女々しいぞハリル、代表監督不適格(31)

次のタガの外れた監督は、今話題の日本大学アメリカンフットボール内田正人(元)監督

 

本日(2018.5.22)、日大アメフトの張本人が日本記者クラブで記者会見を開いているので、大方の内容はご承知のことと思われるが、そのご本人は監督やコーチから明確に反則プレーの指示があったことを述べている。

 

これでは、日大アメフト部はスポーツ部ではない、昔のやくざがたむろする飯場(はんば)と同じだ。

 

 

「やらなきゃ意味ない」日大選手、前監督の指示明かす

2018/5/22 18:00
日本経済新聞 電子版

 アメリカンフットボールの試合で悪質な反則行為をして関西学院大の選手を負傷させた日本大の宮川泰介選手(2022、日本記者クラブで記者会見し、試合前日にコーチを通じて内田正人前監督(19日付で辞任)から「相手のクオーターバック(QB)を1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる」と指示を受けたと説明した。

記者会見で頭を下げる日大アメフト部の選手(22日午後、東京都千代田区)

記者会見で頭を下げる日大アメフト部の選手(22日午後、東京都千代田区

 宮川選手は記者会見の冒頭、負傷させた関学大の選手らに対し「深く反省しております。申し訳ありませんでした」と謝罪。「事実を明らかにすることが償いの第一歩」と述べた。

 

 同選手によると、試合の3日前から「やる気が足りない」などとして練習から外されており、試合前日にコーチから「監督におまえをどうしたら試合に出せるか聞いたら、相手のQBを1プレー目でつぶせば出してやると言われた」と聞いた。

 「相手のQBがケガをして秋の試合に出られなかったら得だろう」とのコーチの発言もあり、「ケガをさせろ」という意味だと理解したという。

 「ここでやらなければ後がない」と考え、試合当日の5月6日、内田前監督に「つぶしにいくんで使ってください」と訴えたところ、前監督は「やらなきゃ意味ないよ」と発言。コーチからも「できませんでしたじゃ、済まされないぞ」と念を押された。

 同選手は試合の1プレー目、パスを投じた後で無防備になった関学大のQBに背後から激しくタックル。計3回の反則で退場となった。

 試合終了後、選手らが集まった場で前監督から(反則行為は)自分がやらせた。相手のことは考える必要はない」との話があったという。

 同選手は、反則行為で負傷した関学大の選手を18日に訪ねて直接謝罪していたことを明かした。今後については「(自分に)アメフトを続ける権利はない。この先やるつもりはない」と話した。

 同席した選手の代理人弁護士は、記者会見を開いた理由について「このままでは事実が明らかにならない。本人が(関学大の選手に)勝手に突っ込んだことになってしまう」と説明。選手が実名でカメラの前に出ることにしたのは、本人や家族が「顔を出さない謝罪はない」と考えているためだと述べた。

 日大側は15日付の関学大への回答書で「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きた」と前監督らの指示を否定。引き続き調査を進め、24日をめどに関学大に改めて回答するとしている。

 反則行為により腰椎を負傷した関学大の選手側は21日、大阪府警に被害届を提出。試合は東京都調布市で行われたため、今後、府警から移送を受けて警視庁が調べるとみられる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30818470S8A520C1CC1000/?n_cid=NMAIL006

 

 

しかしこの期に及んで日大は、まだ逃げ口上に終始している。反省と謝罪の気持ちのかけらもない、と言う事か。

 

1プレー目でつぶせ”は、「思い切って当たれ」という意味だと、しらばっくれている。

 

 

「つぶせ」は「最初から当たれ」という意味 日大が主張

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写真・図版日大の選手(右端)が、関学大のクオーターバック(右から2人目)を背後からタックル(動画から切り出し、一部加工)

 

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で悪質なタックルをした日大の宮川泰介選手が22日、東京都千代田区日本記者クラブで記者会見を開いたことを受け、日大広報部はコメントを発表した。コメントは次の通り。

     ◇

 本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。

 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。

 また、宮川選手が会見で話されたとおり、本人と監督は話す機会がほとんどない状況にありました。宮川選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足していたことにつきまして、反省いたしております。

 (日本大学広報部

https://www.asahi.com/articles/ASL5Q6RL9L5QUTQP03H.html?iref=comtop_8_03

 

 

これもおかしいと、小生には感じられる。”つぶせ”はいつも使われる言葉で、いつも”思い切って当たれ”という意味であれば、宮川泰介選手は、いつものようにQBにつっかかっていったと言う事か。宮川選手はいつも反則タックルのようなことをやっていたのか、そうは思われない。いつもはルールの範囲で懸命に動いていた筈だ。

 

思い切って当たれ、の内容が問題だ。”つぶせ”がいつも使われていたと言う事であれば、宮川選手はその内容は十二分にわかっていた筈である。いつもは反則タックルなどはしていない、思い切って当たっていたのだ。だからもしそうであれば(つぶせがいつも思い切って当たれと言う意味であれば)、あのような反則タックルはしていない筈だ。

 

その宮川選手が今回は反則タックルをしている。と言う事は”つぶせ”の意味には、反則タックルの意味が付け加えられていたものと判断しても、差し支えないのだ。宮川選手が思い違いをしたなどとは考えられない。

 

宮川選手は、真実を話している。

 

 

「前監督・コーチが反則行為指示」日大選手会

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  • 記者会見で謝罪する日大アメフト部の宮川泰介選手(22日午後3時3分、東京都千代田区で)=冨田大介撮影

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    記者会見で謝罪する日大アメフト部の宮川泰介選手(22日午後3時3分、東京都千代田区で)=冨田大介撮影 

  • 記者会見で、発言の冒頭に謝罪する日大アメフト部の宮川泰介選手(22日午後3時2分、東京都千代田区で)=上甲鉄撮影

    記者会見で、発言の冒頭に謝罪する日大アメフト部の宮川泰介選手(22日午後3時2分、東京都千代田区で)=上甲鉄撮影 


 アメリカンフットボール危険なタックル問題で、関西学院大の選手(19)を負傷させた日本大の宮川泰介選手(20)が22日、東京都内で記者会見を開き、内田正人前監督(62)コーチから反則行為を指示されたことを明らかにした。

 宮川選手は「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省している」と謝罪した。この問題を巡っては、警視庁が傷害容疑で捜査を始めた。関東学生アメリカンフットボール連盟も事実関係を調査しており、月末をめどに競技団体としての処分をする。

 代理人弁護士の同席で会見した宮川選手によると、危険行為があった5月6日の試合の3日前から実戦形式の練習を外され、2日前に内田氏から大学世界選手権の日本代表を辞退するよう指示されたこともあり、精神的に追いつめられた

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20180522-OYT1T50071.html?from=y10

 

(続く)