(1)聖火・中国警備隊
いよいよ、4/26に長野で、悪名高い北京五輪の聖火リレーが行われる。
警察庁は4月10日、聖火ランナーに伴走する聖火の「中国警備隊」によ
る聖火警護を、一切認めないことを決定した。
日本での聖火リレーの警護は、当然日本警察の責任と権限で行われるべきも
のである。もしも中国の武装警察官との見方のある聖火防衛隊なんぞが走り出
すとしたら、明確な主権の侵害である。日本政府は断固として阻止し、これを排
除しなければならない。
この中国警備隊員は、襟元に小さいマイク、耳にイヤホンを装着し、腰のバッ
クには通信機器を身に着けている。お互いにマイクで連絡を取り合い、鋭い目
つきで周囲を監視している、と言うことだ。
事実TV画面ではその通り行動している。
(http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080415/mds0804150933001-n1.htm)
明らかに十分な軍事訓練を受けていることがうかがえる。
(2)中国警備隊は主権の侵害
2004年のアテネ五輪では日本の警察庁からも数人が派遣され各国の治安当
局と情報交換をし、テロ警戒に当たった。しかし、ギリシャ政府は「選手団や代表
団の警護はギリシャの治安当局だけが責任をおっている」(ブルガラキス公安相
当時)との立場を崩さなかった、と言う。
(http://sankei.jp.msn.com/world/china/080415/ohn0804170905004-n3.htm)
警察庁は、北京が派遣する「青いやから達」の伴走や介入は、一切認めてはなら
ない。「日本国内の警備は日本の警察が行うのが当たり前」だ。
吉村博人・警察庁長官も4/10の記者会見で、「平穏なリレーが実現できるよ
う、北京五輪実行委員会や長野市と連携をとり、適切な警備を実施してゆきたい」
と述べている。是非この言葉通りに、中国警備隊の実力行使は認めず、日本の
警察だけで取り仕切ってほしいものである。
鷲沢正一長野市長も、腰砕けないでほしい。
泉信也国家公安委員長も、4/11の閣議後の記者会見で、「警備は日本の
警察がちゃんとさせていただくと言う大原則を崩すべきではない」と述べている。
更に「警備は長野県警と我々の役目、他の国で走ったから日本でも中国警備隊
を走らせる、と言う考え方は歓迎しない」と発言している。
是非ともあの「青い服の見苦しいやから達」を、TV画面にも映らせないよう完
全に排除していただきたい。
崔天凱が何を言ったか知れないが、また、政府中枢からもひょっとしたら圧力が
あるかもしれないが、「青い服」は排除すべきです。
(続く)