続続・次世代エコカー・本命は?(63)

このようにトヨタはCO2の削減に努力をしているが、地道に進めてもらいたいものだ。あわててしまっては削減できるものも、削減できなくなってしまう。 所で話は変わるが、2017.6.17~18のルマン24hレースは、トヨタはまことに大慌てであった。3台もの最新鋭の…

続続・次世代エコカー・本命は?(62)

まあ変動の激しい自然エネルギーの活用には、ちょっとした工夫が必要となる。それが水素の活用なのであろう。 風力発電による水素供給網の実証実験、トヨタなどが実施へ 2016/03/15 00:53 佐藤 雅哉 トヨタ自動車は2016年3月14日、岩谷産業や東芝、神奈川県…

続続・次世代エコカー・本命は?(61)

そして、トヨタも水素供給網の構築に向けて動き出したようだ。 トヨタやJXTG、水素拠点の新会社発表 燃料電池車普及狙う 2017/5/19 15:41 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 トヨタ自動車やJXTGホールディングスなどは19日、燃料電池車に燃料を供…

続続・次世代エコカー・本命は?(60)

まあこの記事は2015年のものであるが、2016年~2017年にかけては少し事情が違ってきている。 FCV普及でも先行く米国 水素インフラ集中整備 先進地カリフォルニアをルポ 2017/1/26付 ニュースソース 日本経済新聞 電子版 環境問題への意識が高い地域として…

続続・次世代エコカー・本命は?(59)

2つ前の論考でのテスラのCEO、イーロン・マスクの言い分は、「電力で直接モーターを回せば済むのに、わざわざその電力を使って水素を生産し、それでもって酸素と化学反応させるというのは「まったく馬鹿げている」」と言うことであるが、これもよく考えてみ…

続続・次世代エコカー・本命は?(58)

■振り回されるパナソニック 「テスラが使っているのはすでに量産効果が出つくした家電用の電池。これ以上のコストダウンの余地は小さいはずだが」。田中はテスラの世界最大の蓄電池工場への巨額投資にも首を傾げる。テスラはコスト面でのEVの優位性を決定…

続続・次世代エコカー・本命は?(57)

航続距離は実用上ほとんど問題とされなくなってきた 電気自動車は(1)車両価格が高いことと(2)航続距離が短いことが問題とされてきたが、テスラのモデル3は3万5000ドル(約390万円)である、米政府から7500ドル(約83万円)の所得税控除を受けることが…

続続・次世代エコカー・本命は?(56)

「トヨタ環境チャレンジ2050」によれば、 2020年頃以降のことではあるが(2020年にはとは言っていない)、FCVを年間3万台以上販売すると言っている。そして日本での販売台数は、月に1千台以上だとしている。 とすると、ミライの生産計画は次のようになる。 …

続続・次世代エコカー・本命は?(55)

この後段部分で、初めてEVと全個体電池の話が出てくるが、肝心な前段部分にはEVの話はでで来ない。 ということは、トヨタでは2015年10月14日現在ではまだEVはCO2フリーの中距離移動手段だとは、考えられていないということではないのかな。 しかしトヨタは、…

続続・次世代エコカー・本命は?(54)

(9)トヨタ環境チャレンジ2050 2016.11.4に、今世紀末にはCO2の排出をゼロにすると言う国際的な枠組みの「バリ協定」が発効している。具体的には、地球の気温上昇を産業革命前に比べ2度未満とし、1.5度に抑える努力もする、と言う内容だ。 そのため…

続続・次世代エコカー・本命は?(53)

ホンダ、70MPa小型水素ステーションの実証実験を開始 高田 隆 2016/10/24 13:15 ホンダ、70MPa小型水素ステーションの実証実験を開始 図 実証実験施設のイメージ [画像のクリックで拡大表示] ホンダは2016年10月24日、充填圧力が70MPaの小型水素ステーション…

続続・次世代エコカー・本命は?(52)

一つは、原子力発電だ。日本は相当数の原子力発電所を持っているが、東日本大震災の福島第一原子力発電所の事故で、その稼働が押さえられている。これはとてももったいないことである。安全性が確認されたものから、通常運転に戻って行ってCO2を排出しない…

続続・次世代エコカー・本命は?(51)

「パリ協定発効 日本の課題は?」(時論公論) 2016年11月04日 (金) 室山 哲也 解説委員 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/256336.html (途中省略) ●日本の課題は?では、日本の現状はどうでしょうか?日本は、CO2の排出が世界5位の主要排出国で…

続続・次世代エコカー・本命は?(50)

COP22は、2016.11.7~11.18の間に開催された。モロッコのマラケシュで開かれたこの会議COP22は、「バリ協定」を実施するためのルール作りが目的であった。ルール作りは2020年までに完成する。これに基づいて各国は、2020年以降の自国のCO2の削減を遂行し…

続続・次世代エコカー・本命は?(49)

(8)地球温暖化対策は待ったなしである。 2015.11.30から12.13の間、バリで、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)、京都議定書第11回締約国会合(CMP11)が開かれた。 おさらいの意味で、 COP21=「the 21th meeting of the Conference Of the Pa…

続続・次世代エコカー・本命は?(47)

となれば、これは大変な事である。VWの排ガス不正と同じような組織的なもののようだが、VWとちがうのは、不正ソフトを搭載するようなものではなさそうだ。しかしゴーン社長を筆頭にルノーの経営陣も知っていたと言うではないか。 この上記のニュースは2017.3…

続続・次世代エコカー・本命は?(47)

さて今は「(7)このところ日産が元気、喜ばしい限りである。」と言うのがテーマであった。トヨタのことはさておき、カルロス・ゴーン氏の社長退任に言及してこの章は終わりとしよう。 カルロス・ゴーン氏が日産の社長を退任する(した)のだ。2017.4.1付け…

続続・次世代エコカー・本命は?(46)

中国ではNEV規制と言う物が2018年から適用されると言う。同規制は、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)など環境負荷が小さい車を相当な量を売らなければ通常のガソリン車の販売は認めない厳しい内容だ。この件は2017.4.21の当ブログNO.15で言及してい…

続続・次世代エコカー・本命は?(45)

EV用の車載電池を外部から手に入れることも可能であるが、この固体酸化物型燃料電池(SOFC)を使うことを真剣に考えているのではないのか、と言う推測も成り立つのではないのかな。 何と言ってもこの「e-Bio Fuel-Cell」搭載の「e-NV200」の話と同時に、「オー…

続続・次世代エコカー・本命は?(44)

すぐに発売となるのではなく、まあ2020年に市販予定だと言うので、それなりに解決すべき課題も多いのではないのかな。水素は水の電気分解である意味無尽蔵に供給されるので、どちらがより普及するのか見ものである。 水素は再生可能エネルギーでの水の電気分…

続続・次世代エコカー・本命は?(43)

ただ「バイオエタノールBioethanol」は、糖質やでんぷんなどを発酵させそれを蒸留して作られるアルコールである。セルロースからも出来るようだが、こちらの方はより難しいようだ。 だから再生可能なバイオマス(生物の集合、全体)から作られるので、カーボ…

続続・次世代エコカー・本命は?(42)

まあ「ノートe-POWER」では大当りしているが、技術的には並のものでそう大したものではないのでしょう。いわゆるシリーズ式ハイブリッドと言う既存のものである。「電気自動車のまったく新しいカタチ」と言っているが、CO2を排出しない何らかの技術であれば…

続続・次世代エコカー・本命は?(41)

日産、"自動運転"を「セレナ」に搭載する意味 普及価格帯で世界初も、ジレンマとの戦いへ 木皮 透庸 :東洋経済 記者 2016年07月16日 主力車種である新型「セレナ」に、普及価格帯として世界初となる自動運転技術を搭載(撮影:尾形文繁) 日産新型セレナ 「自動運転の…

続続・次世代エコカー・本命は?(40)

日産の「プロパイロット」搭載車に乗って思ったこと 高田 隆 2016/07/15 00:00 日産の「プロパイロット」搭載車に乗って思ったこと 図1 プロパイロットを搭載したミニバン [画像のクリックで拡大表示] 図2 カーブした道路で先行車を追従 [画像のクリックで拡…

続続・次世代エコカー・本命は?(39)

その前に何がどんな「自動運転」となるのか、小生のブログ「続・次世代エコカー・本命は?(76)」(2016.7.29)から、引用しておく。 『 NHTSAは、自動運転のレベルを次のように定義している。(Wikipediaより) レベル0 加速・操舵・制動とも、すべてド…

続続・次世代エコカー・本命は?(38)

さて次は「セレナ」に話を移そう。 この普通のミニバンには「プロパイロット」と言う運転支援機能がついている。いわゆる自動運転支援機能だ。レベル2の自動運転だろう。但しハンドルから手を放すと、この機能は解除されてしまうと言う設定になっているよう…

続続・次世代エコカー・本命は?(37)

しかもその自動運転のコンセプトモデルは、今年の2017.1月のデトロイトモーターショーで、紹介されている。「Vmotion2.0」がそれである。しかも4/19の上海モーターショーでも、それが展示されている。「ブロパイロット2.0」が搭載されている筈だ、「レベ…

続続・次世代エコカー・本命は?(36)

日産・リーフのJC08モードでの航続距離は280kmであるが、今年2017年(末)投入の次期型リーフでは、350km~400kmに伸ばすと推定されている。まあこのくらいNO(ノー)充電で走れれば、先ずは御の字であろう。相当実用的なEVとなる。そして更には、 2020年には、…

続続・次世代エコカー・本命は?(35)

今トヨタに必要なのは「プリウスからの卒業」 「燃やさない文明」のビジネス戦略 時代は電気自動車―「ノートe-POWER」に見る「新しい形」 2016年12月21日(水) 村沢 義久 日産自動車の「ノート」が、2016年11月の車名別新車販売台数で初めて首位に立った。1…

続続・次世代エコカー・本命は?(34)

そしてもう一つ。それは4代目プリウスの販売不振、と言うほどでもないが、2万台割れだ。 4代目プリウスは、なぜ早々に首位陥落したか ハイブリッド車の絶対王者ではなくなった 前之橋 三郎 :自動車業界ウォッチャー 2016年12月20日 登録車販売でプリウスが…

続続・次世代エコカー・本命は?(33)

日産新型ノート、「充電不要EV」がウケた理由 新駆動方式「e-POWER」をセレナにも搭載へ 木皮 透庸 :東洋経済 記者 2017年3月15日 エンジンで発電し、モーターで走る「ノートe-POWER」。発売後4カ月が経っても、人気を保っている(撮影:尾形文繁) ノート ガソ…

続続・次世代エコカー・本命は?(32)

◇ ◇ 【記者の目】 心地よい運転 グレード設定に疑問 内装はシンプル。「ECO(エコ)」「S(スポーツ)」などのモード変更は、シフトノブ近くに配置されたスイッチで行う 「eパワー」は心地よく運転できる。日産がアピールポイントにあげる「自分の足を…

続続・次世代エコカー・本命は?(31)

燃費は、「e燃費 実燃費ランキング」の下記によると、 「ハイブリッド燃費ランキング一覧」(https://e-nenpi.com/enenpi/?defact=carname_hybrid_best) 順位 車名 実燃費km/L JC08モード燃費km/L 1 トヨタ・カローラアクシオ 22.57 33.0 2 トヨタ・プリウ…

続続・次世代エコカー・本命は?(30)

きっと販売の第一線は、てんてこ舞いであったことでしょう。上からの激も、苛烈を極めていた筈だ。それにしても、特徴のある個性的なクルマを世に出すことが、いかに大切かを如実に示すものとなった。 トヨタ・プリウスと日産ノートの首位争い、2017年2月販…

続続・次世代エコカー・本命は?(29)

(7)このところ日産が元気、喜ばしい限りである。 2016年の世界販売では、トヨタは5年振りにトップの座をVWに奪われてしまった。 このことは2017.4.12の当ブログ(8)でも話題としているが、国内では2017年1月の登録車販売では、初めて日産の後塵を拝して…

続続・次世代エコカー・本命は?(28)

その量産EVの投入は、トヨタは2020年を目標にしているようだ。 トヨタの量産EVは「Concept-愛i」似で2020年に発売か? コラム 2017/04/01 08:59 Clicccar 米カリフォルニア州によるZEV(ゼロ・エミッション・ヴィークル)規制強化に伴い、2018年以降、対象メ…

続続・次世代エコカー・本命は?(27)

だからトヨタをはじめカーメーカーは焦っているのである。HVがZEVであれば、何ら問題はないのである(かといってCO2の排出があるので、これは問題ではある)。この文は、2016.11月に書かれている割には、完全に時代錯誤の感がある。 2018年ModelYearの数字は…

続続・次世代エコカー・本命は?(26)

GMもFORDもEV電気自動車の開発・販売には相当力を入れている。それと言うのもZEVの2018年規制が間近に迫っているからだ。 何と言っても2018年には4.5%のTotal ZEVを販売しなければならなくなっているからである。Total ZEV4.5%=ZEV2.0%(EVorFCV)+TZEV2.5%(PH…

続続・次世代エコカー・本命は?(25)

シボレーBOLT EVと日産リーフ、テスラモデルSを比較する 2016/01/12 2016/11/18 シボレー BOLT EV Bolt_77484f7b s5nk 画像の出典: netcarshow.com リーフやモデルSを越えた? デトロイトモーターショー2016で、「シボレー・BOLT EV」が発表されました。 「V…

続続・次世代エコカー・本命は?(24)

距離 店頭価格 テスラModel3 346km 3万5千ドル GM シボレーBolt 383km 3万7千5百ドル Ford フォーカスE 177km 3万ドル 日産 リーフ 135km 2万9千8百ドル 日産 リーフ改 172km 3万5千ドル★ ★http://jp.autoblog.com/2015/09/13/2016-nissan-leaf-with-107-mi…

続続・次世代エコカー・本命は?(23)

テスラの場合には、バッテリーの劣化の問題は大きくないということのようで、これはテスラのバッテリーがパナソニック製の円筒形の18650であり、相当信頼性が高いものであるからだ。一方シボレー「Bolt」のバッテリーは韓国のLG化学製で「Landscape」とよば…

続続・次世代エコカー・本命は?(22)

フォードの電気自動車は「フォーカス エレクトリック」と言い、2017年モデルは76マイルから110マイルに航続距離が延びると言う。それでも170km一寸だ。今後の目標は200マイル(約322km)だと言っている。この航続距離はEPAのもので、日本のJC08の半分程度だ…

続続・次世代エコカー・本命は?(21)

アルミにも2つの課題が見つかる アルミニウム空気電池の開発を開始して直面した問題は、想定していたような性能がでないことだという。 「アルミ二ウム空気電池の負極には、2つ大きな問題があった。1つ目は自己放電、これが容量損失を引き起こす。もう1つが…

続続・次世代エコカー・本命は?(20)

だから「EV事業企画室」とはすぐにEVを作る組織なのか(どうかは判然としないが)、今更どんなEVを作るか企画しても仕方がないのではないのかな。もしそんなことが必要となるのなら、トヨタはとても遅れていることになる。 トヨタ社内やトヨタグルーブ内での…

続続・次世代エコカー・本命は?(19)

とは言っても、何か始めなければ始まらない。取りあえずと言うわけではないが、4人だけの組織であってもEVの開発は、至急始めてもらいたいものだ。 時事深層 COMPANYトヨタ初、「4人だけ組織」の狙いEVの開発に動き出す 日経ビジネス2016年11月28日号目次 …

続続・次世代エコカー・本命は?(18)

但しいくらEVが普及したからと言って、中国の大気汚染問題が解決するわけではない。何と言ってもPM2.5の発生元は、巷で焚かれている石炭ではないのかな。この石炭を何とかしないと、中国の大気汚染問題は解決しない可能性がある。 中国で売られているEVやPHV…

続続・次世代エコカー・本命は?(17)

参入規制および普及の課題 2012年以降に登録したエコカー639車種のうち、年間生産千台以上の車種は77車種に過ぎないことから、企業乱立が見受けられる。また、エコカーメーカーが車両生産・出荷を優先するため、製品の品質問題も露呈している。中国品質協会…

続続・次世代エコカー・本命は?(16)

NEV規制のNEVとはNew Energy Vehicleと言い、いわゆるエコカーのことである。対象となるクルマは、EV、PHV、FCVの3車種だけでありHVは含まれていない。中身は違うだろうが 、カリフォルニア州のZEV規制と同じ性格のものであろう。中国としては、二番煎じと…

続続・次世代エコカー・本命は?(15)

しかし、VWがリードする巨大な中国市場では政府の各種補助金で追い風を受けたわけだが、この補助金は1月で期限切れ(2016/12末で終了)となると書かれていたが、業界からの要望を受けて2017年末まで自動車取得税の減税については延長することを決めている。…

続続・次世代エコカー・本命は?(14)

排ガス不正問題では、米国のVW幹部がFBIに逮捕されたと言う。これからVW本体への波及も進むのではないのかな。注目する必要があろう。VWが排ガス不正に手を染めていった状況は、小生のブログ「続・次世代エコカー・本命は!(22~)」(2016.5.3~)を参照…