2010-01-01から1年間の記事一覧
(1)清国駐在の領事・武官から清軍の増派を知らされた日本軍大本営は、1894年7月19日に同日編成された連合艦隊に、1.朝鮮半島西岸の制海権と仮根拠地の確保、2.兵員増派を発見次第輸送船団と護衛艦隊の破砕を指示した。 (2)1894年7月25日早朝、…
この例でも分かるように農村も荒れていた。壬午軍乱の翌年の1883年頃から農民の反乱が各地で起きていたが、1894年(明治27)2月15日に全羅道での民衆の反乱に対して、朝鮮政府はその反乱は東学に責任があるとして東学の弾圧を始めた。東学とは…
当時は軍事力が直接的に物を言う時代、現代もそのことは通用しているが、では、軍事力が不足すると、非が相手国にあっても外交問題では負けてしまうのであった。そのため日本は散々苛められてきたのである。その点日本の軍拡8カ年計画は、今の中国のアジア…
このように世界の動きは日本の近代化を待ってはくれなかった。特に壬午軍乱(1882年・M15年)による公使館焼き討ちや日本人が殺戮されたこと、また甲申事変(1885年・M18年)による日清駐留軍の武力衝突したことなどのため、富国強兵が改めて…
さてこの女・子供を含む近親者への残酷な処刑は、中国・朝鮮への憎悪を福沢諭吉らに呼び起こさせて、福沢諭吉の「脱亜入欧」論を発表させることになり、日本近代化の方向性が定まるきっかけともなっている。そして日本軍の惨敗の結果が反省され、後の日清戦…
その後日本は花房公使を全権委員として、軍艦5隻、歩兵1個大隊と海軍陸戦隊を派遣する。これに対し宗主国としての清国軍戦艦とアメリカ軍艦が派遣され日本側を牽制する。結局は、日本は公使館の警護のために日本軍を駐留させることになる。このことは、清…
言ってみれば、この江華島条約は朝鮮を独立国として認めお互いに友好な外交関係を築こうとしたものであるが、このようにいくら日本が頑張って朝鮮の独立を認めても、清国をはじめ世界は朝鮮を清国の属国と認めていた。例えば、1885年にイギリスが朝鮮半…
そして更に続けている。 「韓国は、1000年以上にわたって宗主国への貢女と宦官の献上と言う哀史を抱えている。妓生の秘史も、過去の軍妓、駐留軍慰安専用の「ウォーカーヒル」つまり「米軍将兵慰安総合遊興村」などから、現在の「退廃理髪店」に至るまで…
この書籍では、「統一新羅の時代から李朝朝鮮に至るまで、例年、宗主国の元、明、清へと貢女を進貢してきたとの記録もある」と述べている。「婚姻の習慣から言えば、古代朝鮮は売春婚の国である。中華帝国をはじめとする北方諸王朝への貢女の献上は、古代か…
話は戻るが以上みてきたように、朝鮮半島は355年の高句麗時代(北燕に朝貢)から周辺国家へ朝貢している。それ以来ずっと満州、中国などの周辺国家に服属し、朝貢してきている。黄文雄氏は、朝鮮のことを千年属国と称しているが、このように史実を眺める…
以上ざっと朝鮮を中心とした東アジアの歴史状況を見てきたが、朝鮮が清朝を中心とする冊封体制から離脱するには、日清戦争の下関講和条約締結の1895年まで待たねばならなかったのである。 朝鮮の地位は、中国の属邦の中でも最も低く、下国の中の下国であ…
まったくもって朝鮮という国は、下劣で属国根性丸出しの国であると言うことがよく分かる。今もってその根性は、全く変わっていない。 中国では、元の衰退に伴い1351年には紅巾の乱か起こり、1356年から1362年にかけて高麗は紅巾賊に侵入される。…
更には高句麗の領土が満州の一部と遼東半島、朝鮮半島の北半分を領有していたため、中国と韓国の間で論争が起こっている。高句麗は中国の一地方行政府であるとの中国の主張に対して、韓国は、三国時代として百済、新羅、高句麗と同じ位置に三国が存在してい…
中国の歴史書の「史記」には、紀元前11世紀頃に殷王朝の一族の箕子(きし)が朝鮮に渡り「箕子朝鮮」を開国した、と記されている。丁度この頃中国では、殷王朝が周の武王に滅ぼされている。 そして前漢の時代、反乱に失敗した燕王の臣下であった衛満が朝鮮…
さて、「清国ハ朝鮮国ノ完全無欠ナル独立自主ノ国タルコトヲ確認ス」 とは、1894年(明治27年)7月から1895年(明治28年)3月にかけて戦われた「日清戦争」の日清講和条約(「下関条約」)の第1条の条文である。なぜ下関条約の第1条に「朝鮮…
今までに掲載したブログのテーマの一覧を載せる。 '07.4.30に最初のブログを載せているが、このNO.1からNO.31('08.10.29)までのブログのテーマ(題名)とその概要は、下記ブログで紹介している。 2008.12.21掲載の「日本は侵略国家ではありません…
これは8/31のNO.61からの続きである。さて小生がこのブログを開始しようと思い立った発端のひとつとなった大きな事件は、あのマーク・セイラー事件である。この事件は2009年8月29日にカルフォルニア州サンディエゴで起きた。トヨタのレクサスブランド…
41サッカー日本代表の新監督ザッケローニ氏、「愚かな選択?」―韓国メディア2010年09月01日12時03分 / 提供:サーチナ サッカー日本代表の次期監督に就任することが決まった、前イタリア1部・ユベントス監督のアルベルト・ザッケローニ氏(57)が31日、東京…
ここでひとつ提案しよう。今年の「流行語大賞」には「監督代行になって恩返ししたらどうなんだ、岡ちゃん!」を推薦しようではないか。 そしてその代表監督には、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏(57才)が就任することとなった。アルベルト・ザッ…
4 さて、少し視点を変えて、ワールドカップで勝つチームに必要な要素を考えてみましょう。 ・サッカーの世界においても国力を示そうという国家の意思と環境づくり・国民(選手)の自国に対するロイヤリティ・脈々とその国に培われてきたサッカーの歴史・ワー…
2見事なまでの一体化!組織づくりのポイントは? 日本代表がワールドカップを戦うには必要不可欠だった“戦略の変更”ですが、これほど「言うは易し、行なうは難し」と言えるものはありません。普通であれば、メンバー内にこの変更に対して疑問を抱くものがい…
32「岡ちゃんごめんね」は流行語大賞になるか?2010年7月10日(土)10:00 R25.jp (http://r25.yahoo.co.jp/) 今晩、サッカー日本代表はW杯決勝トーナメント初戦でパラグアイと対戦する。日本代表史上初のベスト8入りを目指すが、ネットでは岡田武史監督(…
スポーツジャーナリストが育ちにくい日本 確かにファンは熱狂する。だが、メディア、とりわけサッカージャーナリズムの中の者は、そうした雰囲気の中でも敗因をみつけ、将来のチームのために、あえてそれを提示してきたという過去がある。サッカージャーナリ…
確かに「ベスト16」に進むことが出来たくらいで喜んでいる国では、「ベスト4」を望むべくもないのであろう。確かにサッカー評論家たち自らが、敗戦後に「感動したり」、「勇気をもらったり」しているようでは、何年経とうが、私たちが日本代表の「ベスト…
そしてイビチャ・オシム前日本代表監督は、更に冷静だった。もっと先に進むことを念頭においていた。オシム氏だけが、全うな解説をしている。オシムだけが(と思うのだが)、パラグアイ戦での引き分け・点を入れることが出来なかった「サムライJAPAN」…
Yoree Kohという記者が書く「目上の人の命令に無条件に従うべしという日本の文化的規範」という日本人に対するステレオタイプが、ちょっと気になるところではありますが、まあ、日本人は外国からはそう見られているし、確かにそういう傾向が全体として強い国…
そして大会開始。米スポーツ専門局「ESPN」のサイトは、「グループリーグで良かったこととひどかったこと」という6月25日付コラムの中で、http://soccernet.espn.go.com/world-cup/columns/story/_/id/5327421/ce/us/best-worst-group-stage?cc=4716&ver=glo…
特に親日派でもない英大衆紙「サン」のこちらの記事でも、「鮮やかなフリーキックがまるで出ていなかった今大会だが、日出ずる国の連中がものすごい2本を決めてくれたおかげで、一気に明るくなった」と。「連中」と訳した言葉は「lads」。「lad」は直訳すれ…
何はともあれ、日本の16強は、世界にとっても驚きであったようだ。 21イタリア国営放送 日本16強は「驚き」[ 2010年06月25日 09:50 ] 【W杯1次リーグE組 日本3―1デンマーク】日本がデンマークを下し、決勝トーナメントに進んだことについて、国営イ…
しかしなにはともあれ予選リーグGroup matchsはそれでもよかった。しかし決勝リーグにはそれが通用しなかった。なぜだ。今回のワールドカップはそれで予選突破は出来た。しかし決勝リーグはそうはいかなかい。もう一歩だった。この体制でも、ちょっとだけ頑…