温家宝来日の虚構(1/2)

1.テナガ猿顔の温家宝'07年4/11に来日した。

当初5日間の滞在で関係改善を印象付ける予定だったが、2日間韓国を訪問し日本滞在を3日間に短縮した。

安倍晋三首相が、3/1首相官邸での記者団の慰安婦質問に対して、「旧日本軍が強制連行したという強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実だ。」と述べ、

更に3/5の参院予算委員会で、「狭義の意味で言う強制性について裏づけのある証言はなく、客観的事実に基づいていない」と日本軍の関与を否定した。

このことに対して中国政府が歴史問題で日本をけん制するための嫌がらせとして、敢えて訪問日程を短縮したものである。

非常に失礼である、だからchinkoro中国なのだ。

更に、「靖国に参拝するな」との意味をこめて、「胡錦濤の訪日もいつでも止められるぞ」と揺さぶりをかけたものだ。

全く頓馬な国だ、チンコロ中国と言うのは。

2.4/4、猿顔温家宝は、北京で日本の報道記者と会見した。

温家宝は、「戦略的互恵関係」を具体化する主要課題として、経済関係強化を強調した。その内容は、省エネ 環境保護 ハイテク 中小企業 金融 IT(情報技術)の6項目を重点分野に挙げた。

そして更に、日本の技術を盗めるだけ盗すめるように具体化する主要課題を共同文書にしたいと強調した。

しかし、東シナ海ガス田開発問題は「友好の海にすることができると信じている」とだけ抽象的に指摘するに留める。

また、北朝鮮の日本人拉致問題に関しては「必要な協力をすると表明している」と言いながらも「日朝間の問題だ」と突き放している。

まことに「盗人猛々しい」とはこのことだ。

そして小泉前首相の靖国参拝を批判し「二度とないことを期待する」と述べ、安倍晋三首相の参拝をけん制することを忘れなかった。

3.chinkoro中国は、安倍政権誕生に合わせて、表面上日中友好路線に舵を切った、かのように見える。その真意はどこにあるか。

中国は2008年に北京五輪2010年には上海万博を控えている。そして、日本からの政府開発援助(ODA)は2008年で打ち切りが決まっている。テナガ猿・温家宝が言ったように、中国は上記の6項目をはじめ、あらゆることに対する援助を切望している。

宇宙軍拡を含む人民解放軍の軍備増強やアフリカ諸国への援助など、中国の世界支配を強めるために、莫大な資金を必要としている。

中国へのODAなどの資金は、人民解放軍の生物化学兵器原子力潜水艦航空母艦、日本向けの核弾頭付き弾道弾、宇宙兵器開発に使われてしまう筈だ。

ODAをはじめ、中国は、日本からどれだけ経済援助を勝ち取るかが、最大の狙いだったのだ。「氷を溶かす」とはそういう意味なのである。

微笑外交に転ずれば、媚中派経団連などは尻尾を振って中国になびくとの読みがあるからである。

日本には、自分の事しか考えない「馬鹿な政治家」や「おろかな経済人」がたくさん居るからである。

4.chinkoro中国の微笑外交は、要は「日本を中国の財布にする」ための謀略に過ぎないのである。

「日本を中国の言いなりにさせる」ための、恫喝のひとつなのである。

靖国問題、南京映画、従軍慰安婦問題などなど、数え上げたら切がない。

今年2月末に自民党丹羽雄哉総務会長、3月には中川秀直幹事長らが中国へ行った。その時中国からは「安倍首相の靖国参拝を止めさせるか」と言う打診があった。

もし安倍首相が靖国神社を参拝するなら、「胡錦濤の訪日もないぞ」と言う揺さぶりなのである。

媚中派胡錦濤を呼ぶために、靖国参拝を自粛するよう画策している。馬鹿な奴らだ。

そんなことをしたら中国への土下座外交に後戻りしてしまう。

せっかく小泉首相が中国を無視して5年も続けて靖国神社を参拝してくれたからこそ、靖国参拝は日本のカードになったのである。

中国共産党内部では、靖国神社参拝を中止出来なかったことで、内部抗争の道具になってしまっている。反日宣伝を繰り返した結果、自縄自縛に陥ってしまった訳だ。

(続く)