尖閣諸島問題その2(65)

■では、首謀者はロシアなのか? 目的は?

 いよいよ核心に迫っていこう。

 中川昭一が"暗殺"されたとするならば、その目的はなんなのか?

■中川氏の政治的スタンス。


★ 保守派言論で知られ、核保有論者であり、北朝鮮の核開発に対しては、

  日本も核武装すべきであると提言する。


★ 2月のG7蔵相会議でもわかるように、金融政策において

  IMF主導による基軸通貨米国債購入に対し否定的である。


★ ロシアとのエネルギー開発関連で積極的である。

もうお分かりだろうが、彼のスタンスは日本の独立自衛であり、離米である。

対米従属から脱することを信条としていたわけである。

これらからも、米国にとっては目障りの存在である。


だが、選挙に敗れ、権勢を失った人間に対し、

そこまで追い込もうとうするであろうか。

実は、ここに自民党を敗北に追いやることになる

"事件"に絡んでいたのである。


☆すなわち、

 この6月にイタリアで起きた「13兆円米国債偽造事件」リンクである。☆

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=209790&h_d=707&m_d=rpc


★この事件については以前にお伝えしているが、犯人と目される【2人組の日本人は、財

務省関係者】であったことがわかっている。そして、この米国債は偽造ではなく本物で

あった。つまり、財務相を辞任した中川昭一は、選挙資金のために米国債の売却に動い

たのだ。


米国に対しては、米政府が実施している金融安定化法に基づく【財政出動資金】をこれ

で肩代わりすると"密約"し安心させるふりをして、売却しようとしたのだ。あくまで日本のた

めにである。


★ところが、それは【発覚し、頓挫】したわけである。

 これにより【自民は選挙資金が不足】した。


そして、このタイミングで行ったのは、民主党政権の反動勢力である【愛国派の台頭を抑え

るための脅し】でもあったのだ。

(その意味で、鳩山首相献金疑惑が取り沙汰され始めた民主党のマスコミ誘導と財務

省官僚の口封じ的意味も加わっている可能性も大きい。)


★父一郎や、あるいはこれまで失脚・殺害されてきた政治家同様、

 【米国に逆らった者と同じ運命】を辿ったことが言える。


★「核」にこだわり、【核】によって葬られた中川氏の生き様は波乱で

 あったが、日本の未来を憂いていた【憂国の士】であることは確かだ。


★尚、暗殺の武器としてのボロニウムは、

 ロシアばかりでなく【世界の諜報機関の手】に渡っている。

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リンクや、環境フォーラム・核などの関連から推察するに、毒をもったのは、ロスチャにほ

かならないのではないか?


◎日本を守るために日本人が考えておくべきこと

 PHP研究所
 中川 昭一(著)リンク

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=216608

 
 

中国の「米国打倒・日本殲滅」から日本を守るためには、「日本も憲法を改正して核武

しないと中国の魔の手からは守りきれない」と言う話から、中川昭一の「日本核武

装論
」に話は飛んでしまったが、その中川昭一氏が暗殺されたいきさつを見ると、アメリカ

は本当に日本を守ってくれるか疑問となる。


多分日本が攻められた時でも、アメリカの国益に合致しないと判断された時には、いくら安

保条約があったとしても、アメリカは本気で日本を守らないと思ったほうがよい。


だから日本は真剣に「自分の国は自分で守る」体制を作らなければならないのです。

今中国は本気で日本に戦争を吹っかけてくる気だから、尚更だ。


中国
は今年の10月18日(木)に開く予定だった第18回中国共産党大会を20日間も遅

らせて、11月8日(木)に開催する。この20日間の延期は胡錦濤が「対日宣戦布告」を準

備するためだ、とまことしやかに言われている。そのためアメリカ第七艦隊の2つの機動部

隊(空母「ジョージワシントン」と「ジョン・C・ステニス」)が先日から、西太平洋に展開されて

いるのである。その上9月19日には、バネッタ国防長官までもが北京に行って、習近平

自重せよと忠告までしているのである。中国は本気で日本固有の領土である尖閣諸島

盗り
にきている
。日本は、西沙諸島南沙諸島で中国が軍事侵攻をしたことを、忘れては

ならない。

参考のため鈴木宗男が2009(H21).2.28に提出した質問主意書を次に載せる。

 
 
質問本文情報
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平成二十一年二月十八日提出

質問第一三四号

財務大臣の先進七カ国財務相中央銀行総裁会議出席に同行した政府職員等に関する

質問主意書

提出者  鈴木宗男

財務大臣の先進七カ国財務相中央銀行総裁会議出席に同行した政府職員等に関する

質問主意書

 本年二月十三日と十四日、先進七カ国財務相中央銀行総裁会議G7)に出席すべくイ

タリアのローマに滞在した中川昭一財務大臣が、現地時間で同月十四日十五時過ぎか

ら行われた白川方明日本銀行総裁との共同記者会見(以下、「会見」という。)においてろ

れつが回らず、不明瞭な受け答えをしたとして、同月十七日、財務大臣を辞任した。右を

踏まえ、質問する。

一 今次の中川前大臣のローマ訪問に同行した政府職員及び現地において中川前大臣を

アテンドした政府職員は誰か、その官職氏名を全て明らかにされたい。

二 安藤裕康在イタリア日本国特命全権大使は、現地において中川前大臣をアテンドして

いたか。

三 中川前大臣は「会見」を行った日に開催されたG7昼食会を中座し、宿泊先のホテルの

レストランで、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した記者、イタリア人

通訳数人と会食したと報じられているが、右の会食(以下、「会食」という。)は中川前大臣

が公務として行ったものか。

四 本年二月十八日付の毎日新聞(以下、「毎日新聞」という。)には「中川氏と麻布高校

の同期で東大法学部の同窓でもある玉木局長が一部の女性記者を招いたという。」との

記事があるが、右記述は事実を反映しているか。

五 「毎日新聞」には「お酒を飛行機の中で飲んだ。風邪薬も多めに飲んだ。その相乗効

果になった」、「ワインのグラスに口を付けた程度、飲んではいない」と、「会食」の際に中川

前大臣は飲酒し、その前日から中川前大臣が風邪薬等を服用していたとの記事がある

が、中川前大臣に同行していた、または現地でアテンドした一の政府職員は、その時の中

川前大臣の体調がどの様な状態にあるか把握していたか。

六 「会食」に同席した政府職員の官職氏名を全て明らかにされたい。

七 「毎日新聞」には「『約三十分ほど』(レストラン支配人)だった飲食後に中川氏は午後

二時五十分から約十五分、同ホテル内でロシアのクドリン財務相と日露財務相会談に臨

んだ。この際、麻生太郎首相を『麻生大臣』と言い間違えるなど、言動に不安定さもみられ

た。」、また本年二月十八日付スポーツニッポンには「ロシア通信は、記者会見前のクドリ

ン副首相兼財務相との個別会談で、中川氏が麻生首相のことを『大臣』と呼ぶなど、既に

『普通の状態でない』ことが明らかだったと指摘した。」と、右の会談(以下、「会談」とい

う。)においても、中川前大臣は既に朦朧とした状態にあった旨報じているが、右記事の内

容は事実か。

八 「会談」に同席した政府職員の官職氏名を全て明らかにされたい。

九 七の新聞記事の内容が事実ならば、八の政府職員は、中川前大臣が言い間違いをし

た際にそれを即座に指摘し、訂正させる等、適切な対応をとっていたか。

十 「毎日記事」には「午後三時四十五分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回

らない状態だった。」とあるが、右記事の内容は事実か。

十一 十の「毎日記事」の内容が事実ならば、国益の観点からも、「会見」には中川前大臣

ではなく代理の者が出席する、または白川総裁のみで行う等の方法をとるべきではなかっ

たのか。

十二 今次の中川前大臣による一連の失態は、中川前大臣本人に責任があることは当然

であるが、同様に、中川前大臣を支える立場にあった一の政府職員も、然るべき対応を

とっていたか、厳しく検証されるべきであると考える。麻生総理の見解を示されたい。

 右質問する。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a171134.htm
(続く)