胡錦濤も、当初は「メタミドホスは日本で混入された」と理解していたのではないかな。尖閣諸
島を乗っ取ろうとしている中国政府の国家主席であり、少なくとも遅浩田の「日本を殲滅しよ
う」と言う論文を肯定している。誰が胡錦濤の微笑外交なんぞを信用しようか。
中国国内でのこの手の食中毒事件の例は枚挙に暇(いとま)が無い。2、3その例を挙げる
ので、是非参照願う。
17.9a、三鹿社、汚染粉ミルクを自主回収200809120000
河北省石家荘の三鹿集団は11日夜、自社製品の回収を発表した。同社が自主的に行った
検査で、今年8月6日以前に出荷した粉ミルクの一部が有害物質のメラミンに汚染されていた
ことがわかった。市場には約700トンが出回っているという。新華社のウェブサイト「新華網」が
伝えた。
消費者への責任を果たすべく、同社は直ちに8月6日以前に生産したすべての粉ミルクの
回収を決定。
衛生部の専門家によると、メラミンは化学工業原料で、人体の泌尿器系に結石を生成する
といわれる。(編集KA)
「人民網日本語版」 2008年09月12日
http://j1.people.com.cn/94476/94674/6498524.html
19.6、中国の結婚披露宴で食中毒が相次ぐ200810221412
2008.10.22 14:12 このニュースのトピックス:食の安全
[北京 21日 ロイター] 北京郊外の同じレストランで17日と18日に行われた結婚披露
宴で、約250人の出席者のうち少なくとも60人が食中毒になり、数日内に病院に搬送され
た。
新京報は「結婚披露宴で嘔吐(おうと)や下痢に見舞われたことをほかの人に話さなければ
ならないなんて恥ずかしかった」とのある村人のコメントを伝えた。
中国では今月に入って、河北省で行われた結婚披露宴でも塩と間違えてさび取り剤が入
れられた料理を食べ、約170人の招待客が食中毒となっていた。
さらにその前日には、中国北西部に位置する甘粛省の結婚披露宴で、ゲスト61人が食中
毒に見舞われた。
中国では近年、食の安全が揺らいでおり、最近では汚染された粉ミルクにより多くの乳幼
児に健康被害が出ており、4人の赤ちゃんが死亡したことも報告されている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081022/chn0810221412003-n1.htm
19.7、【メラミン混入】25%が汚染粉ミルク飲む 北京市の乳幼児、被害7万5500人200810261327
2008.10.26 13:27 このニュースのトピックス:食の安全
26日付の中国紙、京華時報によると、北京市衛生局の調査で、同市の乳幼児の約25%
が有害物質メラミンに汚染された粉ミルクを飲んだことがあることが分かった。
北京市衛生局は、9月20日から10月24日にかけ、ゼロ歳から3歳までの乳幼児がいる
約30万8000世帯の訪問調査を実施。汚染された粉ミルクを飲んだことがある乳幼児は約
7万5500人に上った。
3458人が病院で腎臓結石などと診断され、16人が現在も入院して治療を受けているとい
う。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081026/chn0810261329000-n1.htm
19.8、【メラミン混入】中国、20社の製品で再検出 濃度2・4倍も200810010922
2008.10.1 09:22 このニュースのトピックス:食の安全
中国の国家品質監督検査検疫総局は30日、国内の粉ミルクメーカー154社の製品のうち
20社の製品から有害物質メラミンが検出されたと発表した。9月16日発表の検査結果でも
22社の製品からメラミンが検出されているが、今回は対象を広げてあらためて検査。前回
の2・4倍に上る高濃度の製品もあった。
汚染粉ミルク事件発覚の発端となった河北省石家荘市の三鹿集団や大手の雅士利(広
東省)、伊利(内モンゴル自治区)、蒙牛(同)の製品からは今回の検査でもメラミンが検出さ
れた。
最も濃度が高かったのは三鹿製品の1キロ当たり6197ミリグラムで、16日の発表で最も
濃度が高かった同社製品の2563ミリグラムを大幅に上回った。
また、前回発表では三鹿製品の濃度が突出して高かったが、今回は別の3社の製品でも1
キロ当たり5000ミリグラムを超えていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081001/chn0810010924003-n1.htm
メラミン混入(粉)ミルク事件は2008年9月12日 に報道されているが、先の 米国ペット・フ
ード有毒物質事件の「4.6、中国製原料から有毒物質、中国側認める」と同じだ。この
記事は、2007年04月30日に報道されている。メラミン入り粉ミルク事件の1年5ヵ月も前に
報道されている。1年半の期間があれば、しっかりとメラミン対策がされてしかるべきである。
しかし中国では再度メラミン事件が発生している。しかもこちらはペットではなく、人間が死ん
でいる。
(続く)