尖閣諸島問題(45-1)

それから、安全保障政策が直接「国家威信」とは関係ないとは、何を言おうとし

ているのか理解に苦しむ。「国家威信」とは国の自尊心のことではないか。さす

れば安全保障の根柢には「国家威信」が存在していなければならない。教授のよ

うな考えでは、国は守れない。戦後の根無し草的平和感にどっぷりと浸かり、自

分の国は自分で守らなければならないという安全保障感に対して、彼は麻痺して

しまっているのではないか。安全保障政策の充実が必要だと言う考えには同調

できるが、こんな考え方では、「世界は無政府状態である」世界を渡ってはいけ

ない。もっと厳しい情勢判断を期待したい。


外国、特に中国や朝鮮、ロシアなどからの各種の侵害から、日本を守り「主権と

独立」を維持することこそが、究極の日本の目的である。そのためには、それら

に対抗する有効な軍事力を保持する必要がある。現時点での有効なハードな軍

事力とは、核弾頭を装備したミサイル・長距離弾道弾を保持して、日米同盟を堅

持してゆくことではないかと思うのである。日本を侵略すれば、四川の核基地と

中南海から海南島までが火の海になる、と言う恐れを与える軍事力を構築する

必要がある、と言うことではあるまいか。


そのためにも、世界最悪の法律日本国憲法の前文②と第9条の破棄を行わな

ければならない。次の櫻井よしこ氏の主張に、耳を傾けたい。
                

33.5、櫻井よしこ 麻生首相に申す】今こそ戦後体制を正せ200901080233

2009.1.8 02:33  このニュースのトピックス:世論調査・アンケート


 世論調査では、次の選挙で民主党を支持するという人が自民党支持者を凌駕

りょうが)している。また、メディアの大半が、麻生太郎首相に対して、殊更厳し

い論評を展開中だ。

(続く)