尖閣諸島問題(90)

米国国務省もラビア・カーデルさんが扇動したという中国政府の声明を否定している。

146,専門家:「ウルムチ暴動による影響は金融危機をしのぐ」200907141015
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! V 2009/07/14(火) 10:15

  新疆ウイグル自治区社会科学院で新疆の経済・社会、民族などの問題を専門に研究している熱扎克・鉄木尓氏が11日、ウルムチで、記者の取材に対し、「ウルムチ暴動が新疆地区の経済社会の発展に与えた影響は、金融危機による影響をはるかにしのぐものだ」と述べた。

  熱扎克・鉄木尓氏は「ウルムチ暴動は新疆の経済社会に大きな損失をもたらし、経済発展の基礎を破壊した。この事件はこの先、住民生活や経済、社会秩序を破壊するだけではなく、今後の経済発展にもマイナスの影響を与えるだろう。事態の悪化防止に向けて、思い切った措置を取るとともに、犯罪分子を出来るだけ速く取り締まることが必要である。また、一方でウルムチの経済や社会、生活の秩序を一早く回復し、新疆での投資と事業に対する安心感を高めていくべきだ」と述べた。(情報提供:中国国際放送局
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0714&f=national_0714_014.shtml

                   
145,ウイグル暴動】「亡命活動家が扇動」との中国の主張を否定 米国務省200907140942
2009.7.14 09:42

 中国新疆ウイグル自治区の暴動をめぐり、中国当局が米国亡命中のウイグル族女性活動家ラビア・カーディルさん(62)が「扇動した」と非難していることについて、米国務省のケリー報道官は13日の定例記者会見で「そのような主張を裏付ける情報はない」と述べ、非難には根拠がないとの見方を示した。

 自治区ウルムチ市の公安局が13日、傷害事件を起こしたウイグル族2人を射殺したと発表したことについては、現地入りした米政府職員が情報収集に努めているとした上で「中国政府には懸念を伝えた」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090714/amr0907140946002-n1.htm

         
ラビア・カーデルさんも調子に乗りすぎて平和的デモとして公表した写真は別のデモのもだったとして謝罪しているが、小生は、ラビア・カーデルさんの周囲にも中国政府のスパイが存在し彼らにより間違った写真を提供されたのではないかと、勘繰っている。

            

147,別のデモ写真公表で激しく批判 カーディルさんに中国紙 200907141110

2009年7月14日 11:10 カテゴリー:アジア・世界

 【北京14日共同】中国新疆ウイグル自治区ウルムチで5日起きた暴動をめぐり、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」主席のラビア・カーディルさんがテレビに出演した際、暴動前に行われていた「平和的デモ」の証拠として公表した写真が別のデモのものだったことが分かり、中国紙が批判を強めている。

 世界ウイグル会議側は誤った写真だったと既に認め、遺憾の意を表明。しかし、13日付の国際先駆導報は、昨年8月に新疆で警察部隊が襲撃され警官が死傷した事件などについても、カーディルさんが黒幕だったとし「名実ともに悪の根源だ」と激しくののしった。
 国際先駆導報によると、カーディルさんが7日、中東の衛星テレビ、アルジャジーラに出演して公表した写真は6月26日の湖北省石首市でのデモの写真だった。同紙はまた、世界ウイグル会議がトルコ・アンカラの中国大使館前で抗議した際、ウルムチ暴動の鎮圧現場として掲げた写真は「5月15日に浙江省杭州で起きた交通事故の現場写真」だったとしている。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/108709

        
そしてとうとう「アルカイダ」関連組織が中国人への報復を宣言している、とメディアが報じている。今後北アフリカの情勢には目を離せない。今年も十大ニュースを賑(にぎ)わす事となるであろう。

            
148,ウイグル暴動】中国人への報復宣言か アルカイダ関連組織200907141245

2009.7.14 12:45 このニュースのトピックス:中国

 中国新疆ウイグル自治区の暴動でウイグル族が多数死亡したことを受け、国際テロ組織アルカイダと関係のあるグループが、北アフリカで働く中国人らを対象に「報復」を宣言したと14日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストなどが報じた。

 専門家は、アルカイダ系のテロ組織が直接中国を脅かすのは初めてと指摘している。新疆ウイグル自治区の独立を求める組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」はアルカイダと関係が深いとされる。

 英国の民間情報会社「スターリング・アシント」のリポートによると、報復を呼び掛けたのはアルジェリアを拠点に活動し、アルカイダに忠誠を誓う「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」。アルジェリアで働く約5万人の中国人と、中国が北アフリカで展開するプロジェクトを標的にすると警告したという。
(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090714/chn0907141249003-n1.htm

            
中国政府は、中国政府でこれまた「やらせ報道」をネットに乗せている。我々にはあきらかに「やらせ」とわかるのであるが、中国人民にはこんなものでだませるとでも思っているのであろうか。もしそうであるならば、いかに中国人が無知であるか、を世界に示していることになる。こんなに無知であるならば、我々はいつ中国人に不法で無謀な喧嘩を吹っかけられるかもしれないと、構えなければならない。そのためにもそれ相応の国防のための軍隊が必要である。

こんな中国に対して、

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」 日本国憲法 前文②より。

なんぞは通用しない。中国はこの前文②と第九条に対して「にんまり」していることであろう。これがある限り、日本を簡単に侵略・占領できるからである。

(続く)