そもそもの間違いは、先にも紹介してあるが、1991.8.11の朝日新聞大阪版で植村隆記者
が、「1939年に女子挺身隊の名で連行された慰安婦が名乗り出た」とありもしないことを福
島瑞穂に踊らされて誤報したのに始まるものである。
そもそも1939年には挺身隊の制度も言葉もまだなかったのである。
Wikipediaにも次のように書かれている。
安秉直ソウル大学名誉教授は、この韓国挺身隊問題対策協議会と3年間、日本軍慰安婦
について共同調査をおこなったが、慰安婦を強制動員した証拠はなく、元慰安婦とされる人
たちの証言についての客観的な資料もなかったと述べるとともに、韓国挺身隊問題対策協
議会の人たちについては、慰安婦の本質を把握し、現在の悲惨な慰安婦の状態を防止す
るためではなく、日本とケンカするためだったと述べている 。
ちなみにソウルの日本大使館前に、朝鮮業者にさらわれた少女の像を建てたのも、この団
体である。(小生のブログ「くたばれ韓国、失せろ李明博(8~11)」、2012.2.29~3.6を参照の
こと)
2011年12月14日には、韓国の日本大使館前の公道に無許可で元慰安婦の少女時代を
題材にしたというブロンズ像を建てた。公道に無許可で設置することは違法になり、日本の
在韓大使も韓国政府に抗議したが、韓国側は日本政府が解決に向けて努力すべきだと
し、黙認するに至っている 。
だからこいつらは、単にプロパガンダのために(朝鮮政府のために)やっているだけで、
反日のために団体なのである。その対抗として、日本も駐日韓国大使館前に、「韓国は
日本(人)が作った」碑を建てるとよい、と言っているのである。
本来は日本政府が頑張って、この間違い(日本だけが非難されていること)に対して反論し
なければならないのであるが、今のところ頼りにならないので、橋下市長にはこのままずっ
と頑張ってもらいたいものだ。日本政府は米国に自国の安全保障を委ねざるを得ない状況
なので、あまり強いことは言えないのだ。日本が反攻に回るのは、憲法を改正してからと
なる。それまでは橋下市長のような方々に頑張ってもらって、「河野談話」なんぞが無意味
であることを、それとなく判らせて貰いたいのだ。
幸い橋下市長は強気なので安心できる。5月27日の東京都内の外国特派員協会で、海外
メディアに対して発言の真意を説明する予定があるようだが、是非とも先に紹介した「米兵
の日本人婦女子陵辱事件」のデータも参考にして話されるとよい。
橋下氏、批判に反論 米は「日本人女性を活用した」
2013年5月17日 10:36
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は17日、旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる自ら
の発言を米政府当局者が批判していることに対し「米国は日本占領期に日本人女性を活用
した。(日本人を)特殊な人種と批判するが、それは違う」とツイッターで反論した。
橋下氏は「確かに日本がやったことは悪い。戦場での性の対応策として、女性を活用する
のは言語道断だ」とした上で米、英両国、フランス、ドイツも「現地の女性を活用していた」
と主張。
「日本だけを特別に非難するのはアンフェア。米国はフェアを重んじる国だ」「米国をはじ
め世界各国も反省するべきだ」とも書き込んだ。
米国高官の批判に関しては「中国と同様の態度、振る舞いのようだ」と不快感を示した。
橋下氏は13日、慰安婦について「あれだけ銃弾が飛び交う中、精神的に高ぶっている
(旧日本軍の)猛者集団に必要なのは誰だって分かる」と発言。沖縄の在日米軍幹部に風
俗業を活用するよう求めたことも明らかにし「そうしないと海兵隊の猛者の性的エネルギー
をコントロールできない」と述べていた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/05/17/kiji/K20130517005820740.html
ここにある「中国と同様の態度、振る舞いのようだ」とは将にその通りで、アメリカは日本を
中国から守ってくれない可能性のほうが強い、と思って策を練っておくほうがよい。これは
橋下市長のツイッターによる反論であるが、次は同日の記者会見での発言だ。確かにアメ
リカは、自分たちが何をしたか、をもっと直視する必要がある。
【橋下氏慰安婦発言】
「自分たちが何をしたか直視を」 橋下氏が米批判に反論
2013.5.17 22:25
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は17日夕、第二次世界大戦中の慰安婦制度
をめぐる自らの発言を米政府当局者が批判したことに対し「慰安婦制度を容認することは
一度も言っていない」と改めて強調。その上で「日本も悪かったが、米国も自分たちが何を
やったのか直視してもらいたい」と反論した。市役所で記者団の質問に答えた。
橋下氏は「米国が沖縄を占領中に現地の女性を活用したのは厳然たる事実。米国はそ
のことを知らなすぎる」と批判し、「一方的に日本だけを外交戦争の中で『性奴隷を活用して
いた』という批判はアンフェアだ」と持論を述べた。
自身の発言による日米関係への影響について問われると、「何もない。日本だけが侮辱
を受けて、なぜ異議を申し立てないのか」と不満を口にしたが、「(米国とは)同じ価値観を
持って未来志向で歩んでいきたい」とも述べ、関係改善への意向も示した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130517/waf13051722260036-n1.htm
沖縄占領中もさることながら、進駐軍が日本に上陸するや否や、日本女性を全国で強姦し
まくった事実にも言及してもらいたいものだ。これは国会でも質問されていることなのだか
ら。(このブログの5/22,5/23のNO.5とNO.6を参照のこと)
なお「河野談話」の見直しに対しては、米国やその他の国からの非難が強くある。これはな
ぜであろうか。このように強制連行した証拠はないにも拘わらず非難してくるとは何故か、
それは日本が弱いからである。いわゆる「弱いものいじめ」をして、各国は優越感を感じて
いるのである。少し前までは世界第2位の経済大国となった日本に対して、世界各国は
やっかみを感じていたが、その日本をよく見るとなんか歪(いびつ)なのだ。自分の国も自分
で守れないような国が、何で経済大国なんだ、と言ったやっかみだ。だから各国はことある
ごとに、自分で守ることのできない日本をいびるのである。いびっても怖い事はないので
ある。
今後もこの日本に対する他国からのいじめ・いびりは、なくならないよ、今のような憲法を
持っている限りは。攻められることのないことがわかっているから、北朝鮮は堂々と日本人
をさらって行ったのである。中国は尖閣諸島を盗みにきているのである。そしてすぐに
「歴史認識」がおかしいなどと、日本の弱いところをついてくる。しかし日本は、韓国や中
国、またアメリカからも、日本国自身の歴史認識を強制される必要はない。韓国も中国も
日本が作った、アメリカには騙された、と言うのが日本の歴史認識である。何が悪いか。
(続く)