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続続・次世代エコカー・本命は?(4)

3/24()には解除されるようだが、桑名市長名で、出火工場の使用停止命令を出される始末である。

 

 

800人作業中、トヨタ車体いなべ工場燃える

毎日新聞20173202141(最終更新 3202353)

4階一部400平方メートル焼く 全員避難

 20日午後5時半ごろ三重県いなべ市員弁(いなべ)町市之原のトヨタ車体いなべ工場で火災報知機が鳴り、社員が119番した。同県桑名市消防本部や県警いなべ署などによると、塗装工程のある第2工場4階から黒煙が上がり、4階の一部約400平方メートルを焼いた。作業中の従業員にけがはなかったが、消火作業中の消防署員が煙を吸って病院に運ばれた。

 トヨタ車体などによると、第2工場は鉄骨造り4階建てで1階が組み立て工程、2~4階が塗装工程となっている。4階(約1万6500平方メートル)は通常無人で熱風による乾燥炉がある。いなべ署によると、出火当時、第2工場では約800人が作業中だったが、全員が無事に避難した。

 桑名市消防本部によると、消防車など14台が出動し、午後8時40分ごろに鎮火した。同消防本部は午後7時14分、危険防止のため第2工場の使用停止命令を出した。21日午前9時半から現場で出火原因などを調査し、解除の可否を判断する。

 トヨタ車体トヨタ自動車の完全子会社で、愛知県刈谷市に本社を置く。いなべ工場は約80万平方メートルの敷地に第1、第2、部品、成形の4工場があり、2200~2300人が働いている。トヨタのミニバンの主力工場で、ハイエースアルファードなど3車種を生産している。火災で製造・出荷に影響する可能性もある。【田中功一、松本宣良】

http://mainichi.jp/articles/20170321/k00/00m/040/076000c

 

 

火災のあった工場は、第2工場の4階の塗装乾燥炉だという。この乾燥炉は通常は無人で、塗装されたボデーの乾燥を行うために、200℃前後の熱風が流れていると言う。

 

トヨタ車体としては、多分に、この無人乾燥炉は自慢の種であったのではないのかな。ここまで自動で、しかも無人で低コストで高品質の塗装が出来る、と自慢したかった設備であった筈だ。

 

そのためには、それなりの厳重な設備管理が必要となるのであるが、少しそれを怠っていたものと思われる。何と言っても、常時200℃前後の熱風が吹き付けられており、塗装カスも舞っているのであるから、それなりの保守管理が必要となる。新しいうちはそれ程問題とはならないのであるが、長年使用続けるには、塗装カスも蓄積されてゆくので、かなり綿密な保守管理が必要となろう。

 

設備メンテナンスは、この種の設備にとっては、とても大事なことである。工場では、よくダクト火災が発生する。このことはトヨタ車体であれば、よくわかっていることであろう。この場合は、ダクトに貯まった煤(スス)などの可燃物に火がついて火災となるものであるので、ダクトの保守点検が必要なことは、十二分にわかっていたことであろう。200℃の熱風が使われていた塗装乾燥炉となれば、尚更保守点検は重要となる。

 

今回はそのダクトにひびが入っていた、と言うではないか。200℃ もの高温であれば、ダクト周りの耐火装置もそれなりに施されていたであろうし、その保守点検は重要メンテナンス項目であった筈だ。

 

きっとトヨタ車体でも、日常点検や重要定期点検も行われていたことであろう。見逃されていたとは思いたくはないが、具体的にどのようなことが必要かは小生にはわからないが、きっと定期点検・交換などのサイクルの修正や保守点検の仕方の見直しなどが必要となったことであろう。

 

 

トヨタ車体27日生産再開 火災で停止のいなべ工場

03.24 00:34伊勢新聞

 トヨタ車体(愛知県刈谷市)は23日、火災の影響で稼働停止しているいなべ市員弁町の同社いなべ工場第二工場について27日朝から稼働を再開すると発表した。

 同社広報室によると、火災は車体の塗装を乾燥させる「中塗り炉」と呼ばれる乾燥機上部にある排気ダクトに亀裂が生じ、そこから漏れた高温の熱風が堆積した塗料に引火したことが原因とみているという。

 同社は乾燥機周辺の損傷カ所や老朽箇所を点検、修繕し、排気ダクトを覆う断熱材を交換。再発防止策として、同工場を含む系列3工場について年1回の設備点検や清掃頻度を増やすことを検討していくとした。

 同広報担当は「ご心配ご迷惑をかけて深くおわび申し上げる。2度とこのような事故のないよう全社を挙げて再発防止を徹底していきたい」としている。

 火災は20日午後5時35分ごろ、塗装や組み立てなどを扱う鉄骨4階建て第二工場4階から出火。同階約1万6500平方㍍のうち、車体塗装の乾燥機周辺約400平方㍍を焼き、約3時間後に鎮火した。これを受けて同社は20日午後―23日午後までの稼働停止を発表していた。

 

http://news.line.me/issue/oa-iseshimbun/sonfyzw8tgkw?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=VgH90321132410

 

 

この伊勢新聞の記事内容が一番詳しく書かれているので参考に供したいが、「亀裂から漏れた熱風に含まれていた塗料カスが堆積し、それに引火した」ものと火災原因は理解されるが、そうすると塗装カスが蓄積するまでの期間がどれ程かはわからないが、火災以前に排気ダクトの亀裂が発生していたことになる。

(続く)