尖閣諸島問題(42-1)

中国軍2015年就航をめどに、上海・長興島で国産空母2隻の建造に着手す

る。

33.3、中国が初の空母建造へ 中型2隻、年内本格化200901042332

2009.1.4 23:32    このニュースのトピックス:中国
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 【北京=野口東秀】中国は今年から初の国産空母の建造を本格化させるよう

だ。すでに初期段階の準備は始まっているが、軍事筋によると、大連で改修して

いる旧ソ連空母ワリャーグ(5万8500トン)を練習空母として就役させ、その経

を踏まえて、2隻の中型空母(4万-6万トン級)を建造し計3隻体制で運用す

定だ。艦載する戦闘機はロシア製戦闘機スホイ33が含まれ、着艦時に用い

動装置を複数セット購入したという。


 空母建造は、大型ミサイル駆逐艦を建造した実績がある上海・長興島の造船

所とみられ、完成すれば南シナ海などを管轄する南海艦隊に配備される予定

だ。中国が海南島南端で建造中の地下式潜水艦基地の近くを拠点とし、大規模

な設備が建設されているもようだ。


 中国の国産空母は技術的に難しい原子力空母ではなく通常型で、艦載機

最大でも60機以下だ。2016年までに建造し、2020年には3隻での運用体制

を目指す方針とされる。


 艦載機は、ロシアの戦闘スホイ27艦載機に改良した33型機などを想定。

中国筋は昨年夏の段階で「50機の33型機をロシアから購入する」と指摘してい

た。テスト用の艦載機は購入済みとされる。中国が「国産」とする新型戦闘機「殲

10」の改造型なども対象となる可能性がある。

(続く)