女々しいぞハリル、代表監督不適格(41)

この声明文の冒頭では、

 

(1) どうして、このような悪質なタックルが起こってしまったのかと思い悩んでいるが、明確な答えが見つからない、と嘆いている。

 

しかし思い悩んでいる割には、「フェアプレイ精神」の徹底が必要だ(3) と言っている。それならば、何がフェアプレイでなかったか、理解できているのではないのかな。

 

監督・コーチから、「相手のクオーターバック(QB)を1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる」との反則指示があっても、明確に「それは出来ません」と抗う勇気がなかったことを悔いているのだ。

 

簡単に言ってしまえば、監督・コーチからに反則プレイの実行指示あり、それに抗う事が出来なかったことが、その思い悩む原因なのではないのか。又は監督の専制とその風潮が。

 

だからここでは監督・コーチの反則指示とそれに抗うことが出来なかった該当選手とそのような雰囲気が蔓延しているアメフト部の現状を、あからさまに表現しておくべきなのである。

 

そして(2) では監督・コーチからの理不尽なプレイの実行指示に対して、それにあらがう事が出来なかった責任をしっかりと受け止めているので、と言っているから尚更だ。

 

そして大学側にも”…その責任をしっかり受け止めていただきたい・・・”と言っているが、このままでは意味が通じないかも知れないと思われるので、と小生には感じられるので、やはり具体的に表現しておく方がよかろうと感ずるものであり。

 

(4) そのために何をしていく必要があるのかと自問自答しているが、そのことは既に分かっているようで、(5) では部の指導体制の抜本的な変革が必要だといっている、様に小生には思われる。


即ち「はまる」様な指導は完全になくして、自由闊達な意見交換ができるような指導体制を望んでいる、監督・コーチの総入れ替えをして、純粋にしがらみのない指導体制へと生まれ変わらせることが必須なのであろう。それが(6) チーム改革なのである。しからばアメフト部員としての気持ちはわかるのであるが監督やコーチの総入れ替えはアメフト部員だけで出来ることなのか、出来ることならどんどん進めてゆけばよいことなのだがそれは小生には判別できるものではないが、大学本部と話し合いをしてゆきたい、などと言う提言が必要ではないかと小生には思われるのである。

 

だから改革なのであり変革なのである。指導方法の抜本的変革が必要なのである。

 

だから日大全体の問題なのである。

 

 

同じ日、関東学連では日大アメフト部に対して、罰則規定に基づき処罰を発表している。関東学連と言っても単に名前だけの事務機関かと想像していたら、豈図らんや、この機関は真っ当な機関で、中で働いている人物達も相当腰の据わった立派な方達だったようで、真実を追求してそれを正しく掴み取り、規則に則って粛々と事を運び見事な処罰を申し渡している。久しぶりに感心した。

 

ただそれなりの実効性はあるものなのであろうか。

 

 

規律委「QBつぶせ」認識の乖離はない 内田氏らは会見で「ウソ」発言に「信用性ない」

[ 201852922:05 ]

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 <アメフット関東学連会見>会見する関東学連の(右から)寺田監事、柿沢理事長、森本専務理事(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ

 日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質なタックル問題で、関東学生連盟が29日に臨時理事会を開いた。同日夜に柿沢優二理事長らが都内で記者会見し、日大の内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)前コーチ(30)について、永久追放に相当する「除名」処分にしたと発表した。

 森本啓司専務理事が規律委員会の事実認定について説明。「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という指示をめぐり、日大側の「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きたことが問題の本質」という主張について、森本専務理事は「認識の乖離はないと断定した

 「思い切りプレーする、激しく行うのはコンタクトスポーツなら当然。それを3年生のレギュラー格の選手、しかも全日本に選抜されている当該選手にわざわざ指示したのは不自然。思い切り当たるのが当然のアメリカンフットボールにおいて、他校の友達だからといってタックルやブロックを手加減したりはしません。思い切り行け、激しくぶつかれという当然の指示するだけなら、相手QBと友達か?などと尋ねる必要はありません。友達を相手にさすがにここまではできないということをさせようとしたからこそ、井上コーチはそう尋ねてしまったと考えるのが自然。QBをつぶせという指示には、友達にはとてもできないことをしてこい、つまり文字通りつぶしてこい、ケガをさせてしまえという意図が込められていた。認識の乖離など、そこには存在しない」と根拠を示した。

 また、内田前監督は規律委員会の調査に対し、インカム(ヘッドホン)を落として反則プレーを見ていなかったとする主張についても、落としたとするインカムを拾う行為が映像で認められなかったため「当該選手の最初の反則行為を見ていなかったとする内田氏の供述は虚偽」と判断。「内田氏の発言は、自身の関与に関するものについては、おおよそすべてに信用性がないと規律委員会は判断します」と断罪した。

 報道陣からの「連盟の判断として、内田前監督・井上前コーチからケガをさせろという意味の指示はあったという判断か?内田前監督らは会見などでウソをついていたという判断か?」の質問に、森本専務理事は「その通りでございます」と答えた。この処分は2人に伝えたと明かした。

[ 201852922:05 ]

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/29/kiji/20180529s00040000387000c.html

 

 

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(続く)