そしてそのマスゲームは、北朝鮮のそれと瓜二つ、全く同じ印象を受ける。北朝
鮮は中国に操られて、核兵器を開発し、大陸間弾道弾を飛ばしていると言うの
は真実と見る。先ほど飛ばしたICBMの第一段ロケットは中国から供与された
長征と言うミサイルと言う。そうでもなければ、あんなに早く北朝鮮が開発は出
来ないと言われている。きっと核開発も中国の技術が相当流れていることであ
ろう。中国が議長の6か国協議など、まとものまとまる筈が無い。日本は、自力
で核開発して自国防衛を計らなければ成らないのである。北朝鮮のミサイルや
核よりも、中国のほうがよっぽと日本にとっては危ない国なのだ。
中国、軍事パレードでミサイル戦略の拡大を誇示200910011855
2009.10.1 18:55
(Photo)
ミサイル運搬車両が登場した軍事パレード(AP)
【ワシントン=山本秀也】北京で1日に行われた国慶節の軍事パレードについ
て、米国の軍事専門家らは、米全土への核攻撃が可能な移動式長距離弾道ミ
サイル「東風31A」の公開など、中国のミサイル戦略が新たな段階を迎えたこ
とに注目している。在日米軍基地を含む日本、インドといった中国の周辺に対し
てはミサイル防衛(MD)網を突破する「攻撃手段の多様化」も進展が明らかに
なった。
今回登場した弾道・巡航ミサイルは5種類。台湾を狙う短距離型(東風11Aなど
2種)のほか、中距離弾道ミサイル「東風21C」と対地巡航ミサイル「長剣10」が、
東風31Aとともに「ミサイル戦略の柱」として米国で関心を集めた。
「東風31A」は、10年前の軍事パレードに現れた同型の射程を延長するなど、
大幅な改良を加えたものだ。米東海岸までを狙う中国の核ミサイルは、1984年
に公開された「東風5」に続くものだが、核戦力の主体は、固定サイロから発射さ
れる旧型から移動式へと移行。中国はさらに射程圏の広い「東風41」の開発を
急いでいる。
「東風21C」は、もともと日印への抑止力として開発された中距離弾道ミサイ
ルの改良型だ。米国のミサイル専門家リチャード・フィッシャー氏によれば、通常
弾頭を使った多弾頭型になっており、「日米が共同開発するMDシステムの突破
が狙いだ」という。巡航ミサイルの迎撃も困難だ。
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「東風21」シリーズでは、開発中の「D型」が、米海軍の空母など航行中の艦艇
を撃破する初の「対艦弾道ミサイル」(ASBM)とみられている。
地上の戦略目標を狙う弾道ミサイルを水上艦攻撃に転用する中国の構想は
一見、奇抜だ。しかし、米海軍出身で元国防総省日本部長のポール・ジアラ氏
は、(1)きわめて短時間で目標に到達(2)終端段階で精密誘導される弾頭の迎
撃は困難-として、この新兵器を米軍を中国に近づけさせない「接近拒否戦略」
の柱とみる。
中国のミサイル戦力について、ジアラ氏は、「米中の軍事構図は、台湾問題を
はさんで向き合った状況から、米中の直接対(たい)峙(じ)へと転換しつつあ
る」と、状況の変化を指摘。異なる射程や多弾頭化など、多様な選択肢を備えた
中国が、攻撃目標の距離や形態を問わない「全方位的な作戦能力」を目指して
いるとして、日米同盟が中国の軍事的な脅威に正面から対処する枠組みを持た
ないことに強い懸念を示した
http://sankei.jp.msn.com/world/china/091001/chn0910011856004-n1.htm
これによると中国の核ミサイル群は次のような系列となる。
短距離(台湾攻撃用) 東風11A
中距離用(日本、インドを攻撃) 東風21C MDシステムを突破すると言う。
対艦弾道ミサイル(米空母用) 東風21D
長距離用(米国を狙う) 東風31A
移動式大陸間弾道弾(開発中) 東風41
中国にはこんなミサイル群が、ウジャウジャと配置されている。全く油断もすきも
あったものではない。こんな中国に日本はどれほど資金援助をしたことか。結局
は日本の資金で、人民解放軍の近代化を達成させてしまっただけではないか。
そのうちに尖閣諸島は中国軍に占領されてしまうぞ。明らかに中国のミサイル
戦力は、日米に対峙するするものとして対日米戦の準備が完成の粋に達して
いるものと思われる。友愛なんぞと悠長なことを口走っている暇は無い。
(続く)