馬鹿な韓国、頓馬な朴槿恵(91)

飛行船も墜落

 実際、韓国が重視
すべきは南の海上防空識別圏などではなく、現在も戦争中の北朝鮮

との国境近辺
情報収集のはずだが、この点でも成果は全く芳しくない。昨年12月5日

は実戦配備を計画中の無人偵察飛行船試験運用中に墜落した。


 聯合ニュースなどによると、この飛行船は10年の延坪島砲撃を受け、黄海北朝鮮側を

24時間監視するため240億ウォン(約23億円)をかけて配備を決定。米国などが開発し、光

学カメラやレーダーを備えていたが、ヘリウムガス抜けて墜落した。


 そもそもヘリウムは半導体光ファイバー製造などに必要不可欠で、しかも「有限」の資

源。近年は新興国の需要増大から需給がひっ迫(ぱく)し価格も高騰。巨大飛行船を維持す

る大量のヘリウムを安定的に確保するのは困難だ。軍用機の部品さえ調達できない韓国

の「運用能力」では、早期警戒機同様に早晩ガラクタとなることは必定だろう。


 結局、防衛は駐留米軍頼みとなる部分が大きいのだが、ここで韓国は迷宮にさまよい込

んでいる。政府はいま「Xバンドレーダーの恐怖」に直面しているのだ。


米中間で板挟み

 Xバンドレーダーは米軍の最新鋭レーダーで、北朝鮮などの弾道ミサイルを追尾、迎撃

用のデータを得るなどの性能を持つ、ミサイル防衛システムの中核。日本では青森県つが

る市の航空自衛隊車力分屯基地に配備されているほか、京都府京丹後市航空自衛隊

経ケ岬分屯基地への設置も決まっており、近畿初の在日米軍施設となる。


 もちろんXバンドレーダーは防衛用で、普通の国なら配備による防衛力増強を歓迎すると

ころだが、韓国には複雑な事情がある。米国では中国が発射する弾道ミサイルを発射直後

から追尾することなどを目的に、中国上空を広くカバーできる南北国境線近くの韓国・白ニ

ョン島にXバンドレーダーを配備する計画を持っている。


 ところが韓国は、経済的にも重要な“旧宗主国中国の逆鱗に触れることを恐れて配備を

拒否
。現地報道によれば、韓国政府の金寛鎮(キム・クワンジン)防衛大臣は「中国を刺激

する可能性がある」「韓国は米国のミサイル防衛システムに加わるべきではない」と、とても

米国の友軍とは思えない反応を示した。


 その一方で、米国から最新鋭ステルス戦闘機F35導入しようと計画。Xバンドレーダー

配備を断れば「最新のレーダーシステムとリンクできない戦闘機を配備しても仕方ないだ

ろう」と新戦闘機導入がご破算になりかねないため、いつまでもXバンドレーダー配備を拒

否し続けるわけにもいかない状態。


 結局、Xバンドレーダー配備問題は、米国と中国の2大国から「どっちに付くのかはっきり

しろ」と詰め寄られる“踏み絵”となってしまった。


 来年12月には米国は戦時作戦統制権を韓国に返還、米軍はわずかな兵力を残して韓

国から事実上撤退する。いまでさえ手に余る防空識別圏を広げても、無意味な“背伸び”と

しか受け取れないのだ。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140210/waf14021007000000-n1.htm

 

おまけにもうひとつ。
 

【大阪から世界を読む】「軍備」もパクリと偽造の韓国、「兵器」は欠陥品だらけが現実…18年間も完成できない戦車、川で沈没する水陸両用装甲車
2013.12.17 07:00

 安倍政権を「軍国主義の復活」などと非難する韓国だが、軍事費が国家予算の10%に上

るなど自らは軍備増強にまっしぐらだ。ただその中身は何ともお寒い。新型の国産戦車「K2

は開発開始から18年を経てもエンジンが作れず、部隊配備は延期に次ぐ延期。水陸両用の

装甲車
は川で沈没するなど技術不足による欠陥品ばかりで、首都防衛の機関砲がパクリ

のコピー品で使い物にならないことも明らかになった。大阪では町工場が人工衛星を作る

技術を持つが、“お隣り”は国家の威信をかけた軍備もパクリ偽造ポンコツオンパレード

だ。
Waf13121707010001n1
砲弾の発射速度は超スロー。「看板に偽りあり」のK9自走砲(military-today.com より)
Waf13121707010001p2
いまだ実戦配備にたどりつけない韓国のK2戦車(試作車)=メーカーのホームページより
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ソウルで開催された「国際航空宇宙及び防衛産業展示会」で展示されたFA50戦闘機2013年10月28日(AP)   

(岡田敏彦)

 ソウル聯合ニュースなどによると、韓国防衛事業庁などは今秋、新型戦車「K2(通称・黒

ヒョウ)用に開発していた国産エンジンが試験中に壊れるなど不具合を解決できないとし

て、戦車への組み込みを来年6月から12月へ延期すると発表した。


 実際、K2に関しては、これまで部品の不具合が明らかになるなど“前科”がありすぎた。


 K2の開発が始まったのは1995年。初の国産戦車を目指して設計され、エンジンは大出

力1500馬力、主砲は西側標準の120ミリ砲。ミサイルを迎撃する防護システムなどを持つ

意欲的な設計だが、ネックとなったのが国産エンジン変速機を組み合わせたパワーパッ

ク(PP)
の開発だった。


 朝鮮日報など現地報道によると、PPは2005年に国防部が国防科学研究所に開発を指

示。ドイツMTU社製を輸入し、それを“参考”に国産化を計画し、08年には韓国産の試作品

が完成した。が、翌09年の試験中に冷却ファンなど「主要部品に深刻な問題が発生」(防衛

事業庁)した。


 さらに10年12月には変速機の加熱でエンジンが損傷。昨年9月には試験中にシリンダー

が破損
し、今年4月にもシリンダーが破損。要するに、何度試験をしても不具合が解消され

ない
のだ。


 いつまでたっても完成しないことに業を煮やした政府は昨年末、100台分のPPをドイツ

MTU社などから完成品で購入すると決定した。それでも国産の望みを捨て切れず、別の

100台分は国産PPの開発を続けるとしていた。そこへ今回の延期決定だ。


 ちなみに日本では、韓国がK2開発中の18年間にエンジンや主砲を含めオール国産の新型

10式戦車の開発
を進め、現在すでに約60両部隊配備している。結果から見ればK2の

「エンジン国産化」は、意欲的というより無謀な挑戦といえるだろう。

(続く)