胡錦濤の日本をたぶらかす旅(1/2)

胡錦濤が、明日日本に来るようだが、何のために来るのか。

確かに季節は暖かくなった。暖かい春には春だが、福田康夫はいざ知らず、国

の大多数はそんな風には思っていない。戦略的互恵関係」は当の昔に

散霧消したと思っている。

大陸棚の延長までもが自国の排他的経済水域なんぞと主張して行動している国

中国に、戦略的互恵関係が成り立つはずがない。もしそういうなら両国の中間

を挟んでのガス田の共同開発を行う必要がある。しかし、中国は一切話し合

う気などさらさらない。

胡錦濤の言う「両国は既に深く有益な協議を行い、積極的な進展を得ている」と

うことは、裏を返せば、中国は既に深く油井を掘り下げており、積極的に

ガスを吸い上げていると言うことである。

中国の言う天外天ガス田は'05.9月には生産を始めており、日中中間線から4km

か離れておらず、更に春暁ガス田も生産を開始し、その位置は中間線からわ

か1.kmしか離れていない。

'05/7月に日本は帝国石油試掘権を与えたが、中国は「日本の試掘権

の行為は中国の主権と権益に対する重大な挑発且つ侵害」と反発し、中

国の最新鋭艦である「ソヴレンヌイ級駆逐艦」など5隻の艦隊をガス田の周辺に

遊弋させている。明らかに日本を馬鹿にしている行為であり、見下している。事

実やがては日本を「大和族自治区」として併合する構想を練っている。チベット

自治区やウィグル族自治区などと同じ形態に併合しようとする企画を密かに

練っている。中国の言う「戦略的互恵関係」とは、日本を大和族自治区として併

合することであることを、福田さん、よく認識して、胡錦濤と対してくださいよ。

一寸遅きに失しているが、北京オリンピックと上海万博を控えた今が、日本の試

掘のチャンスではないかい。

事実ここら辺のガスの埋蔵量はあまり多くないと言う。1~2年で掘りつくす量で

はないかと言われているので、この日中中間線付近にたくさんのプラットフォーム

を作り固定施設として「事実上の中国領土」とし、東シナ海制海権と軍事的

優位性を確保し、アメリカ軍の到着よりも早く日本を攻撃できる態勢を確立する

ことにある、ともいわれている。あの固定施設にはどんな軍事施設が設置され

ているかも、研究しておく必要がある。

なんと言っても中国の戦略的ミサイル群の目標には、日本の各都市がセットされ

ているのであるから。福田さん、胡錦濤には、目標地から日本をはずせ、と問

い詰めてくださいよ。

(続く)