距離 店頭価格
テスラModel3 346km 3万5千ドル
GM シボレーBolt 383km 3万7千5百ドル
Ford フォーカスE 177km 3万ドル
日産 リーフ 135km 2万9千8百ドル
日産 リーフ改 172km 3万5千ドル★
★http://jp.autoblog.com/2015/09/13/2016-nissan-leaf-with-107-mile-range-will-start-at-37-640/
簡単に比較すると、こんな塩梅となる。シボレーBoltは明らかにテスラModel3 殺しとなろう。
日産リーフも、こんなに競合車が出てくれば、苦戦するに違いない。だから200マイル・320km級のEVを早々に出すものと予想されているのだ。まあ理論的に言えば、航続距離を延ばすことはそれほど難しいことではない。単にバッテリーを増やせばよいだけだが、バッテリーにしてみればそれはまたいろいろな問題が山積しているから、言うほどやさしいものではないのであろう。
トヨタが引っかかっているところも、そんなところではないのかな。そんなところ?と言うのは、航続距離とコスト、ということになる。何れもバッテリーに関係している。そう考えると、テスラの18650バッテリーを使ったEVは評価されるべきことなのであろう。何と言ってもバッテリーの心配はいらないので、そのコントロール制御方法だけを考えておけば良かった訳だから。但しバカ高いクルマなので、明らかに圏外である。
テスラの牙城はそろそろ崩れるころとなろう。GMは日産リーフなどは眼中になく、テスラを目の敵にしていると言うわけだ。
シボレー ボルトの航続距離
テスラ モデル3を上回る
航続距離はやや長いだけだが、GMの完全電気自動車ボルトは、テスラの新型モデル3より前に販売開始予定だ。
by Jamie Condliffe 2016.09.14
待つのが好きな人はいない。ゼネラルモーターズ(GM)は、シボレーボルトの航続距離がテスラのモデル3を上回るという事実を、 十分に活用しようとしている。
社内的には、もうずっと前からGMは完全電気自動車のボルトを「テスラに対抗す戦士」と捉えてきた。現在戦いは加熱し、GMは9月13日、米国環境保護庁の推計によれば、ボルトは1回のフル充電でテスラモデル3より長い383km走れると発表した。GMは、ボルトを店頭価格3万7500ドルで年内に販売するという。
対照的に、テスラモデル3の航続距離は346kmで価格は3万5000ドル。イーロン・マスクは「かなり自信を持って」2017年に発売開始予定だとしている。
スタイリング(テスラがおそらく勝っている)と、保守点検(シボレーは3200拠点、テスラは208拠点)を抜きにしても、すぐに電気自動車が欲しいなら、どちらを選ぶのかは、すぐに決断できるだろう。
(関連記事:WallStreetJournal,Bloomberg,“CanGMGofromVolttoBolt?”“TheTeslaModel3MayDependonThisBatteryBreakthrough”)
- ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 米国版 ニュース・解説担当副編集長
MIT Technology Reviewのニュース・解説担当副編集長。ロンドンを拠点に、日刊ニュースレター「ザ・ダウンロード」を米国版編集部がある米国ボストンが朝を迎える前に用意するのが仕事です。前職はニューサイエンティスト誌とGizmodoでした。オックスフォード大学で学んだ工学博士です。
https://www.technologyreview.jp/s/8873/the-chevrolet-bolt-has-totally-trumped-teslas-model-3/
そこでBolt EVと日産リーフ、テスラModelSとの比較記事を参考に供しよう。
(続く)