創価学会と中国共産党(4/4)

 

(7)公明党事案

2002年4月30日、北京訪問中の公明党神崎武法代表(当時)は、中国国営テレ

 ビ局のインタビューを受けていた。その時、神崎はインタビューに答えて、小泉首相

 靖国参拝を痛烈に批判した。

 「日本はかっての侵略戦争を率直に反省し謝罪することが一番大事だ。」

 「一国の指導者が靖国神社へ公式に参拝することには反対だ。一つにはA級戦犯が合祀されている神社に参拝するのは戦争を美化し、アジアの国民感情を刺激するからだ。

 もう一つは総理の参拝は憲法20条の政教分離の規定上問題があるからだ。」

 これは中国外務省のスポークスマンでも、中国政府指導者でもない。自民党と連立を組

 ん出来た公明党の神崎代表の発言なのだ。

・神崎は訪中する前に創価学会池田大作名誉会長と会い、さまざまな指示を受けていた。

 創価学会に詳しい関係者によると、江沢民ら中国指導部と会談した際に、小泉の靖国社参拝を、中国側から激しく批判してもらうようにして、小泉への圧力にするようにと”秘策”を授けられていた、と言う。

・「これまで積み上げてきた日中韓の信頼関係を崩してはならない。そのためにも、公明

 党が政治の分野での重要な歯止めの役割を果たさなければならない。」と繰り返し神崎

 を諭したと言う。

・[勿論、事前に池田から例の中国大使館の参事官などを通じて、江沢民にもそのように

 振舞うように依頼されていたかもしれない。と小生は考える]

 事実、会談中の江沢民は、小泉首相の親書には全く関心を示さず、サイドテーブルに放

 置したまま激しい「小泉批判」を展開したと言う。

江沢民小泉首相靖国参拝を「信義違反」として「許すことが出来ない」と感情をあ

 らわにし、あたかもマフィヤの親分が敵対する相手を恫喝するような言い方だったと

 言う。まったくもって、外交上非礼な態度に終始したと言う。

・この剣幕に圧倒された神埼は、友党の小泉首相を援護することなく、敵方の江沢民の言

 いぶんを、そっくりそのまま小泉首相に向けたのが、先のインタビューにおける神崎の

 馬鹿たれの発言であった。

・[これらはあらかじめ池田から中国大使館の参事官を通じて、江沢民にもたらされてい

 た筋書きだったかも知れない。それにしても、小泉首相は立派であった。毎年キチンと

 靖国神社を参拝続けてくれたからだ。

 靖国参拝は日本のカードである。安倍晋三も是非とも靖国参拝を続けるべきである。

 それから言っておくが、公明党創価学会の関係こそ、憲法20条違反なのである。]

・現在の公明党太田代表は神崎よりも創価学会色が濃い。京都大学出身で相撲部の主将も勤め、公明党入れした時に池田の目に留まり、創価学会で男子部長、青年部長などの要職を歴任し、池田に育てられ、池田の言うことを聞く腹心になったと言う。

・太田とコンビを組む幹事長の北側一雄は、創価大学出身で、池田の熱烈な信奉者である。

 いずれにせよ、公明党の要職に就く人物は、池田の腹心であることは違いない。

創価学会での「池田礼賛」は、中国の文化大革命時代の「毛沢東礼賛」と本質的には、

 なんら変わらないと言う。

 「公明党が宗教団体の創価学会から独立した政党になるのは本質的に不可能」と言うのが実情であろう。ますますもって憲法20条に抵触する。

・従って自然と、公明党の対中政策も池田の意に沿うように、”親中的”にならざるを得

 ない。

(8)自民党公明党との連立を解消すべきだ。

・以上の状況からすると、自民党公明党と連立与党を形成しているが、極端な見方すれば、「自民党は、中国共産党と連立与党を形成しているのと同じ。中国の思う壺だ。」

・[これではいくら安倍晋三が、「戦後レジュームからの脱却」憲法9条改正」

 叫んでも、公明党、否、創価学会中国共産党に潰されてしまう。早々に公明党とは、

 手を切ることを決断すべきである。民主党の前原や岡田などと手を結ぶことを考える

 方が、余程、「戦後レジュームからの脱却の可能性」がある。

 更には、小沢の馬鹿たれも手なずける位の度量と手練手管が必要である。]

・しかし肝心の安倍晋三は、9月12日急遽辞任してしまった。次の首相にとっても、こちらの公明党に関する事項は、肝に銘じておく必要がある。安易に中国に行ったり、赤ら顔のマントヒヒ胡錦濤などを日本に招待してはならない。

Chinkoro中国はあくまでも日本の国連常任理事国入りを拒むであろうし、東シナ海のガス田開発でも、絶対に譲ることはない。更には尖閣列島の軍事占領を試みる計画すら立案しているのである。氷を溶かすなどと浮かれてはならない。

中国は、冷酷な共産党一党支配の、独裁・専制国家であることを忘れてはならない。

特に自民党媚中派の諸先生方には強くお願いする。

(終わり)