0.25×0.6×0.6×0.04×0.1=0.00036 即ち、日本の寄与率は、0.04%程度な
のである。先の0.8%でもなんの効果もなかったのに、今回はその20分の1しか
無い。と言うことはなんの効果も無いということである。コペンハーゲン議定書の
付属書に、ぼんくら鳩山は、まだその25%削減と記入するつもりなのだ。
いくら「主要国の意欲的な目標の合意が条件」だといっても、どの国のどれだ
けの目標値が意欲的なのか定まっていない。中国なんぞが「これが意欲的な数
字だ、判らんのか。」と言われればそれまでだ。
このように何の効果も無いことを、しかも可能性もなく莫大な金をむしり取られる
事が予想される中でなんで国際公約してしまったのかと、あきれ返る。
本年の1/8のNO.55では排出権の購入費用を試算しているので参照願いたい
が、今後値上がりしないとも限らないが、毎年4千億円程度と見積もられている。
しかもそれを阻止するために、25兆円の金を投じて削減に努めると言う。これで
は、日本は正真正銘の赤字国と成り下がってしまう。
中国やロシアにCO2の購入金を、毎年支払わなければならないのである。全く
の無駄金なのである。京都議定書の第一約束期間(2008年~2012年)でもこれ
と似た状況なのである。満足に国家予算も立案できないような鳩山政権である。
25%削減なんぞと大法螺を吹いて、その罰金の資金はどうするのか。まさかお
母ちゃんから融通してもらう事でも考えているのであろうか。馬っ鹿でないかい。
そんな金があるのなら、景気対策に使うべきなのである。今は国内の有効需
要が全く不足しているのである。排出権を買って中国やロシアを喜ばせるくら
いなら、日本の景気対策に使うべきなのである。だから鳩山民主党政権は、
打倒されなければ日本の再生は有り得ないのである。付属書への日本の記
入値は、あくまでも「0.0%」でよいのである。
もしも日本が25% 削減で突っ走るなら、中国やロシアにもそれ相応のCO2削減
の目標値を認めさせなければならない。特に中国は、昨年の10月1日の第60
回国慶節には、今までで超の付く最大規模の軍事パレードを行っている。中国
は2007.1.11に地球上はるか850kmの自国の古い気象衛星の破壊実験を行
い、成功させている。その4年前の2003年には有人宇宙飛行に成功している。
そして何度か中国国内から強力なレーザー光線を、米国の偵察衛星に向けて
照射していると言う。中国は明らかに宇宙軍を創立している。中国発のサイバー
攻撃なども、その一組織のサイバー部隊が行っている模様なのだ。衛星破壊実
験に関する解説は下記を参照のこと。
http://mijikaku.blog67.fc2.com/blog-entry-267.html
天軍などというつまらない韓国映画があるようだが、天軍というのは中国人民解
放軍の宇宙軍に付けている名称のように思えるのだが。
こんな中国なので、もちろんCO2を削減する能力などは持ち合わせているし、そ
れが出来る技術も有しているはずなのだ。しかしやる気がないのである。だから
中国HIVなのである。
そんな中国にCO2を削減させえなかったぼんくらの鳩山の25%削減目標であ
る。これで中国を釣れるものと、ぼんくら鳩山は呑気に考えていたのだが、反対
に日本が釣られてしまった。付属書には何と書く、鳩山よ。目標を達成できな
かったからには、25%削減なんぞは、早々に撤回すべきなのだ。
(続く)