「日本はスポーツマンシップを見せた」公式サイトたたえる/WBC
2013年3月19日(火)12:55
(サンケイスポーツ)
17日に行われたWBC準決勝でプエルトリコに敗れた日本に対し、WBC公式サイトが
18日、「日本はスポーツマンシップを見せた」とたたえている。
同大会3連覇の夢が絶たれた直後、試合後の日本代表は三塁線上にチーム全員が整
列し、スタンドと相手チームへ向かって帽子をとり、深々と一礼してグラウンドを去った。悔し
い敗戦に沈む中で、日本代表がみせた姿を同サイトは「プエルトリコの選手が喜びで踊りま
くる中、彼らは自分たちを打ち負かした相手への尊敬の印をみせた」と大きく讃えている。
また、3連覇が期待される同大会で大リーガー抜きの“和製チーム”で臨んだ日本代表の
チーム事情も紹介。「勝負どころで相手を打ち取る投手も十分ではなかった」とし「イチロー
もダルビッシュも今大会に参加していなかった。2連覇したチームには2大会で松坂もいた」
と分析している。
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/npb/ssp20130319525.html?fr=rk
まあこれは、WBCIが日本に対しておくった「オベンチャラ」と思っておいたほうがよい。なん
と言っても日本はアメリカが期待する褌フンドシなのだから。こんなことで気をよくしていて
は身ぐるみ剥がされてしまうよ。
まあWBCでの「侍ジャパン」の活躍に一喜一憂する気持ちはわからないでもないが、その
間に我々が汗水たらしての稼いだものが、結果として、MLBの懐にすんなりと入ってしまっ
ているという事も念頭においておく必要がある。まあその片棒の一翼を担いでいるのが読
売新聞社だということも気になるのだが、本来ならばそれらのかなりの部分が日本側の懐
に入るべきものなのだから、怒って当たり前なのだ。
以前にも紹介したのであるが、参考のために今一度次の記事を掲載する。
(2012.7.26,世の中、何だこれ(WBC不参加、29)を参照のこと。)
新井会長「5年後、10年後、間違っていなかったと信じたい」
[ 2012年7月21日 06:00 ] 選手会 WBC不参加表明
WBC不参加を表明する日本プロ野球選手会の新井会長
Photo By スポニチ
【日本プロ野球選手会・新井会長に聞く】
――これが最終決定なのか。
「1年前から要望を出しているが、今の段階で(主催者側から)アクションがあるとは思えない」
――今後主催者からアクションがあれば。
「仮定の話にはお答えできない。僕たちは主催者側にボールを投げている」
――ファンはWBCを楽しみにしていた。
「選手も楽しみにしていました。当然見たかったと思うし、出たかった。ただ5年後、10年
後を見たとき、今回のことは間違ってなかったと信じています」
――11月には親善試合のキューバ戦もあるが
「WBCを前提にしないで、侍ジャパン(日本代表)としてアクションを起こしたい。侍ジャパ
ンのユニホームを着て新しい形で国際大会をつくっていきたいとは考えている」
――NPBとの協力態勢は。
「NPB、経営者側と選手会は同じ方向を向いているのは間違いない」
――WBCIに対して。
「米国は野球の発祥の地でしょ、大先輩。その背中を見て、追いつき追い越せでやって
きた。だから大先輩らしい振る舞いをしてほしい」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/21/kiji/K20120721003722450.html
さて、・・・しかしこれでこのテーマは終えよう、・・・と言うわけではない。まだ続き、と言うわ
けではないが、終わりにはもっとふさわしい結末があるので、それを伝えよう。
それは2013.3.8(金)の2次ラウンド(東京ラウンド)の台湾戦でのことである。
その状況は「サンデー毎日4月7日号」(58P)の「満月雑記帳」と言う「中野翠(みどり)」氏
のエッセイに詳しく書かれているので、それを紹介しよう。
(4/25,NO.59に続く)