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続・次世代エコカー・本命は?(75)

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不正問題への対応が課題

その一方で、燃費不正の問題でいちばん迷惑を受けている軽自動車4車種の顧客に対する補償を、三菱自動車はまだ示すことができていません。

軽自動車の生産停止は6月も続き、その後の再開の見通しもたっておらず、部品メーカーへの影響も広がっています。深刻な経営不振に陥りルノーとの提携を決めた当時の日産にゴーン氏が迎え入れられ経営を立て直したときと比べて、今の三菱自動車の置かれた状況は大きく異なります。

そうしたなかでの今回の“電撃提携”は果たして成功するのか

その第一歩としては、不正のあった軽自動車の顧客が納得できる補償を行うことや、日産から迎え入れる元役員を中心に開発部門の改革を進めることなどを通じて、三菱自動車がどのように信頼回復への道筋をつけていけるのかが問われることになります。

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三菱自動車の次期経営陣

http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_0527.html

 

 

この三菱自の次期経営陣の概要は次の通り。(6/24株主総会で就任済み)

 

左から

(1) 三菱自動車会長兼社長 益子修67才 (まあ留任と言う事か)

(2) 開発部門担当副社長 山下光彦63才 (日産自動車元副社長、当時は日産の技術顧問)

(3) 海外部門担当副社長 白地浩三62才 (三菱商事出身、4/1三菱自執行役員社長補佐)

(4) 財務部門担当副社長 池谷光司59才 (三菱東京UFJ銀行専務執行役員

 

 

日産からの増資は今年の10月と言う事になる。そして日産が三菱自動車筆頭株主となり、取締役11人中4人が日産サイドの人間となるようだ。会長はその4人の中から選出されると言う。当然益子氏は引退と言う事になる。不正の責任人物と見られてもおかしくない人物だからである。

社長は誰が選ばれるかは不明であるが、会長も社長も日産からと言う事はないと思われるから、当然三菱サイドから選ばれることになる。新規に誰かが社長として呼ばれることはないであろうから、結局白地浩三氏辺りが社長候補なのであろう。

 

 

まあこれでゴーンの悲願であった一千万台クラブへの仲間入りができることになったので、この三菱自動車の燃費偽装問題も一段落となろう。

 

まあ特別調査委員会の調査結果はどんなものになるのか、内容のあるものなのかは、はなはだ疑問のあるところであるが、この問題ばかりにかかずらわっている訳にもいかないので、次の移ろう。

 

 

 

(7)テスラ「モデルS」、自動運転中死亡事故

 

 

201657、アメリカフロリダ州Highwayで、簡易自動運転機能Autopilot」中のテスラモデルSが、左折中のトレーラーの側面に衝突してその運転者が死亡する、と言う衝撃的な事故が発生していた。2016630にテスラが発表している。それによると、車にはブレーキをかけた形跡が全くなかったと言う。

 

Highwayとは幹線道路・公道と言う事で、いわゆる日本で言う高速道路を意味しない。高速道路の場合はFreewayと言うそうだ。だからHighwayには交差点が存在する。

 

このとき、この「Autopilot」は、自車の直前に障害物が横切っていると言う認識は全くなかったことになる。

 

この事故に対して、テスラのイーロン・マスクCEOは、言い訳に躍起になっている。いくら人の運転の比べて、「Autopilot」の方が安全だなどと言う数字を出しても、Autoと言う言葉がつく以上、Autoは絶対に事故は起こらないと思ってしまうものだ。だからそのものずばり「LevelPilot」とか「Semidangerous Pilot」(この英語が正しいかどうかは知らないが)とかにする必要があろう。

 

 

 

TeslaModel S」、簡易自動運転中に死亡事故

  • 清水 直茂

  • 2016/07/01 16:35

TeslaModel S」、簡易自動運転中に死亡事故

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 米Tesla Motors社は米国時間2016630電気自動車のセダンModel S」で簡易的な自動運転機能「Autopilotを動作中、死亡事故が起きたことを発表した。運輸省高速道路交通安全局(NHTSAが調査し始めた。Tesla社によると、Autopilotの動作中における死亡事故は初めて

 201657、米国フロリダ州の高速道路の分岐点で、前方のトラックにModel Sが追突した。運転していた男性が死亡した。「空が明るくて眩しい状況で、車両も人も前方のトラックを認識できなかった」(Tesla社)とする。ブレーキがかかった形跡はないようだ。

 Tesla社は201510、ソフトウエアを更新することで、Model SAutopilotを実用化した。前方車両への追従やステアリング制御を伴う車線変更、自動駐車などの機能を実現した。Model Sに搭載するAutopilotは、自動運転技術の水準で「レベル2」に相当する。事故を起こしたときの責任は運転者にある。

 Tesla社は、「Autopilotはこれまで1億3000万マイル以上走った実績があり、今回初めて死亡事故が起きた。米国では9400万マイルに1度、死亡事故が発生する」との声明を発表。人の運転に比べて、Autopilot機能は安全であることを強調した。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/070102868/

(続く)