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続・次世代エコカー・本命は?(49)

自動車展示会などで見た感じのフォード・フィエスタはすっきりしたスタイルでインテリアも好感の持てるものであったので、撤退するとはいささか残念であるが、マツダもフォード・フィエスタのラジエーター・グリルのスタイルを参考にしてもらいたいものである。

フォード・フィエスタ

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http://www.npo-rjc.jp/impression/detail.php?id=33

 

マツダ・デミオ

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http://jp.autoblog.com/2014/09/12/mazda-demio-video-and-interview/

 

まあこうして比べてみるとフォード・フィエスタのスタイルの方が洗面されていることがわかるであろう。あんぐりと口を開けたように見えるマツダ・デミオは、少し醜く見えてしまう。五角形のグリルの上下を逆にして、造形を少し変えてみれば少しは良くなるのではないのかな。これは個人の好みの問題であるので評価しようがないが、しかしクルマとしてはスカイアクティブディーゼルエンジンも搭載されて、それなりに画期的な車として評価されているようだ。が、スタイルは今一。

 

序に言っておくが、この五角形の逆さグリルはマツダがフォード傘下にいたときにフォードの技術者が推奨したもののようだ。道理でマツダのスタイルに合わないと感じられたわけだ。

 

デミオよりスタイルのよいフォード・フィエスタではあるが、日本ではそれほど売れなかった。どうも売る気がなかったようだ。それとも何もしなくても売れると考えていたのか。

 

一言付け加えると、マツダのブランド戦略ZOOM−ZOOM」と言う言葉だが、これもFordが考えたものらしいがどんな意味かさっぱり分からないのだ。どうも幼児語のクルマを表す”ブー・ブー”と言うものらしいと言う事を最近本で読んだのだが、小生はカメラのズーム(急拡大、急上昇)なのかとずっと思っていたが「それにしても意味の分からないCMだなあ」と今もって思っている。だからこんな訳の判らない言葉をCMに使わせるようでは、Foedは日本では売れないわけだ。それでも今もってこの「ZOOM−ZOOM」はテレビでよく聞く。マツダも分かっているのかな。

 

 

 

フォード撤退、日本市場は見捨てられたのか

ドイツ車は好調、「アメ車」手抜きの自業自得

宮本 夏実 :東洋経済 記者

2016131

 

フォードのハッチバック車「フォーカス」。近年、日本での販売は低迷していた(写真:共同通信)

「今までフォード車を販売してきたお客さんのことを思うと困る」

九州のあるフォードディーラーは、苦渋に満ちた声で心情を吐露した。

米国自動車業界の「ビッグスリー」の1つであるフォード・モーターは、2016年中に日本でのすべての事業から撤退する。10店ある直営ディーラーはすべて閉鎖し、42店の独立系ディーラーとの契約も終了することが決定。日本拠点の従業員292は職を失う。

既存ユーザーへのアフターメンテは継続

既存のフォードユーザーへの交換部品の提供やアフターメンテナンスについては、なんらかの形で継続できるよう検討している。過去、仏ルノースウェーデンのサーブの正規輸入業者が不在になったときには、別の自動車販売会社が顧客対応を引き受けてきた。PL法(製造物責任法リコール発生時の告知義務があることを考えると、フォードのケースでも日本の窓口が一切なくなることは考えにくい。

1996年には日本で23000台を販売していたフォードだが、2008年以降は低迷が続き、販売台数5000台割れが続いていた。フォードの2014グローバル販売台数は632万台であり、そのうち日本が占める割合は1%未満と、日本の位置付けは低い。フォードは「収益性を改善する合理的な道筋がなく、投資に見合うリターンが見込めない」ことを理由に撤退を決めたと説明する。加えて、日本の自動車市場が縮小していることや、国産メーカーが支配的で輸入車シェアが低いことを指摘している。

フォードが指摘するように、日本は輸入車ブランドには魅力がないマーケットなのか。実は、欧州車ブランドは日本で販売台数を伸ばしており、国内新車販売のうちの輸入車の割合を「今の6%から10%に伸ばせる」(日本輸入車組合のペーター・クロンシュナーブル理事長)と、今後も成長は続く見通しだ。

画像を拡大 http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/-/

欧州の輸入車ブランドが伸びているのは、国産車から輸入車に乗り換える客を獲得できているからだ。2015年に65000台を販売し、フォルクスワーゲンを抜いて輸入車シェア首位となったメルセデス・ベンツは、輸入車デビュー層にも買いやすいコンパクトな低価格帯の車種を拡充し、販売台数が伸びた(右図表)

輸入車シェア3位のBMWでは、コンパクト車「2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー」の販売の7割を国産車からの乗り換え客が占めており、「日本市場はまだポテンシャルがある」(BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル社長)という。BMWは今夏に50億円超をかけた体験型の販売拠点をお台場にオープンする予定で、顧客の裾野を広げるマーケティングに惜しまず投資している。

アメ車もかつては高いシェア

1970年代はフォード、GMクライスラーを合わせた日本でのシェアは20%以上だったが、欧州勢に押されて2010年以降は2%台にとどまる。欧州車が国産車からの顧客を取り込む一方で、アメ車は「車に詳しいコアなファン」(九州のフォードディーラー)や「ドイツ車を避けて輸入車を探す人」(GM取り扱い販社)などの限られた固定客に依存している。

ビッグスリー2009年以降の東京モーターショーには参加しておらず、日本でブランドをアピールすることに積極的ではない。フォード撤退で残るGMクライスラーにも注目が集まる。日本でのアメ車の存在意義が問われる時が来ているのかもしれない。

http://toyokeizai.net/articles/-/102592

 

 

このようにフォードが日本撤退を表明すると言う事は、当然スズキのお相手にはならない。VWに懲りているから、スズキの相手は当然国内メーカーとなろう。日産は三菱と資本提携することを表明したので、日産は除外できる。やはりスズキの相手はトヨタしか考えられない、と言うところが真実なのであろう。

(続く)