尖閣諸島問題(84-1)

もともと漢族に侵略されて征服されてしまったウイグル族の悲哀や反感は、我々

の推し量ることの出来ない程の深さ・強さになっているのであろう。遅浩田の「日

本征服」論にもあるように、中国は日本そのものを征服・占領しようとする計画が

ある。もしそうなったら、ウイグル自治区チベット自治区のような悲惨な状況に

日本もなりかねない。これを他山の石として、日本国の防衛に心したいものであ

る。

日本も、いつまでもこんな最悪な憲法を後生大事と守っているようでは、いつか中

国に占領されてしまうことであろう。早く憲法九条を破棄して、普通の国になること

が必要だ。すぐには核武装までは出来なければ、非核三原則を撤廃してアメリカ

の核を日本国内に保管して、共同管理をすることから始めればよい。そして、核

兵器開発のための研究を、国を挙げてはじめなければならない。そのための手

練手管も研究すればよい。

今回の新疆ウイグル自治区での騒乱は、中国のイメージを大いに傷つけている

ものの早晩収拾されるであろうとの見方が大勢を占めている。なんとなれば軍隊

によるウイグル人蹂躙と虐殺による力による鎮圧を実施しているからであ

る。そしてウイグル人へは、モスクでの礼拝を禁止し、電話、メール、ネットへの

接続などあらゆるメディアの利用を禁止している。そして中国共産党に都合のよ

い情報だけを公開して、国際世論を誘導している。明らかに、武力で押さえ込み

ウイグル人殺戮の映像や情報を流さないように規制している。そのため、外国

の取材記者なども相次ぎ問答無用の拘束を受けている。
                    

132,ウイグル暴動 死者156人、拘束1434人に200907080805
産経新聞 2009年7月8日(水)08:05

 ■漢族数千人デモ 暴徒化…商店襲撃

 【ウルムチ=野口東秀】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区で発生した暴動

を受け、区都ウルムチでは7日、ウイグル族住民の襲撃に怒った漢族住民数千

人が街頭でデモ行進し、暴徒化した約200人がウイグル族の商店を襲撃した。

両民族が街頭で投石し合い、警官隊が催涙ガスで暴動を鎮圧しようとしている

が、双方の対立は収まらず混乱は拡大。自治区当局は同日、夜間の車での外

出を禁止した。

 漢族のデモ隊は鉄パイプや角材で武装し、「ウイグル族を倒せ」「数はわれわ

れの方が多い」などと叫んでいる。ウイグル族住民約200人も、家族が当局に

拘束されたことに反発して抗議デモを行い、警官隊と小競り合いになった。

 暴動の死者は7日朝までに16人増え156人となり、負傷者は1080人に上っ

た。

 一方、中国国営新華社通信によると、新疆ウイグル自治区カシュガルで6日

夜、200人以上の住民が中国最大のモスク(イスラム礼拝所)「エイティガール

寺院」に集まろうとしたところを警察が排除した。

 当局は、同自治区カシュガル、イリ・カザフ自治州、アクスでも暴動を扇動

し、組織しようとする動きがあるとしており、インターネットを遮断し、国際電話

をかけられないようにするなど統制を強化。拘束されたウイグル族らは1434

人に上っている。

 外務省の秦剛報道官は7日、北京で記者会見し、「(拘束は)法にのっとった正

当な行為だ」と強調した。

(続く)