尖閣諸島問題その2(54)

中国共産党
  
「日本解放第二期工作要綱」(A)
             

     A.基本戦略・任務・手段

             A-1.基本戦略

             A-2.解放工作組の任務

             A-3.任務達成の手段

A-1.基本戦略

 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有して

いる国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放

戦に奉仕せしめることにある。

A-2.解放工作組の任務

 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。

 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標)

 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標)

 ハ.日本人民民主共和国の樹立
       ・・
天皇を戦犯の首魁として処刑

最終的には、天皇の暗殺・処刑を目標としている。なんとしても阻止しなければならない。

(第三期工作の目標)

 田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の

第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成するこ

とにある。

A-3.任務達成の手段

 本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定

の言動を、その対象者に行わしめること
によって達成される。

即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる

指揮者であらねばならない。
以下に示す要領は全て対象者に

なさしめる言動の原則を示すものである。


すべて対象者を取り込み彼らに行動させよ、としている。


  本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっ

ている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに

工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。
  

 
 
何と恐ろしいことか。先に掲げた「2050  極東マップ」は、将にこのことを言っているので

ある。何も架空の絵空事ではないのである。戦後早くから中国は日本の属国化を考えてい

たのである。そう思うと、現時点(2012.9.18)の尖閣諸島への中国の侵略は、単なる絶海

の孤島への中国のチョッカイだと思ってもらったら大間違いなのである。

 
 
尖閣諸島の位置を考えてみるとよい。
 

次の図を見てほしい。これはhttp://blogs.yahoo.co.jp/oyihcim_28/archive/2011/10/16

に記載されていたものであるが、九州鹿児島から屋久島、奄美大島、沖縄、そして宮古

島、石垣島西表島与那国島と続く先島諸島が台湾の近くまで連なっている。これらの

島々の連(つら)なりを「南西諸島」と読んでいる。そしてこの余那国島辺りから約150km程

北北東よりに行った辺りに、尖閣諸島魚釣島がある。

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2012.9.18のNO.46で言及しておいた福建省の寧徳(ニントー)の秘密基地は空軍の基地

であったが、当然そこは三沙湾の奥であるので良好な軍港ともなる。この上図では福州の

州の字辺りにあるから、尖閣諸島の目と鼻の先に位置している事になる。尖閣諸島を押さ

えると言うことは、中国海軍の太平洋への出鼻を押さえることが出来る位置であると言

うことである。


だから中国は、「尖閣諸島は古くから中国の領土だ」などと嘘を言っても、略奪したい島な

のである。


さてここで今一度尖閣諸島の歴史をおさらいして、日本固有の領土であることを再確認し

ておきたい。

(続く)