これを読むと、韓国のマスコミには人間性と言うものが無い集団のようだし、更には、政府
の救助活動も(肝心な初期には)相当混乱していたようだ。
なんと言っても初期のテレビ報道では「全員救助された」と報道している。こんな大事なこ
とが、なんのチェックもなしに、テレビで報道されること自体が全く報道態勢としてなってい
ない。
まあ朝鮮・韓国と言う国はそんな国だと思えばよいのだが、しかしながら政府に向かって被
害者家族の怒りが増幅したのも無理はない。しかもこのような大惨事は過去にも、韓国は
経験しているにも拘らず、その経験が今回も生かされていない、とこの筆者は切歯扼腕して
いる。
それもこれも、李明博や朴槿恵の内政軽視の結果のなせる業なのであろう。もともと朝鮮・
韓国とはこんな状態の国柄なのである。韓国なんぞに旅行に行くことは、危険極まりないと
思ったほうがよい。
浸水の韓国旅客船、ほぼ沈没 修学旅行生ら乗客477人の安否巡り混乱
2014.4.16 13:00
【ソウル=加藤達也】聯合ニュースによると、韓国南西部全羅南道の珍島(チンド)近くの
海上で16日午前9時ごろ、修学旅行中の韓国の高校生ら乗員乗客477人が乗った旅客船
から救難信号が発信された。韓国海洋警察が警備艇などを出動し、救助活動にあたった
が、旅客船はほぼ沈没した。
聯合ニュースは、2人がやけど、4人が打撲を負ったと伝えた。
YTNテレビは、乗っていた修学旅行中の高校生と教員計約340人は全員救助されたと
報道。だが、その後、この情報が誤りの可能性があるとしており、情報は錯綜している。
在韓国日本大使館によると、これまでに日本人が乗っていたとの情報は入っていない。
旅客船は15日夜、韓国北西部の仁川港を出発し、済州島に向かっていた。座礁した可能性
が指摘されているほか、浸水前、何かと衝突したような音がしたとの情報があるという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140416/kor14041613000003-n1.htm
このニュースでは乗客は477人となっているが、先の「2014年4月23日(水) 趙 章恩」氏
の論考では476人となっているが、どちらが正しいのであろうか。ちなみに先に紹介した「過
積載や「船体改造」は利益至上主義のせい? セウォル号事故に潜む韓国経済「負の
構造」 2014/4/23 19:40」によれば、106人+340人+29人=475人となっているが、どれが
正しいのでしょうか。調べれば正しい数字はわかるでしょうが、面倒だからこの際何人として
おきましょうか。ここでも混乱しているのですね。2014.4.28の日経新聞では476人となって
いて、そのうち302人が死亡、行方不明者となっていたので、まあ476人としておきましょう。
さて何かと衝突したような音とは、荷崩れした際に荷物などが壁にぶつかった音であろう。
この船は座礁したのではなく、舵をきった際に、船が傾き元々復元性が無い上に、荷物の
固定も完全でなかったために、船荷が左舷に崩れて更に船は急激に横倒し状態になり、沈
没していったものだ。
なぜ舵をきったのかは小生には詳らかではないが、若干の航路修正をしたのであろう。
船長始め主だった乗組員は、この船の復元力が無いことは承知していたと言う。だから極
端な舵きりはしなかったものと思われるが、舵がグイと廻ったとの説明もあり、復元力が落
ちていたため転覆にいたったのであろう。
韓国旅客船水没事故 出港から沈没までの全体航跡
韓国旅客船水没事故に関連し、海洋水産部が21日、旅客船セウォル号の船舶自動識別
装置(AIS)記録を精密分析した結果、伝えられていた115度よりはるかにゆるやかな45度
程度に(進路)角度を変更した。直角ではなく、「J」の字に放物線を描きながら戻ったことに
なる。
2014年4月23日15時27分配信 (C)YONHAP NEWS
http://www.wowkorea.jp/news/korea/2014/0423/10124770.html
韓国船沈没 「全速力で方向転換」操船の3等航海士供述
2014/4/19 13:23 ニュースソース 日本経済新聞 電子版
【ソウル=共同】韓国南西部沖の旅客船沈没事故で、19日付の韓国紙、中央日報は、操
船していた3等航海士(25)が合同捜査本部の調べに対し「現場付近で速度を落として右に
曲がるべきなのに、ほぼ全速力で進んで方向を変えた」と供述していると報じた。
現場は韓国でも有数の潮流の速い海域。捜査本部は、航海士が経験不足のため速度を
落とさずに方向転換したとみているという。
同紙によると、航海士は「最高速度の時速39キロに近い時速35キロで方向転換した」と
供述。「操舵(そうだ)装置がぐいっと回ってバランスを失い、統制不能になった」と説明した。
一方、旅客船のイ・ジュンソク船長(68)は19日未明、南西部の木浦で韓国記者団の質問
に答え、事故当時の状況について「針路を指示して、用があってしばらく寝室に行っていた
間に事故が起きた」と説明した。
事故直後、乗客に船内で待機するよう指示する放送が流れたことについて「救助船がま
だ来ていなかった」と釈明。「潮流が非常に速く、海水の温度も冷たかった。救命胴衣を身
に着けず船から出れば遠くに流されると思った」と語った。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19014_Z10C14A4CC0000/
(続く)