女々しいぞハリル、代表監督不適格(40)

2018.05.06 日大と関学大の第51回のアメフト定期戦にて、違法タックル発生。

タックル者・日大宮川泰介氏(20才)、被タックル者・関学大奥野耕世氏19

          (参照元https://majisuka.net/kangakudai_ameft.html

2018.05.09 関東学生連盟が違法タックル調査の規律委員会を立ち上げる。

2018.05.10 関学大アメフト部より日大アメフト部へ反則行為に対する申し入れ書送付

2018.05.11 内山監督と宮川泰介氏及びご両親が面会、謝罪に行く旨伝えるが拒絶される。

2018.05.12 関学大、記者会見で反則行為を糾弾(1回目)

2018.05.15 日大から関学大に上記回答書を持参

2018.05.17 関西学院大学、小野宏ディレクターと鳥内秀晃監督が記者会見(2回目)

関東学生アメフト連盟1部の15チーム監督会議、共同宣言公表。

2018.05.18 日大・宮川泰介氏と両親が関学関係者に謝罪。

2018.05.19 日大・加藤直人部長、内田監督と井上コーチ、関学へ謝罪に行く。

監督・コーチ辞任表明

2018.05.21 関学大負傷QBの父奥野康俊氏(大阪市議)記者会見、大阪府警に被害届提出。

日大教職員組合が真相究明・改革要求の声明文を大学理事長・学長に送る。

2018.05.22 日大・宮川泰介氏が日本記者クラブで、単独の記者会見(日大側不在)

2018.05.23 日大アメフトの内田正人監督と井上奨コーチが、日大にて緊急記者会見(20:00

2018.05.24 日大アメフト部選手の緊急ミーティング、同夜父母会も開催。

関東学生アメフト連盟1部リーグ、16大学の緊急監督会

日大アメフト部から関西学院大学へ再回答書提出。

2018.05.25 日本大学・大塚吉兵衛学長の記者会見、全く意味のない会見だった。

2016.05.26 関学の小野宏ディレクターと鳥内秀晃監督が日大回答書の説明会見(3回目)

2018.05.29 関東学連、日大アメフト部への罰則処分を発表、監督・コーチは除名処分、

ヘッドコーチは資格はく奪、DL選手とチームへは出場資格停止の処分。

日大アメフト部選手一同、声明文を発表。

 

日本大学と言う最高学府の理事長は学識経験者か何かかと思っていたが、豈図らんや、日大の相撲部出身の強者で大相撲入りはせずに、日大職員として権勢を振るう道を選んだと言う。相撲一筋で、と言ったら何だが、こんな人が巨大日大の理事長役が務まるのか、甚だ疑問だ。特に危機管理が課題となると、本当に力が発揮できるのか、巨大組織を統治できるのか、出来ているのかと疑問になる。特に今までの日大の対応を見れば、そう思われても仕方がないであろう。

 

もう日大の全面降伏しか道はない、と言った論考も出てきている。

 

 

 

日大アメフト部の存続には…“ドン”田中理事長の全面降伏しかない  神谷光男 スポーツ随想

         2018.5.29

        
 
日大・田中理事長の迫力満点の体格はダテではない

 

 他に話題はないのか、と思うほどテレビをつければ、日大アメリカンフットボール部の危険タックル問題ばかりだ。

 タックルした張本人の日大・宮川選手の潔い会見の翌日、内田前監督、井上前コーチが開いた釈明会見は、選手に責任を押しつけるような内容に終始し火に油を注いだ。

 さらに、何とか火消ししようとした大塚学長の会見も“ピンぼけ”だった。一般学生が就職活動の面接でこの件を企業に問われ困惑していることから、「学生が負担にならないよう、企業さまにお願いしたい」と訴え、ますます火は燃え広がるばかりだ。

 日大が何をどうしたらいいかわからず迷走している間、関東学生連盟の規律委員会が開かれ、近日中に理事会で日大の処分を決めるという。

 24日に開かれた日大を除く1部15校の監督会議でも「指導体制などに改善がなければ、今秋の対戦を拒否する」ことで一致。最低でも秋のリーグ戦出場停止は免れない。

 大学の3大スポーツといえば駅伝、ラグビー、野球だが、日大は3つともパッとしない。昨年の甲子園ボウル関学大を破り27年ぶりに優勝したアメフトが日大の顔として復活したばかりなのに、出場停止の痛手は計り知れない。

 部を何とか存続させたいのなら道はただ一つ、日大の実質的なトップで権限を一手に握る“ドン”田中英寿理事長が会見を開き“全面降伏”するしかない

 

 田中氏は日大相撲部出身。アマ横綱に3度も輝き、1学年下で大相撲の横綱になった輪島より「よっぽど強かった」といわれるほど。しかし、大相撲入りはせず日大職員として権勢をふるう道を選んだ。

 その田中氏が「アメフトの指導体制には間違いがあった」と全面的に認めて頭を下げ、監督と12人もいる指導体制の一新を発表すれば、世間の見る目も少しは変わってくるのではないか。

 それでも、監督やコーチが内田前監督の息がかかった人たちでは、同じことの繰り返しになるのは目に見えている。

 7万8000人の学生を抱え、平成30年度の資金収支予算総額は2620億円。大企業顔負けの予算で前年比72億円の増加だ。

 それだけもうかっているなら日大以外の外部、いっそのこと全く色に染まっていない本場米国からコーチ陣を招聘したらどうか。ゼロから生まれ変わった部にするには、なによりもまずプライドを捨てるしかない。(作家・神谷光男)

http://www.zakzak.co.jp/spo/news/180529/spo1805290005-n2.html

 

 

事ここに至っては一アメフト部だけの問題に止まらない。本当に日本大学の屋台骨を揺るがすことになりかねないのだ。世間としては、日大の屋台骨を揺るがすことになっても、いっこうに差しさわりはないのであるが、日大の学生・教職員、またこれから日大を目指そうとする者にとっては、たまったものではない。というよりも、これからは日大を目指さない方がよいのであろう。

 

この問題は今後もずっと尾を引くことになろう。

 

2018.05.29には、関東学連の処罰が発表されているし、また日大アメフト部からは声明文が発表されている。その声明文をよむと、小生には、一部つじつまが合わないと思われる箇所が散見された。気持ちはわからないでもないが、これでは本当に改革ができるのであろうかと、いささか疑問を感ずるのである。次にその声明文を掲載する。

 

 

【日大アメフト部 声明文全文】指示に盲目的に従順 ふがいない姿勢が一因 チーム改革実行に一丸

[ 201852917:15 ]

日大アメフット部が発表した声明文
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  日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、29日選手一同が声明文を発表した。

 声明文全文は以下の通り。

 声明文

 本年5月6日に行われました関西学院大学アメリカンフットボール部と私たち日本大学アメリカンフットボール部の第51回定期戦での私たちのチームメイトの反則行為について、ケガを負ったQBの選手とご家族の皆様にお見舞い申し上げるとともに、関西学院大学アメリカンフットボール部関係者の皆様、関東学生アメリカンフットボール連盟その他の関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心労をおかけしてしまったことを、私たち日本大学アメリカンフットボール部選手一同、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。また、私たちの行為によりアメリカンフットボールという競技そのものへの信頼が損なわれかねない状況に至ってしまったことについて、アメリカンフットボールを愛するすべての皆様、そして社会の皆様に深くお詫び申し上げます。

 今回の事件が起こってから、私たちは、どうしてこのようなことになってしまったのか皆で悩みながら何度も話し合ってきましたが、(1)まだ明確な答えが見つけられたわけではなく、これからも話し合いは続けていきたいと思います。また、これから捜査機関による捜査や大学が設置する第三者委員会の調査が行われるようですので、私たちも全面的に協力して、その結果も待ちたいと思います。なお、それらの捜査・調査に際しては、関係者の皆様にも、私たちが信じているチームメイトのように、誠実にありのまますべてをお話しして、(2)その責任をしっかり受け止めていただきたいと思っています。

 ただ、少なくとも、私たちは、私たちの大切な仲間であるチームメイトがとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、手助けすることができなかった私たちの責任はとても重いと考えています。これまで、私たちは、監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきてしまいました。それがチームの勝利のために必要なことと深く考えることも無く信じきっていました。また、監督・コーチとの間や選手間のコミュニケーションも十分ではありませんでした。そのような私たちのふがいない姿勢が、今回の事態を招いてしまった一因であろうと深く反省しています。

 私たちは、日本大学アメリカンフットボール部全体が生まれ変わる必要があることを自覚しています。今後、具体的に何をしていかなければならないかについては、これから選手一同とことん話し合って決めていきたいと思います。ただし、(3)絶対に必要だと今思っていることは、対戦相手やアメリカンフットボールに関わる全ての人々に対する尊敬の念を忘れないこと、真の意味でのスポーツマンシップを理解して実践すること、グラウンドではもちろんのこと、日常生活の中でも恥ずかしくない責任ある行動を心がけるなど常にフェアプレイ精神を持ち続けることを全員が徹底することです。(4)そのために何をしていく必要があるのか、皆様にご指導いただきながら、選手一人ひとりが自分自身に向き合って考え抜くとともに、チーム全体でよく話し合っていきたいと思います。

 そして、いつか、私たち日本大学アメリカン・フットボール部が、(5)部の指導体制を含め生まれ変わったと皆様に認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットボールを他のチームの仲間たちとともにプレーできる機会を、お許しいただければ有難いと思っています。また、そのときには、もし可能であれば、私たちのチームメートにも再びチームに戻ってきてもらい、一緒にプレーできればと願っています。

 私たち選手一同の今の思いは以上のとおりです。私たちは、今回の件の(6)深い反省のもと、真剣に、謙虚に、一丸となってチーム改革を実行していく所存ですので、どうかご指導のほど、よろしくお願い致します。

 平成30年5月29日

 日本大学アメリカンフットボール部選手一同

[ 201852917:15 ]

 

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/29/kiji/20180529s00040000247000c.html

 

この声明文の冒頭では、

 

(1) どうして、このような悪質なタックルが起こってしまったのかと思い悩んでいるが、明確な答えが見つからない、と嘆いている。

(続く)