日韓併合100年(185)

朝鮮での家族制度と言うものは父系(男系)の血統を重視する宗族(姓)と言う

血縁集団であった。そのため女性は子供(特に男子)を生むための奴隷と言って

も過言ではない状態だったので、家族とか家庭とかと言う概念はないに等しい

状態であった。そのため家族単位の名前を作れという「創氏」は、少なからず女

性の地位向上に寄与し女性の再婚や養子縁組なども法的に認められたので

ある。しかしながら朝鮮の伝統的家族制度・男系血縁共同体(宗族)に対して、

夫婦・子供で家族共同体を作れ、と言うことは、いくら朝鮮からの要望での制度

追加ではあったが分らず屋の朝鮮人からは反発があったことであろう。


そして何度でも言うが、朝鮮人本来の「姓」には一切手をつけていないのであ

る。だから朝鮮戸籍には、本貫欄には「姓」があり、(多分その下欄に)「氏」が

書き加えられたのである。だから日本が朝鮮の「姓」を抹殺したという言い回し

は、全くの捏造で何も奪ってはいないのである。政策としての創氏改名

一視同仁」、「内鮮一体」と言う国策に基いて、朝鮮・韓国人でも日本人と同様

に差別なく氏名を変えることができる制度を設けたに過ぎない。一視同仁とは、

誰も差別せず等しく愛すると言うことで、朝鮮・韓国人と日本人とを差別せずに

同じように待遇する、と言うことを原則とした政策態度であり、だから朝鮮人

大切にする「姓」を奪ったなどと言うことはなく、反日に凝り固まったかたわな朝

鮮人がほざいているだけの事である。


韓国社会は、独特な階級社会であり、「王族、両班、中人、常民、賎民」と分か

れており、賎民はさらに、奴婢、芸人、巫医(ふい)、巫女、白丁と分かれてい

るという
(「韓国は日本人がつくった」)孫正義ソフトバンク携帯のTVコマー

シャルの白い犬がこの白丁を意味していることは、

おのれ!孫正義、'10/8/2~4」で説明している。


こう言う階級社会へ「家庭=家族共同体」と言う概念を導入することは、かなり

冒険であったのではないかと、小生は感ずるのである。男は女を差別し、両

班は常民(農工商)を差別し、常民は賎民を差別し、賎民は賎民で最下層の白

丁を差別する。しかもこんな訳なので、伝統的に朝鮮では烈しい黒人差別が存

在している。白い犬のTVコマーシャルを見れば、わかるであろう。このような奴

婢などの奴隷がいるような男系階級社会では、家族などと言う民主的な平等・

平和概念は受け入れられないものであろう。だから現在でも朝鮮・韓国社会

はこの階級差別の概念は、どこかに残っているようである。その明確な証拠

が、'11/11/28,NO.182で紹介した「反日教育」である。日韓併合の結果や戦後

の発展で社会的には朝鮮・韓国社会の階級制度は希薄となって行ったであろ

うが、それに反比例してどこかを差別したくて仕方なかった。そうでもしないと韓

国社会は、もたないのであろう。そこに戦争に負けた日本が目に入り、羨望が嵩

じて日本を差別的に扱い「反日教育」を始め現在も続けている、と言うのも理由

のひとつと言いえるのであろう。さしずめ日本を白丁並みに差別したいのであろ

う。だから朝鮮・韓国人は、世界で一番の最劣等民族といわれるのである。

もともと朝鮮に多い姓は、「金、李、朴、崔、鄭」でこれらを上位五姓と言うらし

いが、千年属国であった朝鮮では、新羅高麗の時代に中華帝国から賜ったも

のである。本来あった族姓を棄てて賜姓されたものであるから、必ずしも同宗

(同属の血縁集団)だとは限らなくなり、本貫が必要となったのではないか、と小

生は勘ぐっている。賜るは奪うの反対語となるので、朝鮮人は創氏のことをすぐ

に姓氏を奪ったなどと、捏造して屁理屈が捏(こ)ねられたのではないかな。


自分で自分の族姓をすてて、中華から賜った姓を今もって名のっている朝鮮民

族である。いまだに属国根性で凝り固まっている。


さて以上で日本が朝鮮人から「姓氏」を奪ったということが、朝鮮・韓国人の

であることは理解頂けたことと思うし、何もここまでしなくても読者諸氏にとっ

てはわかっていたことと思う。だから韓国人が言っている「七奪」何ぞではなく、

日韓合邦は「七恩」であったと言い切ることができるのである。


大日本帝国は、1910年に韓国と合邦した。そして1945年大東亜戦争

終わり、韓国は米国(連合国軍)の統治となり日本との36年間の合邦から離脱

した。


同君合邦国家は何も日韓合邦だけではない、オーストリアハンガリー

国(1867~1918)やスウェーデンノルウェイ連合王国(1814~1905)、チェコ

スロバキア(1918~1992)、ユーゴスラビア(1929~2003)などが合邦国家で

あった。

(続く)