尖閣諸島問題(8)

      

(4)ならば無法国家中国は何をやったか。
     
2004年には、アウトローの中国人7人が尖閣諸島魚釣島に違法上陸してい

る。次の記事を参照願いたい。
       
3、尖閣諸島魚釣島に中国人7人が上陸、沖縄県警が逮捕200403250019(2004年3月の事件です。)
            
 24日午前6時20分過ぎ、沖縄県尖閣諸島魚釣島の領海内に中国船がい

るのを警戒中の第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が発見した。ボート

2隻を下ろして活動家7人が分乗、11管の制止を振り切って午前7時20分、魚

釣島に上陸した。島内で中国国旗を振るなどした。中国人とみられ、沖縄県警は

約20人の警察官をヘリで島に派遣。全員を出入国管理法違反(不法入国)の疑

いで現行犯逮捕した。

 尖閣諸島に外国人が上陸するのは96年10月、台湾と香港の活動家数人が

上陸して以来。海上保安庁によると、沖縄返還協定による施政権の返還後、尖

閣諸島に上陸した外国人が逮捕された例はない。中国側は抗議している。

 尖閣諸島を巡っては中国・台湾も領有権を主張しており、7人の取り扱い次第

では外交問題に発展しかねない。不法入国者は出入国管理法に基づき、必ずし

も逮捕しなくても処分できるが、沖縄県警の新岡邦良警備部長は、同日夜に会

見し、「不法入国して上陸し、長い時間がたっていた。明らかに法違反があり、

現行犯逮捕すべき状況にあった」と述べた。7人は氏名や年齢なども現段階で

は分からないという。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、7人が乗ってきた中国船「浙普漁

21114」は中国方面に向けて去った。

 上陸者のうち6人は午後5時35分までに逮捕し、残る1人も午後7時前に身柄

を確保して逮捕した。いずれもオレンジ色のジャケットらしきものを身に着けてい

た。

 上陸を実行したと見られる中国の民間団体はホームページ(HP)で「7人の中

国民間保釣活動家が釣魚島の上陸に成功した」などと公表した。HPの記述によ

ると、23日午前1時、活動家16人を乗せて中国・浙江省楽清市を出港した。24

日の上陸計画から注意をそらすため、「28日に出港する」と報道関係者に事前

に情報を流したとしている。

     ◇

 〈尖閣諸島〉 沖縄県八重山諸島の北方約170キロに散在する無人の小島群。

魚釣島など5島といくつかの岩礁からなり、総面積約6.3平方キロ。1895年の

閣議決定沖縄県に編入。51年に結ばれたサンフランシスコ平和条約でも、南

西諸島の一部として米国の施政下に置かれ、71年の沖縄返還協定で施政権が

返還された。日本が実効支配しているが、周辺の大陸棚に石油資源が存在する

可能性が指摘され、70年代から中国、台湾が領有を主張するようになった。

(2004/03/25 00:19) http://www.asahi.com/special/senkaku/OSK200403240036.html

         

さらに2007年10月にも中国は、活動家を派遣して日本の尖閣諸島領海を侵

犯させている。公正と信義などは信頼出来ないと言うものである。

(続く)