日韓併合100年(25)

『どらぼた庵』http://kouzuke.s11.xrea.com/ というホームページに『日本のう

た講座
』というコンテンツがある。そこには「明治維新」「日清戦争」「日露戦

」に関する解説とそれらに関する『日本のうた』が紹介されている。そして「黄

河の大捷」はラッパのメロディと共に歌詞も載せられている。是非ご一読願う。


『日本のうた講座』
http://kouzuke.s11.xrea.com/nippon/kouza/kouza.html


『日本のうた講座』の「2時間目、日清戦争」のPart2にこの『黄河の大捷』があ

る。

http://kouzuke.s11.xrea.com/nippon/kouza/kouza22.html


是非ご一読願う。


なお御歌と曲だけなら次のホームページ『黄河の大捷』を参照すれば直接見ら

れる。

http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/band/midi/kokai.html

      
念のため歌詞を下記する。

   
   
黄河の大捷』

明治天皇 御歌

作曲:田中 穂積

著作権:消滅(詞・曲)


一、

頃は菊月半ば過ぎ

我が帝国の艦隊は

大同江(たいどうこう)を艦出(ふなで)して

敵の在処(ありか)を探りつつ


二、

目指す所は大孤山(たいこさん)

波を蹴立てて行く路(みち)に

海羊島のほとりにて

彼の北洋の艦隊を


三、

見るより早く開戦し

あるいは沈め又は焼く

我が砲撃に彼の艦(ふね)は

跡(あと)白波と消え失せり


四、

忠勇義烈の戦(たたかい)に

敵の気勢を打ちひしぎ

我が日の旗を黄海

波路(なみじ)に高く輝かし


五、

いさおをなして勇ましく

各艦共に挙げ競う

凱歌は四方(よも)に響きけり

凱歌は四方に響きけり


明治二十七年九月十七日

広島大本営にて



……明治27年9月17日、清の北洋艦隊を撃破した「黄海海戦」は、

日本全国に大きな喜びをもたらした。当時広島の大本営にあった

明治天皇までが、この詩を発表したほどである。

(続く)