世の中、何だこれ!(WBC敗退、40)

北京五輪野球、星野JAPANの敗因はなんですか?個人的には岩瀬この大会あんまり調子がよくなかったのに引っ張りすぎじゃないかなと思いました。打線は期待してなかったけど…
質問日時:2008/8/22 22:22:32 ケータイからの投稿
解決日時:2008/8/28 23:41:09

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318609723

1:星野監督の采配

これは誰もがそう思う事ですが、短期決戦で弱い星野監督を就任させた事でしょう。中日

阪神で1回も日本一になったキャリアもない監督をJOC就任要請した事が間違いだっ

た。直前のルール変更(タイブレーク)を監督はおろか協会すら予見せず、批判するだけで

対応も出来ない。怪我や病気で不調の選手を辛抱強く使い続けるという、短期決戦では絶

対にやってはいけない過ちを犯し続け、けが人の選手を酷使するありさま。

アジア予選での自信過剰
で選手の選抜から起用まで何もかもを間違い続けた結果が原因

です。

2:マスコミの過剰報道

星野監督の采配以外に、プロ野球連盟、マスコミ、世間も含め、「金メダル、金メダル」と

激報道
しすぎた世間に問題があると思う。WBCでは「棚から牡丹餅」での優勝で「日本の

野球は世界一」等と周囲があまりにも持ちあげすぎたと思います。

「最後の五輪野球」を自意識過剰し、星野監督もやるまえから「金メダルは無理」というわけ

にはいかないですし、マスコミも視聴率目的で金メダルの可能性が高いよと過剰報道しかし

ていなかったから世間がマスコミに踊らされたんですよ。

3:国を挙げての一体化。

優勝した韓国
を例に例えると、WBC敗戦後、国内でのバッシングがあり、さらにその後の

強化試合ということで、IBAFワールドカップで、さらにアマチュア日本代表にボロ負けをした

そうです。

その結果、国際基準レベルを合わせて、国内リーグでのマウンドの高さやボールなど

て変更し、さらに国際試合での試合に勝つことだけを考えた取り組みをし、プロリーグや連

盟などが一丸となってだと聞きました。

おまけに国内リーグを休止して、特定チームに偏った代表選考が可能で大会前に合宿ま

で行っていたんです。

さらに韓国には「兵役免除」という目標と、国際試合で優秀な成績を収めると国から20億

の報奨金がある事も事実です。

その上、オランダとキューバでの壮行試合を行ったことも事実です。


ところが日本は使用球もストライクゾーンも日本独自のもので、リーグ戦も継続ですから代

表選考も特定球団に極端に偏らないようにという配慮があって当然のこと。(パリーグの営

業権・利益が減少するためだった。)

準備期間はたった一週間という中途半端さで、セパ選抜チームのみ試合するだけの手抜

き、短期決戦に対する準備を全くせず、けが人は出るわなど問題続出。とてもベストメンバ

ーで挑めたとは思えません。

韓国の様にNPBが国際試合に向けて対策を怠ったことが原因でしょう。

球界全体を上げてバックアップした韓国と、経営者が球団の利益を優先した日本との差が

歴然だった。

正直日本の経営者やNPBは考えが甘かった
と思います。北京五輪期間の野球も休止に

し、全力で当たるべき。

関係者(責任者)の認識不足だと思いますし、オリンピックを甘く見ていたのです。

自分たちは世界一だから何も対策をしないでヘラヘラしていたから、しっぺ返し受けたん

です。


2年前のWBC韓国代表が代表的な例で、今回の日本代表と一緒の例だ。1次2次リー

グで、日本を2回破った時点で「自分たちは日本など歯牙にも掛けない」と勘違いし、準決

勝で負けた。それを教訓に「日本に勝利」と牙を研いできた。チームや協会の態度は「強い

日本にいかにどうやって勝つか」だった。


明らかに『井の中の蛙、大海を知らず』や『とらぬ狸の皮算用』なんです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318609723

 

この2008年北京オリンピックでの星野ジャパンの惨敗の状況が、今回の2013年WBCと全

く同じ状況ではないかと、素人の小生には思えるのである。上記の解説によると、星野ジャ

パンはアジア予選では楽勝したようだ。そして日本は強いと、慢心してしまった、そしてその

結果が星野の采配を誤らせたのであろう。(もちろん星野個人の試合の進め方に対する好

みの問題もあったのではあるが。)


今回のWBC2次ラウンドでは、日本はオランダに2回も大勝している。そのため山本浩二

侍ジャパン
は選手も含めて、慢心したのだ。肝心の準決勝でのプエルト・リコ戦では、大

きなミスを犯してしまっている。


そうでなくても3連覇は難しかったのであろう、3/29に紹介した「3連覇悲観論」は2012年10

月のものであたが、もう一つ今年の2月の「3連覇は難しい」と言った評価をもう一つ紹介し

ておこう。

 

臼北信行のスポーツ裏ネタ通信:侍ジャパンがWBC3連覇できそうもない、いくつかの理由
2013年02月21日 08時00分 UPDATE

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1302/21/news011.html

ワールド・ベースボール・クラシック第1次ラウンドを目前として、山本浩二監督率いる

日本代表チームが宮崎合宿を張っている。ところが、どうにも
3連覇達成は怪しい雲行き

なのだ。


[臼北信行,Business Media 誠]

著者プロフィール:臼北信行

日本のプロ野球や米メジャーリーグを中心としたスポーツ界の裏ネタ取材を得意とするライター。WBCや五輪、サッカーW杯など数々の国際大会での取材経験も豊富。


(1/3) 侍ジャパンが3度目の頂点を目指して歩みを進めている。第3回ワールド・ベースボ

ール・クラシック(WBC
に臨む日本代表チームが2月15日から宮崎合宿をスタート。28人

の最終メンバーに絞り込まれたチームは強化試合を経て、いよいよ3月2日開幕の本大会

1次ラウンド
ヤフオクドーム)を迎える。


 彼らに義務付けられているのは言うまでもなく大会3連覇。だが、ここまでの流れを振り

返ってみても、その前途は多難と言わざるを得ない。なぜならば、侍ジャパンを巡る動き

首を傾げたくなるようなことばかりで、思わず「本当に勝ちたいのか」とツッコミを入れたくな

るほどだからだ。


代表監督は150万円、コーチは50万円で割に合うのか?


 筆頭として挙げられるのが、侍ジャパン首脳陣の超格安な契約条件。これはマスコミで報

じられていない話だが、実はNPB日本野球機構)の取り決めによって今回の日本代表首

脳陣の契約額は監督が150万円、コーチが50万円と定められている。日の丸を背負う「名

誉職」とはいえ、半年近くも拘束され、多大な重責を担うことを考えれば余りにも格安驚く

べき額
だ。


 一方で侍ジャパンの選手たちには一律300万円が支払われる。それだけに首脳陣の間か

ら「選手たちに比べれば、われわれがもらえる金なんてスズメの涙」との声が上がるのも無

理はない。


 ちなみにサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督の年俸は2億円(推定)。この

待遇の違いを耳にすれば、侍ジャパンの首脳陣たちはさらにガク然としてしまうはずだ。こ

れだけ低過ぎる契約条件だと、たとえオファーがあったとても二の足を踏んでしまいたくな

るのは当然で「ぜひやりたい」と手を挙げる人物はなかなかいないだろう。


 侍ジャパンの首脳陣として期待どおりに代表チームを大会優勝へと導けば、確かに世間

からは英雄視され、評価も急上昇する。でも負けてしまえば、即座に“地獄行き”。「A級戦

」として世間から猛烈なバッシングを浴びせられるのは必至だ。そういうリスクを背負わな

ければならないことを考えてみても、WBC日本代表監督の150万円、同コーチの50万円と

いう契約額は決して「適正」とは言えない


 WBC日本代表監督の最有力候補として一時名前が上がっていたソフトバンク秋山幸二

監督が再三に渡る就任要請に一度たりとも首を縦に振らなかった理由は、本業との“二刀

流指揮官”に難色を示したことだけではなく、こうした低過ぎる条件面を目にして「侍ジャパ

ンの監督はNPBの中で、こんなに軽いポジションとして扱われているのか……」と思わずガ

ク然
としてしまったからとも言われている。

(続く)