支那事変の真相(19)

(4)中韓のプロパガンダに対抗する

まあこれで、「満州は中国の神聖な領土ではなかった」ことはご理解いただけたことと思う

が、清国にとっては満州は発祥の地でもあり、当時は主権はもっていた。

 


これに対してもう一つ、大事なことを記そう。これも黄文雄の「
満州国は日本の植民地で

はなかった
」に記されていることであるが、あまり知られていないことなのでご紹介しよう。

 


更に日露戦争の結果、日本がロシア勢力を南満州から追い出したのだ。そのうえ、ポーツ

マス条約後、戦場を借りた「戦費」として、日本は百五十万円、ロシアは二百万ルーブル

清国に支払っている。戦争というのは、当事者をはじめ巻き込まれて被害、損害をこうむる
者が出てくる。しかし、”戦場代”を支払った以上、国際法的にみて主権侵害云々などと言え

るものではない。すでに戦後処理がきちんとなされていたのだ。

 



だから中国は、正真正銘の、嘘つき国家なのである。歴史を捏造して喜んでいる、と言うよ

りもそうしないと統治出来ない、と思っているのだ。それほど中国の統治形態は滅茶苦茶な

ものなのである。日本は、中国・韓国プロパガンダに対して、「ヒストリー」で対抗してゆく

ことが必要なのだ。「ヒストリー」で対抗してゆく、と言うことは、歴史的事実を積み上げて

実を追究
中韓のプロパガンダを突き崩して行くこと、である。

 


まあ中華民国として満州の治安の維持何ぞは到底出来ていなかったわけで、当時の関東

軍は自衛せざるを得なかったわけで、それを国辱記念日として自国の捏造した歴史を肴に

勝手に騒ぐことは間抜けそのものではあるが、それが悪の枢軸国家中国に定着してしまう

ことは、日本としては防ぐことが必要である。

 


中韓は完全に日本を馬鹿にしきっている。いくら馬鹿にしても、いくらチョッカイを出しても、

自らの国を自ら守ることが出来ないような憲法を後生大事と、守っているからなのである。

この程度ならアメリカは日本を守らない、と高をくくっている。

 


北朝鮮が日本人を勝手気ままに誘拐しまくっていったことが、その証拠である。誘拐しても

泣き寝入りするしかないのが、日本であると言うこと、十分にわかっていたのである。主権

を侵害されても何も出来ない、憲法上は出来ると言われているが、この憲法9条がかなり

の足枷になっているのである。

 


これを防ぐためには、先ず現行憲法を改正するか現行憲法を破棄して憲法を制定する

必要がある、と言うものである。

核武装
も必要だ。しかしこれにはよほど注意して進めなくてはならない。

 


核武装について議論すべきである」と言っただけで、中川昭一が抹殺されてしまったの

である。と言ってもこれだけが原因ではないようだが、いずれにしてもアメリカも吃驚してラ

イス国務長官がすっ飛んできたほどだ。中川氏は米国債の売却を考えたことが、抹殺の原

因だったようだが、詳しくは小生のブログ「尖閣諸島問題その2(60~65)、'12.10.5~ 10.12」

を参照願う。

 


もう一つ、現自民党副総理兼財務大臣麻生太郎が、外務大臣だった時の2005.12.

2, 15:50にチェイニー副大統領と会談した。その時に、「・・・。北朝鮮がこのまま核開発を

進めていくなら、日本でも核武装しなければならない
」と発言している。これこそ真っ当な

意見なのであるが、この話は当時それほど話題にならなかったように記憶している。

 


次の記事を見てほしい。これは一寸古いが、
週刊文春の2006.3.16日号の「セムズフェルド

国防長官も目を剝いた麻生外相核武装宣言」」
である。

 


まあ、このようなことをアメリカに向かって言える人がいると言うことは、誠に頼もしい限りで

はあるが、それには手順を踏まなくてはならないであろう。先ずは日本国内にアメリカの核

を配置して、共同管理をして行くことである。

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(続く)