中国の不法で無法な夢(3)

(1)中国のあくどい夢・その1、
中国共産党「日本開放第二期工作要綱」

 

これを次に示す。これは、2009.4.8から2009.4.17までに、当ブログ「尖閣諸島問題」で紹介したものである。なお下記に示した biglobeURLは現在は存在しないようだ。

工作要綱の本文は、次のURLでも確認できる。

http://www.bishi-bashi-ishibashi.com/pdf/h22_2shiryou.pdf

  

中国はとっくの昔に、日本に多数の工作員を派遣して、政治家個人を始め各政党、文化人、テレビや新聞などのマスコミ、大学をはじめ学生・生徒・教職員、華僑、右・左翼団体、在日中国人、中国人留学生などに働きかけて、日本全体を中国に靡(なび)かせるよう工作を展開しているのである。その計画は壮大なものと見受けられる。だから李鵬が、「日本はその内に無くなってしまう」とオーストラリアのキーティング首相に、漏らしたものと思う。

 

次に、その「工作要綱」を示す。この内容はあらゆるところで言及されているので、既にご存知のことと思う。

 

中国共産党「日本開放第二期工作要綱」(全文)

 

なおこれは、国民新聞の下記URLより転載したものである。(昭和47年8月特別号)

http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/S47/4708/470801china.html

 

ここには下記のような前書きがあり、続いて「日本解放第二期工作要綱」の全文が記載されている。尚これによると、究極の目標として、中国共産党天皇暗殺・処刑も俎上(そじょう)に載せていることが記されている。恐ろしいことだ。しかもそのことは極秘にして行動せよ、と指示している。(→第二期工作の目標は、そのための民主連合政府の設立天皇制を廃して、共和制への移行準備の完了としている。)

 

中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪した際、偶然、入手した秘密文書。
内容は中国共産党が革命工作員に指示した陰謀で、当時から現在に至る迄、中国の対日謀略は秘密文書の通りに続いているとみられる。
同年8月、国民新聞社は特集記事を掲載し、更に小冊子を発行したが、重要と思われるのでここに再録する

 

この工作要綱は現在でも、内容を修正しつつ、有効に機能させていることであろう。北京オリンピック聖火リレー時における、在日中国人(留学生など)による組織的な暴力行為などは、将にその面目躍如たるものではなかったか。日本の中国大使館より支給されたアルミの大小の旗竿を武器に、暴れまわったあの姿は忘れるものではない。

'08.4.19~長野での聖火リレー、中国警備隊を完全排除せよ、を参照のこと)

(08.5.14~胡錦濤帰国、を参照のこと)

 

また、自民党のN階議員などは、故郷のW歌山県で露骨に中国よりの施策を実施して、県民よりかなりの顰蹙(ひんしゅく)を買っていたことがあったが、これなど、中国工作員に取り込まれているよい事例であろう。われわれは自民党議員だからと言って、気を許してはいけない。安倍晋三内閣での諸々のスキャンダルの発覚や自身の病気などにも、中国工作員の何らかの働きかけが無きにしも非ず、と言った見方にも一理あると、疑う必要もあろう。何しろ安倍内閣の動きは、この中国共産党の考えている日本開放路線と真逆の方向に向っていたからである。安倍晋三氏にはハード的にも、ソフト的にも、何らかの薬物を盛られていたことは、確かであろう。それ程中国共産党のスパイ・工作員の活躍は、活発に機能していると身構えなければならないのである。

  

中国共産党

  「日本解放第二期工作要綱」()
             

     A.基本戦略・任務・手段
 A-1.基本戦略

             A-2.解放工作組の任務

             A-3.任務達成の手段

 

 

A-1.基本戦略

 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有して
いる国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放
戦に奉仕せしめることにある。


A-2.解放工作組の任務

 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。

 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標)

 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標)

 ハ.日本人民民主共和国の樹立
       ・・天皇を戦犯の首魁として処刑
最終的には、天皇の暗殺・処刑を目標としている。なんとしても阻止しなければならない。

(第三期工作の目標)

 田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の
第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成するこ
とにある。


A-3.任務達成の手段

 本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定
の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。
即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる
指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者に
なさしめる言動の原則を示すものである。
すべて対象者を取り込み彼らに行動させよ、としている。

  本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっ
ている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに
工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。

(続く)