続・うつけ者・文在寅、滅びよ韓国 (19)

(12)「月刊Hanada 4月春宵号」の重村智計の「朝鮮半島通信」の「レーダー照射事件の真相は韓国から北朝鮮への首脳会談面会料支払いP197)」には、次のように書かれている。

 

金正恩委員長のソウル訪問には、金大中大統領の支払いと同じ、十億ドルが要求されていると言われている。言うまでもなく、ドルの支払いは国連制裁違反だ。更に銀行送金は出来ないので、現金での支払いでなければならない。陸上輸送はアメリカの眼が光っている。困り果てた大統領府は海上での受け渡しを考えた……と言うのが「真相」ではないか。・・・・・・・・・・・・「受け渡し作戦」の最中に事件が起きたと考えれば、執拗な「接近禁止」要求も、その後の大統領府の介入も理解できる。むしろ、そうでなければ韓国の一連の「狂気の沙汰」は理解できない。

 

まあこんなところが、レーダー照射事件の真相ではないのかな。

 

と簡単に済ませるわけにはゆかないのだ。この南北交流関係が、やがては南北統一政府の樹立に、文在寅が向かわせようと意図しているからである。

 

すると、核とミサイルを持った朝鮮の出現となってしまうのである。

 

そうすると今でも厄介な「慰安婦」や「徴用工」などの問題を筆頭に、あることないことを言いつらって何事に対しても、居丈高に日本に迫ってくることになる。

 

もっと危険なことは、1993の韓国で発売されて大ベストセラーになった「ムクゲノ花ガサ咲キマシタ」と言う小説の内容を地で行くことになってしまうのだ。呉善花の論考を参照願う。

 

 

 

『韓国と北朝鮮は何を狙っているのか 核ミサイル危機から南北連合国家へのシナリオ』呉 善花

2018/9/6 ASIA / 東洋

北朝鮮が「国家核戦力の完成」の段階で南北融和姿勢へ転換するのは、

文在寅としては「当然そうなること」以外のものではないのです。

北朝鮮の路線転換とそれを受け入れた韓国が、ともにその先にめざしているのが、

南北朝鮮の統一です。

南北融和から南北統一で向かうことによって、北の核は「民族のための核」となります」

(本書)

「「北朝鮮国家核戦力の完成」が南北統一への道を開く、しかも北の独裁体制を温存したまま

という、まことに理不尽な歴史が始まろうとしているのです」(本書)

「現在の世界では、(中略)自国の利益を追求するという意味での「自国ファースト」の風が吹

きつのっています。韓国はこの風に乗り、在韓米軍を撤退させて南北統一を果たし

他国の脅威や圧力に屈しない「東アジアの強国」建設をめざしていると私は思います。

まさに「朝鮮ファースト」の推進です。朝鮮半島の南北統一は、日本には大いなる脅威となる

でしょう。南北共同の「反日」攻勢が予想されます。

戦時徴用工や慰安婦に関して、個人賠償請求権の攻勢をかけてくることでしょう」(本書)

著者の呉 善花(オ・ソンファ)氏は、韓国・済州島生まれで、83年に来日し、現在は拓殖大学

国際学部教授。

出自に対しては様々なレッテルを貼られ、日本での活動が不自由なこともあったと思われるが

(韓国ではもっとだろう)、本書ではそんなことは微塵も感じさせず、日本人に向けて朝鮮半島

の未来がどうなるのか、ということを偏った視点からではなく、客観的な視点から分析し論を

展開されている。

呉 善花(オ・ソンファ) 韓国・済州島出身


(続く)