正月雑感

正月雑感

2009.11.26のTBSの「朝ズバッ!」で、生出演のノーベル賞受賞学者の益川教

授が、文科省事業仕分けでの蓮舫議員の発言に激怒していた。そのため与

良正男毎日新聞社論説委員が盛んに言い訳を言っていた。

http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-1231.html 反日勢力を斬る- 売国

治家、偏向マスコミ、洗脳された有権者を斬る)よりその発言を引用させてもらう。

          
TBS「朝ズバッ!」(2009/11/26)
ノーベル賞受賞の益川教授が生出演

益川
「今迄はスパコンも理解されていた。今回行っていることは紅衛兵と同じですね。

非常に乱暴な事をやっている。

今までの科学政策が十分だとは言いません。しかし、それなりに、訴えに行けば

耳を傾けてくれました。今のこのやり方はほんとうに紅衛兵と同じです」

与良
文科省が十分に説明できなかったことは事実ですよね。科学の問題がこんな

に騒がれたことはないという点で仕分けの意味があったと思いますよ」

与良
「仕分け人の言ってる事は、いろんな役所で重複した研究助成予算や制度があ

ったりする事を効率的に見直すというのは僕は賛成なんですよね。先生達の話

とは全然関係ない話だと思うんですよう。ただ要するに、まあ・・・」

益川
「あのねえ、それはですね、こういう乱暴なやり方でやる事じゃないですね。同じ

ように見えるけど違うのか違わないのか、影響を十分調査した上で結論を出す

べきであって、紅衛兵みたいに気に食わんから止めてしまえ見たいな乱暴な議

論は止めて欲しいですね。こういうお祭り騒ぎみたいにバタバタやるべきではな

いと思いますね」

             
そして理化学研究所のこれまたノーベル賞受賞学者の野依良治理事長も激しく

批判していた。

             
野依
「不用意に事業の廃止、凍結を主張する方には将来、歴史という法廷に立つ覚

悟ができているのか問いたい」
 

                          
日本が今後生きてゆくためには、科学技術立国しかない、と言うのが大方の常

識なのである。資源もお金も無かった日本がここまで来れたのも、教育と科学技

術のお陰なのであるが、きっと蓮舫議員は日本人ではないのであるまいか。だ

から日本が落ちぶれても、なんの痛痒も感じないのであろう。そんな奴が民主党

国会議員としてのさばっているとしたら、民主党反日政党なのであろう。

                    
下記のURLには、スーパーコンピューターに対して「世界一になる理由は何があ

るんでしょうか。2位じゃ駄目なんでしょうか。」と叱責した蓮舫の動画が載って

いる。現在の世界では、GMやTOYOTAの例にもあるように、トップでも危なくそ

の地位から滑り落ちる危険があるのである。即ち現在の世界では、ONLY ON

Eとなる事が必要なのである。そのためのスパコンなのである。蓮舫民主党

はその事がわかっていない。

http://www.youtube.com/watch?v=mTX8pPpm8j4

                           
この事業仕分けは、2009.11.13 に行われている。次のニュースも参照願いたい。

                 
「2位ではだめなのか」 次世代スーパーコンピュータを「仕分け」した議論
ITmedia NEWS 産経新聞
           
次世代スーパーコンピュータ予算に「ノー」を突きつけた行政刷新会議の議論の

方向を決定づけたのは「世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」とい

う仕分け人の発言だった。

2009年11月15日 07時00分 更新
                            
 政府の行政刷新会議の13日の仕分け作業は、次世代スーパーコンピューター

の開発予算に事実上の「ノー」を突きつけた。議論の方向性を決定づけたの

「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめな

のか」
という仕分け人の発言。結局、「科学技術立国日本」を否定しかねない

結論が導かれ、文科省幹部は「日本の科学技術振興政策は終わった」と吐き捨

てた。
                      
 次世代スパコンは最先端の半導体技術を利用。ウイルス解析や気候変動問

題のシミュレーションなど広範な研究での活用が期待されている。「1秒あたり1

京回」という計算速度が売りで、現在、世界一とされる米国製の10倍の速度にな

る算段だ。平成24年度から本格稼働の予定だが、総額約700億円の国費が

今後必要なため、財務省は見直しを求めている。
                         
 この日、口火を切ったのは蓮舫参院議員。その後も「一時的にトップを取る意

味はどれくらいあるか」(泉健太内閣府政務官)「一番だから良いわけではない」

(金田康正東大院教授)「ハードで世界一になればソフトにも波及というが分野で

違う」(松井孝典・千葉工業大惑星探査研究センター所長)などと、同調者が相次いだ。
                          
 文科省側は「技術開発が遅れると、すべてで背中を見ることになる」と防戦し

たが、圧倒的な「世界一不要論」を前に敗北。同研究所の理事長でノーベル

学賞受賞者の野依(のより)良治氏は「(スパコンなしで)科学技術創造立国

はありえない」
と憤慨していた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/15/news002.html
(続く)