわゆる何かが緩んでいた結果ではなかろうか。これを締め直すには、並大抵な事では出来ないのではないのかな。トヨタも正念場である。

 

 

その緩みは、まだ締まってはいなかったようだ。昨年はアイシン精機と言う会社であったが、今年トヨタ車体と言う会社がトヨタの足を引っ張るのか。

 

高級ミニバンアルファードやベルファイアの専用工場で、火災が発生してしまった。火事が起きてしまった工場は、トヨタ車体いなべ工場の塗装工場である。

 

すぐさまTwitterなどで、その情報が行き交った。

 

 

【火災情報】トヨタ車体(株)いなべ工場で大きな火事 三重県いなべ市員弁町市之原

トヨタ車体(株)いなべ工場で火災・火事

20170324日更新

http://matomame.jp/user/bohetiku/a2fff9d860358317ce4b

トヨタ車体(株)いなべ工場で大きな火事

20日午後5時ごろ三重県いなべ市員弁町市之原にあるトヨタ車体(株)いなべ工場の4階で火災が発生。
火はおよそ3時間後に消し止められたが、消防によると、消防隊員が煙を吸って病院に運ばれたと言う。

この工場では高級ミニバンアルファードヴェルファイアの2つの車種を製造していた。


https://twitter.com/yokkaichi01

四日市消防 災害情報

@yokkaichi01

+

<災害地点 > いなべ市員弁町市之原10番地
トヨタ車体(株)いなべ工場から出火

現在も延焼中です

危険ですので付近には、
近寄らないで下さい。

#火災 #工場 #火事 #トヨタ twitter.com/yokkaichi01/st…

2017/03/20 18:09:13

 

菰野のコペン乗り https://twitter.com/komononocopen

@komononocopen

+

@ctvcatch トヨタ車体いなべ工場の火事です。 https://twitter.com/ctvcatch
17
35分ぐらいです。

2017/03/20 18:43:46

 

Hibiki/オープンデフNAドリフト勢

@hbk_sk

+

トヨタ燃えてるで

2017/03/20 18:38:05

 

https://twitter.com/h319k

日紫喜圭佑

@h319k

+

トヨタ火事や!
大丈夫か?

2017/03/20 18:03:18

 

https://twitter.com/syogeki119

syogeki119

@syogeki119

+

トヨタ車体いなべ工事で火災発生

 

 



2017/03/20 18:09:30

 

shoji

@haragchi24

+

火事った

2017/03/20 18:52:49

 

https://twitter.com/toyodaginpachi

ね銀八

@toyodaginpachi

+

トヨタ車体いなべで火災

2017/03/20 18:54:51

 

https://twitter.com/taron69

たろ。

@taron69

+

三重 トヨタ車体 火災
鎮火した?


2017/03/20 18:52:33

 

(以下略)

 

http://matomame.jp/user/bohetiku/a2fff9d860358317ce4b

(続く)

続続・次世代エコカー・本命は?(2)

 

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先ず(A+2B)順位でベスト10を見てみよう。と言っても同順があるから15車種となっているが、その中には、1位プリウスPHV9位トヨタ燃料電池車ミライ、更には2位のテスラの電気自動車モデルXなどの新エネ車がランクされていることは、注目に値する。

 

トヨタ車が9台

マツダ車が2台

スバル車が1台

ホンダ車が1

外国車が2台 

 合計 15台

 

となっている。プラグインハイブリッド車燃料電池車、電気自動車が上位に入っていることは、評価できることである。昨年3位にランクされていたプリウスは、今年は29位とかなりランクが下がっている。日産の「ノートe-power」は16位、同「セレナ」は65位と、かなり低いランクになっている。

 

 

(1)の疑問

 

ランドクルーザー200は、総合評価Bは10満点であるが、合計点Aは53と低い。そのためA評価は26と振るわなかったが、A+2B評価は9と大躍進している。その差(9-26)-17である。

2017年版対比表によると、B10点ならA60点以上(←53)でもよいのではないのか。即ち個別評価項目の評価が、辛すぎるのである。53+7は必要であろう。エコ性能が3であることが、足を引っ張っている。マイカー的に考えれば、エコ性能は悪いのであろうが、このクルマはヘビーデューティヴィークルであるので、その車の立ち位置での性能評価をする必要があろう。そうすればこのエコ性能は3は、もっと高くなってもよいのではないのかな。一般的には、マイカーをサーキットレース場的には評価しない筈だが、それと同じことではないのかな。

 

または、B点10が甘すぎるのではないのかな、と言った疑問も出てくる。個別評価の合計点Aが53ならば、総合評価Bは10→8が妥当ではなのか、と言ったことも言わなければならない。

 

 

(2)の疑問

 

BRZGT-Rは、A評価の順位は43、(A+2B)評価の順位は32で、その差32-43= -11となり、順位は11番も上昇している。これもA点49が少なすぎる結果である。Aの割には総合評価B9が高すぎるのである。

 

Bの9を主とすれば、49+6=55くらいがA評価点となるのではないのかな。見るとエコ性能や安全性の評価が幾分低い気がするので、総合評価が9点ならここら辺を加点しておく必要があろう。

まあ島下氏は、これらのクルマを買っている(好ましく思っている)、ということであろう。と言うことは、「スポーツカー」として分類しているのであれば、純粋にスポーツカーとしての評価をすればよいのではないのかな。

 

例えば、コンパクトカー的な観点からではなくて、スポーツカーとしてのエコ性能の評価が必要となろう、とまあこんな疑問がかすめたのである。

 

 

(3)の疑問

 

ルノーメガーヌRS273トロフィ2も、合計点A48と総合評価B9との整合性が取れないのだ。

 

48とするとB7程度が妥当なところだ。B8でもよいが、B9であれば、Aは48+7=55程度はほしいところだ。

外国車として422万円もするのでかなり高価なクルマである。それでもB9を与えているということは、島下氏にとって相当の魅力があった筈である。それが、個別評価に反映されていないということに、いささか違和感を感ずるところである。数字で表すということは、そういうことであろう。

 

だから総合評価Bも、個別項目の評価に加えた方がよい、と言っているのである。

 

 

(4)の疑問

 

4番めの疑問は、ダイハツコペンである。A評価の順位68から(A+2B)評価の順位ぱ5612も上がっている。だから本当に良いクルマなのであろう。

 

まあこれも、A436~7=49~50程度は必要だったのではないのかな。そうすればB8と釣り合う。

 

 

(5)の疑問

 

次は日産にのフーガである。これはA48に対してB5と、低すぎる評価となっているが、A48であるならば、Bは5→7~8であろう。

 

ハリアーも全く同じである。A475→7が妥当ではないか。

 

この2車種に対して、島下氏は何か嫌悪感でも持っているのではないかな。

 

 

(6)の疑問

 

アバルト124スパイダーである。これもルノーメガーヌと同じ理由である。A40に対して総合評価Bの8は高すぎるのである。B8であれば、A409~10=49~50程度は必要となろう。外車には甘い、ということか。

 

 

(7)の疑問

 

最後に、レクサスのLSである。総合評価Bの3はあまりにも低すぎる。Aが46であれば、Bは7が妥当。

 

1,000万円前後もするバカ高いクルマである。そんなところから総合評価Bを3としたものと思われるが、このクルマは下々が乗る車ではない。バカ高くてもそれなりにステイタスのある金持ちが乗る車である。いわゆる(超)高級車として評価すれば、いくら何でも総合評価Bが3なんてことはない筈だ。少なくともA46と評価したのであれば、B7が妥当であろう。

 

島下氏にとって、よっぽど気に障るところがあったのであろう。でなければ、マーチと同じくB3などとする筈がない。

 

 

(8)の疑問

 

カローラアクシオプレミオである。カローラは昨年も総合評価Bは3であったが、クルマの機能、性能、使い勝手などを鑑みても、これは(いくらモデル末期だと言っても)あまりにも辛すぎる評価のように感ずるものである、ということを一言加えておこう。

 

 

と言ったところが2017年版間違いだらけのクルマ選びの疑問点である。

 

個別評価項目に総合評価Bも加えて評価する方が、なんとなく妥当性があるように感じられるのであるが、個別評価項目には「走りの楽しさ」とか「魅力度」なども入っており、総合評価Bを個別評価項目に加えること自体がおかしいとも、感じている。

 

しかし数字で評価されているので、どうしても計算してしまうのである。来年は合計点Aと総合評価Bとの間の整合性をとってもらいたいものである。

 

でなければ、個別評価項目をも少し精緻にされた方がよかろう。クルマの素人にはこの関係は難しすぎる。

(続く)