軍機関紙「解放軍報」などによると、中国海軍はすでに、尖閣諸島(中国名・釣
魚島)の領有権を主張する東シナ海でほぼ毎月、演習を実施しているもようだ。
14日付の解放軍報も一面トップで、「新型のミサイル快速艇が電子妨害を受け
ながらミサイルを命中させる訓練を東シナ海で成功させた」と伝えている。
フィリピンなどと南沙諸島の領有権を争う南シナ海でも、中国はこのほど海軍
の退役艦を改装した最大級の監視船を投入。新華社電によると、同海域で巡視
船やヘリコプターによる過去最大規模の巡視活動を始めるという。
中国海軍が、東・南シナ海での訓練や巡視活動を強化する背景には、紛争地
の主権を主張する狙いのほかに、両海域での作戦能力を高めることで、その先
に広がる太平洋やインド洋への進出を容易にする思惑もあるとみられている。
中国が外洋型海軍を目指すのは、核弾頭を搭載した原子力潜水艦を西太平
洋に展開し、米国を牽制(けんせい)するという安全保障上の理由からであり、
また、インド洋に延びる、エネルギー資源のシーレーン(海上交通路)を防衛する
ためでもある。
外洋進出をにらむ中国にとって海南島は戦略的に重要な拠点で、すでに巨大
な地下基地を建設し、新型原子力潜水艦を配備した。3月には、同潜水艦の情
報収集を行っていたとみられる米海軍の音響測定艦が、中国海軍の艦船に航行
を妨害される事件も起きている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090418/chn0904180107000-n1.htm
中国の機動部隊が尖閣諸島を占領したら、日本政府はどうするのか。中国
は多分に、米軍は出てこないだろうと鷹を括っているはずだ。日本は自力で尖閣
諸島を守らなければならない。中国は相手よりも強い武力を持って侵略するのを
常としている。そのための空母の建造と外洋訓練だ。それを防ぐ為にも、日本は
核武装が必要なのだ。日本は核で報復をする意思を持っていると、相手に覚ら
せる必要がある。先ずは「非核三原則」の修正だ。
(続く)