尖閣諸島問題(134)

なぜこれほどまでに危険な中国の核実験場への地獄めぐりが増えたのか。

この論文は次のように伝えている。


日本人は楼蘭遺跡周辺での中国共産党の核実験の事実をほとんど知らされて

こなかった。NHKをはじめ、日本のメディアがこの情報を報道してこなかった。し

かも、米仏の核実験に強く抗議してきた国内の反核平和団体が、この問題に沈

黙していた。時には、中国の核実験を擁護する発言すらあったのだ。

・・・・・

これに対する日本メディアの姿勢に問題ありと言わざるを得ない。特に、この核

爆発災害に一切触れることなく、一方的にシルクロードの歴史ロマン番組を繰

り返し放送してきたNHKの責任は重い。日本の公共放送は、この地での中国

による核爆発の危険な情報を報道してこなかった。あたかも、NHKからの情報

発信が中国政府により制御されているかのごときである。

              
NHKは中国の核実験のことは十分知っている、その場所がロプノールであり、

そのロプノールは楼蘭の遺跡の近くであることも。1998年には、英国のTV局

ウイグルの核被災者達の健康影響を隠密取材したドキュメンタリー「死のシ

ルクロード
(Death on the Silk Road)
を、欧州83カ国で放送している。こ

の放送は、翌年、ローリー・ペック賞を受賞している。


ローリー・ペック賞とは、Wikipediaによる解説を下記する。
         

The Rory Peck Award is an award given to freelance camera operators

whohave risked their lives to report on newsworthy events.It was set up in

1995and is named after the Irish cameraman Rory Peck, who was killed

whilereporting on the siege of the Moscow White House in 1993.

The awardissponsored by Sony UK Ltd.
             


ローリー・ペック賞は、自らの生命を賭して、価値あるニュース映像を提供したフリーランス

のカメラマンに与えられる。1993年に発生したモスクワの国民会議ビルの包囲戦を取材中

に殺されたアイルランドのカメラマン、ローリー・ペック氏に因んで、1995年に作られた賞

で、ソニーUKが後援している
。(筆者の意訳につき誤訳についてはご勘弁を!)
             

残念ながら、このドキュメンタリーは日本では放送されていない。どうも、日中報

道協定なる物が邪魔をしているらしい(不都合なものは流さない?)。しかし下記

のサイトではそのものが流されていると言う


http://www.nicovideo.jp/watch/sm4587743

           
また、3月18日の東京シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害

と日本の役割」も下記のYoutubeで見ることが出来ます


http://www.youtube.com/watch?v=ef21O_MyDe4

(続く)