他社でのレンジエクステンダー搭載車について
実はレンジエクステンダー搭載EVはすでにあり、BMWの「i3」がすでに発売となっている。レンジエクステンダーもオプションで用意している。
i3は、走行距離が130~160kmだが、排気量650ccの2気筒の発電用エンジンや容量9Lの燃料タンクを搭載する。レンジエクステンダーを使えば、走行距離を300kmまで伸ばすことが可能。
更に日産もレンジエクステンダーEV として「Pure Drive e-Power」採用 した新型ノート e-POWER 2016年11月2日発売した。ライバル車種であり、同じレンジエクステンダーEV車である!
BMWの「i3」 これはプリウスをはじめとするハイブリッドカーはガソリン主体のEV車両であるが。
今後はEV主体の小排気量発電エンジンを搭載したモデルのある意味ハイブリッド車が増えていく可能性が高いと思われる。
https://car-repo.jp/blog-entry-300.html
レンジエクステンダーとシリーズHVの違いが判りずらいが、小生は次のように理解している。もし間違っていれば、訂正願う。
駆動力 初期駆動 発電機駆動
・レンジエクステンダー Batt. Batt. E/G Batt.が少なくなるとE/Gが始動充電
・シリーズ式HV Batt. E/G E/G 最初からE/Gが始動しBatt.に充電
シリーズ式HVは小容量のBatt.であるため常にE/Gで充電しているが、安価にできると言う利点がある。常にCO2は排出されている。レンジエクステンダーはBatt.走行のため、その間はCO2の排出はない。
レンジエクステンダーは、EVの航続距離を延ばすために発電用の小型E/Gを載せたものであり、シリーズ式HVは、高容量のBatt.は高価なので、極力Batt.を節約して小さくし、そのために充電用のE/Gを常時動かせて発電・充電しながら走行するものである。
まあマツダは、デミオEVは諦めて、CX-30のEV化を撰んだものと思われる。何はともあれ、欧州や中国での環境規制には、どうしても対応せざるを得ず、そうかといって商品力も持たせなければならないための、苦肉の策となったのではないのかな。
さて、ホンダeについては、次の記事を紹介しよう。
ホンダ 新型 Honda e 電気自動車 サイドカメラミラーシステム搭載 2020年10月発売
2019.11.20
ホンダは新型電気自動車「Honda e」を2020年10月から発売する。欧州では2020年8月頃から販売開始される。
2019年3月7日に開催されるジュネーブモーターショー 2019にてプロトタプとなる「Honda e」を世界初公開した。2019年9月12日から開催されるフランクフルトモーターショー2019で公式発表した。2019年10月24日~11月4日(プレスデー2019年10月23日〜24日)に開催予定の東京モーターショー2019で日本で初公開。
欧州(英国、ドイツ、フランス、ノルウェー)では、26,160ポンド(約347万円)〜28,660ポンド(約381万円)で販売。専用のオンライン予約Webサイトで、英国では800ポンド(約11万円)の返金可能な予約料を支払うことで、「Honda e」の早期ビルド枠を確保でる。
市販化を予定する電気自動車のプレビュー「Honda Urban EV Concept (アーバンEVコンセプト)」をプレスデー2017年9月12日~13日、一般公開日9月16日~24日に開催されるフランクフルトモーターショー2017に世界初公開した。
(続く)