世界自動車大戦争(42)

結局は、荷物に紛れて出国する方法を選んだのではないのかな。

 

 

 

ゴーン被告、楽器ケースに隠れ出国? 仏旅券で 

レバノン大統領と面会か

毎日新聞201912311958(最終更新 12312132)

カルロス・ゴーン被告=東京都千代田区2019523日、玉城達郎撮影

 レバノンの主要テレビ局MTV(電子版)は1231日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)は国籍を持つフランスの旅券を使い、出国時には楽器の保管ケースに身を隠して「警察映画のような経過で、レバノンに入国した」と報じた。ただ、情報源は明らかにされておらず、信ぴょう性は不明だ。

 

 報道によると、ゴーン前会長の出国作戦は「民兵組織」が、米国在住の妻キャロルさんと連絡を取り合い、実行したという。クリスマスディナーのための音楽隊を装った一団がゴーン前会長の東京都内の自宅に入り、楽器の保管ケースにゴーン前会長を隠し地方空港から出国したという。

 ゴーン前会長はレバノンやフランス、ブラジルの市民権を持っているとされるが、入国には仏旅券が使われたという。仏旅券は弁護団に預けており、MTVは新たな旅券をどう入手したのかは不明と伝えた。レバノンには、内政でも強い影響力を持つイスラムシーア派武装組織ヒズボラがある。日本の公安委員会はヒズボラを「国際テロ組織」に指定しているが、今回の作戦に関与したかは報じられていない。

 ゴーン前会長は現在、ベイルートにある妻キャロルさんの家族の家に滞在。レバノンのアウン大統領とも面会し、政府から厳重な護衛を受けているという。【中西啓介

https://mainichi.jp/articles/20191231/k00/00m/040/127000c

 

 

 

ゴーン被告、楽器箱に隠れ出国か
レバノンで報道、警備会社協力?
2019/12/31 22:21 (JST)
一般社団法人共同通信社

 

©一般社団法人共同通信社


保釈され、東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告=425日、東京・小菅

 【カイロ共同】レバノンの主要テレビMTV(電子版)31日、カルロス・ゴーン被告が楽器箱に隠れ、日本の地方空港から出国したと報じた。出国に際し、民間警備会社のようなグループの支援を受けたとしている。情報源は明らかにしておらず、信ぴょう性は不明。レバノン紙アフバルアルヨウムも「警備会社を使い、箱に隠れて密出国した」と報じた。

 MTVによると、このグループはクリスマスディナーの音楽隊を装ってゴーン被告の滞在先に入り、楽器箱に隠して連れ出した。映画のような脱出劇で、日本の当局者は気付かなかったとした。その後、トルコ経由でレバノンに入国したと伝えた。

https://this.kiji.is/584684268854379617

 

 

自宅から出る時から楽器の大箱に隠れていた、訳ではない。自宅からは1人で外出している映像が残っていると言う。もちろん帰宅はしていないから、この時に脱出の実行犯と落ち合ったのであろう。

 

楽団がゴーン宅を訪れたのは、楽器を収納する箱などのゴタゴタを必要としたためではないのかな。そのためそれをを載せるために、プライベートジェットを必要としたわけだ。その一つの箱に、ゴーンが収納されていた、と言うことか。

 

 

ゴーン元会長、1人で外出後戻らず 都内宅の映像確認

2020/1/3 10:28 (2020/1/3 17:36更新)
日本経済新聞 電子版

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)が保釈条件に違反して海外逃亡した事件で、ゴーン元会長が20191229日昼、都内の住宅を1人で出たまま戻らなかったことが3日、関係者への取材で分かった。監視カメラの映像で外出が確認された。元会長は同月中旬、周囲に「日本という国を疑っており、ここにいることが恐ろしい」と話していた。

【関連記事】 逃亡手配「家族は関与せず」 ゴーン元会長が声明

日本の捜査当局は国際刑事警察機構ICPOを通じて元会長を国際手配するとともに、出入国管理法違反(不法出国)容疑で捜査している。元会長は住宅を出て空港に向かった可能性があり、東京地検などは別の場所で何者かと合流した疑いもあるとみて調べている。

元会長は保釈条件として東京都港区内の住宅での居住を指定され、住宅には人の出入りを24時間記録する監視カメラが設置されていた。警察などがカメラ映像を分析したところ、元会長は191229日昼に1人で外出したのを最後に姿が確認できなかったという。映像では他に不審な人物の出入りもなかった。

一方、元会長は同年12月中旬、周囲に「(検察は)『ゴーンは有罪』ありきで、日本の司法システムがこんなものだとは知らなかった。そういうシステムの日本という国を疑っており、ここにいることが恐ろしい」と心情を説明。「私のゴールは日産、検察、日本政府に対して反撃の場を得られる機会を作ることだ」と話したという。

元会長は保釈条件で海外渡航や事件関係者への連絡が禁止され、妻キャロルさんとの接触にも裁判所の許可が必要だった。元会長はこうした状況について「私は毎日監視され、妻とも息子とも話ができない」と不満を漏らしていたという。

元会長は同年1229日夜関西国際空港からプライベートジェットでトルコへ向かい、イスタンブールの空港で別の機に乗り換え30レバノンベイルートに到着したとみられている。31、広報を担当するフランスの企業を通じて「私は今、レバノンにいる」と声明を出した。

レバノンの現地メディアは同月29日に楽団を装ったグループが元会長の住宅を訪れ、元会長は楽器の箱に隠れて移動したと報じた。しかし日本の捜査関係者によると、カメラ映像から確認できた外出時の状況とは符合しないという。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54021370T00C20A1CZ8000/

 

 

 

2019.12.29の夜関空からトルコのイスタンブールへ、プライベートジェットが飛び立っているから、それにこの楽団と楽団の楽器類のガラクタが載せられていた筈だ。そのガラクタのひと箱に、ゴーンが隠れていた、と言うことではないのかな。

 

楽団の楽器類を収納している箱類は、それとわかるために検査は緩かったのではないのかな。よもやその一つに、ゴーンが隠れているとは、思いもしなかったはずだ。

 

と言っても、関空のような大空港でその楽器類を載せたのではなかろう。関空では、緩いとはいえそれなりの荷物検査がある筈だ。もし無いとすると、これは大問題となる。関空は閉鎖されなければならないか、関係者は全員馘にしなければならないことになる。

 

だから関空で荷物を載せたものではなかろう。東京のゴーン宅に楽団が訪れたと言うことなので、その楽器類のゴタゴタは、東京以外の地方空港で載せたのではないのかな。例えば静岡などの地方空港だ。ゴーンたちは荷物検査の緩そうな空港を、綿密に探したはずだ。それなりの組織がバックになければできないことだ。

 

その時には、その楽器箱の一つにはゴーンが収納されていたはずだ。その地方空港には、多分X線検査装置はなかったのではないのかな。と言うよりも大きなものはX線検査装置には通らないものだ。楽器と判れば申告だけで通過できたのではないのかな。

 

まんまと楽団の荷物を収納したプライベートジェットは、その地方空港から楽団員の一部を載せるために(?)関空に立ち寄ったのではないのかな。楽団員たちは正規に出国検査を受けて、12/29の夜にトルコへと飛び立っていったのである。そして違法出国のゴーンも載せて。

 

・・・と推測を書いたのだが、地方空港などによらなくても関空自体での荷物検査が、プライベートジェットでは緩いか殆どない、と言う事なので、直接関空へこのプライベートジェットは来ているようだ。この件は後程詳しく述べるつもりだ。

 

 

トルコのイスタンブールでは、荷物を別の機に乗せ換えて、レバノンベイルートへ向かったわけだ。この時の荷物の検査は、載せ替えなので多分なかったのではないのかな。それともゴーンは正々堂々と乗り換えていったのかもしれない。トルコといえども、信用するわけにはいかない様だ。

 

と言ったところが、素人の浅はかな考察である。何か間違いなどがあれば、ご訂正願う。

 

(続く)