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続・次世代エコカー・本命は?(116)

まあ結局は自動車屋とIT屋との肌が合わなかったと言う事、ではなかったかな。但し、これからはAIに代表されるように、ITなどのソフトウェアの比重が想像以上に高くなってゆくものと思われるので、トヨタとしてもそれへの対応に乗り遅れないようにしなければならない。グーグルからの提携話を断ったのも、ハードウェアとしての自動車が、単なるソフトウェアのVersion upの対象となりかねない恐れがあったためだったと聞いたが、ここは敢えてAIなどのソフトウェアを従えるくらいの研究開発力を発揮して貰いたかった、と言うところが小生の本音であった。

 

 

(2)初めての女性役員、ジュリー・ハンプに関わる蹉跌

 

Julie Hamp氏は、昨年の34日付の役員人事で、41日付トヨタ新任の常務役員となっている。トヨタで初めての女性役員であった。

 

 

役員体制の変更および役員人事について

平成27 3 4  トヨタ自動車(株)

 

当社は、平成27 3 4 日開催の取締役会において、役員体制の一部変更を決議し、役員人

事を内定しましたのでお知らせいたします。

本件に関する詳細につきましては、別紙プレスリリースをご参照ください。

以 上

 

 

4 1 日付 役員の変更

 

1.新任専務役員(5 名)

 

氏 名    現役職

河合 満   技監

宮内 一公  常務役員

水島 寿之  アイシン精機代表取締役副社長

永田 理   常務役員

友山 茂樹  常務役員

 

2.新任常務役員(10 名)

 

氏 名    現役職

高見 達朗  常務理事(ユニット生産技術領域 領域長)

中嶋 裕樹  常務理事(製品企画本部 エグゼクティブチーフエンジニア)

Julie Hamp トヨタ モーター ノース アメリカ㈱ Group Vice President

磯谷 健   第1トヨタ企画部 主査

河本 二郎  ㈱トヨタマーケティングジャパン 取締役副社長

槇 祐治   経理部 主査

宮崎 洋一  第1トヨタ企画部長

小川 哲男  中国部長

奥地 弘章 デンソー 常務役員

Christopher P. Reynolds 米国トヨタ自動車販売㈱ Group Vice President

… 初の女性常務役員

 

(以下略)

http://app.fisco.jp/data/brand/7203/TDNET_PDF/140120150304403898.pdf

 

 

ジュリー・ハンプ氏は、ミシガン州立大学を卒業してGMに入社、主に広報を専門として頭角を現し南米・中東・アフリカの最高広報責任者COOとなり、一時GM欧州の副社長となる。その後ペプシコに移籍し、2012年には北米トタにCCOChief Content Officer)として移籍してきた。

 

CCOとはコンテンツに関する最高責任者で、比較的新しい役職のようだ。

 

A chief content officer (CCO) is a corporate executive responsible for the digital media creation and multi-channel publication of the organization's content (text, video, audio, animation, etc.)

ウィキペディアによると、「企業が持つコンテンツのデジタルメディア化とマルチチャンネルでの展開の責任者」です。

https://blog.sixapart.jp/2014-04/chief-content-officer.html

 

まあ平たく言うと、企業広報の総合編集責任者と言ったところ、と考えていればよいのかな。

 

https://innova-jp.com/ownedmedia-cco/によると、「企業がマーケティング目的で情報を発信していく場合、これまでのような通り一遍のニュースリリースや広告コピーや商品説明文では情報の海に埋没し、消費者は相変わらず見向きもしないでしょう。ここでは、企業側ではなく、受け取る消費者の立場に立ったコンテンツの制作がカギとなってきます。そのためには、ジャーナリストの様に重要な出来事を伝えたり、エンタメ雑誌の編集部の様に、純粋に面白いネタを追及したりする、メディアの感性をもってコンテンツ制作を行う事が必要です。」と書かれているので、

 

如何に企業のことを消費者に広報していくか、と言うことの重要性が増してきている、と言う事なのか。

 

単に商品の説明・PRではなくて、企業そのものの活動やそのもととなる企業理念などを消費者にうまくつたてえて、商品だけでなく企業や企業を経営する役員はじめ社員達までもが信頼に足る存在だと思わせることが重要になってきていると言う事なのでしょう。

 

そのJulie Hamp(ジュリー・ハンプ)氏が、就任3ヵ月後の2015.6.18に「麻薬取締法違反容疑」で、警視庁に逮捕されてしまったのだ。

 

 

トヨタ女性役員逮捕】目玉人事が一転…逮捕前日に本格デビューしたばかり 常勝トヨタに衝撃走る

2015.6.18 19:15


麻薬密輸容疑で逮捕された、トヨタ常務役員のジュリー・ハンプ容疑者=4月3日、名古屋市

 麻薬取締法違反容疑18日、警視庁に逮捕されたトヨタ自動車常務役員のジュリー・ハンプ容疑者(55)は今年(2015)4女性初の役員に就いたばかりだった。女性や外国人の登用を進める“目玉人事”として抜擢(ばってき)されたハンプ容疑者の逮捕は、トヨタの企業イメージにも打撃を与えそうだ。

 ハンプ氏は米国出身でゼネラル・モーターズなどを経て平成246月にトヨタの北米子会社に入社し、副社長に就任。今年4月、女性初の役員として本社の常務役員に就き、広報部門のトップを務めていた。

 4月の就任会見では「身が引き締まる思いで、役割を託されたことにわくわくする」と述べ、「トヨタの女性活躍の一翼を担いたい」と意欲を示していた。

 逮捕前日の今月17日には、初の外国人副社長になったディディエ・ルロワ氏の就任会見に同席。冒頭でルロワ氏の人となりを紹介するなど、「広報担当役員としての本格デビュー」(トヨタ関係者)を果たしていた。

 トヨタの広報は産経新聞の取材に「現在、状況を確認中」としている。

http://www.sankei.com/economy/news/150618/ecn1506180039-n1.html

(続く)