尖閣諸島問題(20-2)

「日本解放第二期工作要綱」()


     C.統轄事項


         C-1.派遣員数・身分・組員の出身

         C-2.経費

         C-3.指令・関係文献の取扱い 




C-1.派遣員数・身分・組員の出身

 本工作員の組員は、組長以下約2千名を以て組織する。大使館
開設と同時に8百名、乃至1千名を派遣し、以後、漸増する。  組長以下全員の公的身分は「大使館員」「新華社社員」「
各紙
特派員」「中国銀行」「各種国営企業代表又は派遣員」「教員
の身分で赴任する。  組員は、その公的身分の如何に拘らず、全て本工作組長のみの
指揮を受け、工作組の工作に専従する。組員は、一部の責任者、
及び特殊工作を行う者の他、全員「第48党校」日本部の出身中
より選抜する。

彼らは、すべて中国の共産党のスパイ及びテロ要員と見なければならない。
アフガンもさることながら、国内のテロ対策にも、精力的に取り組む必要がある。
C-2.経費   本工作での必要経費は、全て中国銀行東京支店より支出される。
中国銀行は、日本国内で華僑及び日本商社より吸収する資金中、
銀行業務の維持に必要なる額を除き、
残余は全額、本工作の為
支出する。   華僑預金は、日本人民民主共和国成立後は、
全額没収するもの
であるから、将来において預金者に返還することを考慮に入れて
おく必要はない。  本工作組長は、常に中国銀行東京支店、党支部書記と密接に
連絡し、資金運用の円滑を図らねばならない
C-3.指令・関係文献の取扱い   A.本指令、及び工作組織系統表工作員名簿等の下達は、
   組長、副組長のみに限定する。  B.関係文献は全て組長自ら保管する。  C.関係文献の複印、筆写は厳禁する。  D.工作組の各部責任者に対しては、訓練期問中に、組長より
   個別にその所管事項について、指令内容を伝え記憶せしめ
   る。  E.組員に対しては、その所属する各部責任者が、その組員に
   担当せしめんとする事項についてのみ教育訓練する。

たまたま昭和47年に入手されたとは言え、これが中国共産党の実態である。

いくら胡錦濤が微笑もうとも、中国には心を許してはならない。
ハード面、ソフト面共に、いかに日本を守るか、と言うことに腐心しなければならない。
遅きに失したとは言え、田母神論文はよい時に問題提起をした。

なおこの内容は、下記のURLにも掲載されている。上記より引用したものと思われる。

http://plaza.rakuten.co.jp/yamanoha/2000

(続く)