番外編・プリウス急加速問題(70)

だからオバマはレイ・ラフードのトヨタいじめ?のやり方に大いに満足していたの

である。しかもあの「トヨタ車に乗るな」と意味する発言にも、オバマは、内心ニン

マリしていたことであろう。次の記事を参照願う。

   
米大統領、トヨタ自動車<7203.T>リコール問題めぐる運輸長官の対応に「非常に満足」
2010年 02月 5日 08:41 JST

[ワシントン 4日 ロイター] 米ホワイトハウスは4日、トヨタ自動車(7203.T:

株価, ニュース, レポート)のリコール(回収・無償修理)問題をめぐるオバマ大統

領の談話を発表し、大統領はラフード運輸長官の対応について「非常に満足

しており、同長官の米下院公聴会での発言が波紋を呼び、その後失言だったと

釈明したことについては、迅速に自らの非を認め正したとして感謝している、と

の見解を示した。


 ラフード運輸長官は3日、リコール対象車種の保有者はその車の運転をやめ

るべきと発言。その後、運転をやめるべきという発言には明らかに誤りがあった
として、リコール対象車種の保有者に対し、できるだけ早くディーラーに連絡し、

修理するよう促す、と釈明した。


 ギブズ大統領報道官は、オバマ大統領は「運輸長官の仕事ぶりに非常に

満足
」しており、運輸長官が失言だったと釈明した点については、「ここ(ワシン

トン)ではほとんど実行されていない」自らの非を認め正すという行為を運輸長

官は行った、と述べた。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJS859035820100204

   
確認のためラフードの「(リコール対象の)トヨタ車には乗るな」発言の記事を次

の載せる。明らかにトヨタ叩きを助長する発言である。だからオバマも「これで

GMも売り上げが伸びる」と、ニンマリしたはずなのである。

   

米運輸長官、トヨタリコール車「運転やめるべき」発言で波紋
2010年 02月 4日 08:29 JST

 [ワシントン 3日 ロイター] ラフード米運輸長官が3日の米下院公聴会で、

トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)(TM.N: 株価, 企業情報, レポー

ト)のリコール(回収・無償修理)対象車種の保有者はその車の運転をやめるべ

と発言したことが波紋を呼び、この日の米株式市場でトヨタ米国預託証券

(ADR)が急落した。長官はその後、失言だったと釈明した。


 トヨタのADRは一時8%急落した後下げ渋り、6%安で終了した。

 発言を受け、アクセルペダルの不具合によるリコールをめぐる消費者の対応

に新たな混乱が広がった。


 ラフード長官は公聴会直前に記者団に対し、リコールの影響を受けているトヨ

タの顧客は「用心」のためディーラーから修理に関する情報を得るべきとの立場

をあらためて示していた。


 しかし、公聴会での議員とのやり取りでは語調を強め、「(リコール対象車種

の)保有者に、運転をやめトヨタのディーラーに持って行くようアドバイスする」

と述べた。


 長官は公聴会の後、運転をやめるべきという発言には明らかに誤りがあった

と釈明。「リコール対象車種の保有者に対し、できるだけ早くディーラーに連絡

し、修理するよう促す」と説明した。


 トヨタは声明で、長官が発言について釈明したことに感謝し、アクセルペダル

に不具合が生じている顧客に対し、ディーラーに連絡するよう促した。「ペダル

に不具合が生じていない場合は、安全に運転できると確信している」と表明した。


 トヨタのADRは、米国でリコール対象8車種の販売を一時停止した1月26日

以来、17%超下落している。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13706120100203

  

いくら釈明しようが、これで十分に目的は達せられたのである。トヨタ車は、何か

わからないがどうも安全ではない、との強力な印象を米国民に植え付けるに成

功したのである。

  
マリアン・ケラーによれば、(トヨタの)佐々木眞一副社長のCTS社製採用の理

由発言が、更に輪をかけて全米を怒らせたと言っていたが、それは安直な口実

に過ぎず、もともとそんなことがなくてもオバマは自国民を怒らせるように仕向け

ていた筈なのである。なんとなればオバマには、GMとクライスラーと言う不肖の

息子たちが居候していたからである。オバマ達は、2010年2月3日の名古屋で

の佐々木眞一副社長の記者会見で語られたものを、これ幸いと使っただけなの

である。

(続く)