続・うつけ者・文在寅、滅びよ韓国(45)

結局のところ、G20は次のような「首脳宣言」を発表して無事終了したが、当然の事ではあるが「日韓首脳会談」なんぞは行われていない。当たり前である。

 

(1) 世界経済の下振れリスクを防ぐためには、自由で無差別な貿易環境の実現が必須である。

(2) 自由、公平、無差別で透明性があり予測可能な安定した貿易及び投資環境を実現し、市場を開放的に保つよう努力する。

 

(3) 国際的な貿易及び投資は、成長、生産性、イノベーション、雇用創出及び開発の重要なけん引力である。

 

(4) デジタルデータの潜在力を最大限活用するため、国際的な政策討議を促進することを目指す。

 

(5) 2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す。

 

 

と言ったところが「首脳宣言」のかいつまんだ要旨ではあるが、詳しくは次の記事を参照願う。

 

 

2019629/ 21:34 / 1日前

情報BOX:G20首脳宣言の主な内容

Reuters Staff

https://jp.reuters.com/article/g20-communique-idJPKCN1TU0J9

 

 

まあ言ってみれば、米中摩擦が世界経済の最大のリスクであることから、トランプ保護主義習近平の不公平な自国主義を排除することを、日本の安倍首相が苦労して「首脳宣言」にまとめたものである、と報道されている。

 

 

「反保護主義」盛り込まずも米中を牽制 G20首脳宣言

2019.6.29 20:16 政治 政策

G20大阪サミット Trump G20 US China 貿易戦争を加熱させるトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席がG20で会談した=29日、大阪市(AP)

 

 20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が採択した首脳宣言は「反保護主義」こそ明記しなかったものの、「自由」「公平」など、“貿易戦争”を過熱させる米国と中国を牽制(けんせい)する文言を盛り込むことに成功した。今後、自由貿易の推進に向け、宣言に盛り込まれた改革や取り組みを着実に進めることが、日本をはじめ国際社会に求められる。(山口暢彦)

 

 「G20が持つ力を発揮するには各国間の対立を際立たせるのではなく、共通点に光を当てることが重要だ。この考えには多くの国が賛同してくれた」。安倍晋三首相は閉幕後の記者会見でこう述べた。

 

 G20サミットの首脳宣言は、2008年のリーマン・ショック直後に開かれた初めての会議以降、毎回、反保護主義を明記してきた。

 

 しかし、17年に誕生したトランプ米政権に配慮し、昨年のアルゼンチンでのサミットで保護主義を削除。今回のサミットでも、事前調整にあたった事務方は、早い時期に表現復活を断念していた。背景にあったのは、「トランプ米大統領を怒らせ、合意できるはずの事項も『ちゃぶ台返し』されては困る」(政府関係者)という判断だ。

 

 ただ、米中摩擦が世界経済の最大のリスクであることは間違いなく、初日の28日の会議でも、各国から懸念の声が相次いだ。こうした声を首脳宣言に最大限反映させつつ、米中も納得できるぎりぎりの表現を日本は探った。

 

 最終的には、「自由」「公平」「無差別」「開放的」「予測可能」「公平な競争条件」などを盛り込み、米国の制裁関税や中国の自国企業への補助金といった政策を牽制しつつ、名指しを避けて米中の顔を立てる形に落ち着いた。安倍首相は会見で「(首脳宣言のとりまとめで)大変な困難もあったが、多くの国の協力によって乗り越えられた」と振り返った。

 

 もっとも、G20が米中に直接働きかけ、貿易戦争をやめさせるのは難しいのも事実だ。米国による中国産品への追加関税「第4弾」が29日に見送られたのも、G20の説得でなく、トランプ氏と中国の習近平国家主席の首脳会談の結果だ。

 

 国際社会は今後も米中に根気強く働きかけることが重要だ。同時に、いずれ米国が多国間の枠組みに戻ることも念頭に、首脳宣言でうたった自由貿易体制の構築を着実に進めることが求められる。

 

(続く)