尖閣諸島問題その3(40)

将に「戦争が中国から我が日本に向ってやって来る」のだ。「平和を愛する諸国民の公正

と信義に信頼
して、われらの安全生存を保持しようと決意した。
」などと言うことは、全く

ナンセンスで、成り立たないことなのだ。こんな憲法を持っているからこそ、北朝鮮には堂

々と真昼間から日本人をさらわれてしまっているし、韓国には竹島を不法占拠されてしまっ

ているし、ロシアには北方四島を占領されているのです。そして馬賊・匪賊の国、中国

は、76年も経ってから、尖閣諸島は自分のものだといわれてしまっているのです。
中国の

最終目的は、日本の属国化なのです。


そのとば口が日本固有の領土たる「尖閣諸島」を盗むことなのです。


だから安倍信三首相は、尖閣諸島は絶対に守る、と言っているのです。守らなければ日本

全土が中国に蹂躙されてしまうのです。次の地図のように中国共産党は日本を属国にする

つもりなのである。西半分を中国直轄領の東海省とし、東半分に日本人を移住させ日本自

治区とする意向なのである。
(2012.9.26の「尖閣諸島問題その2(52)」 参照のこと 。)
2050o0497052111058706665




 

【14】日本政府は積極的にPRせよ。「尖閣は日本領」

尖閣諸島は日本の完全な固有の領土です。だから絶対に守らなければなりません。

そのことは、アメリカも十分に知っていたことなのです。だから沖縄返還時には、台湾から

横槍があっても、尖閣諸島は日本のもので台湾には属さないとして、堂々と日本に返還さ

れた沖縄諸島に含めているのです。このことは
尖閣諸島問題その2(31

~32),2012.8.28~29
で詳しく触れていますが、つい最近その件がNHKから流されました

ので、それを次に載せましょう。

 

 

尖閣諸島の日本返還巡る米の録音記録 
(2013年)  6月7日 4時31分

K10051328211_1306070516_1306070530_

沖縄県尖閣諸島がアメリカから日本に返還される直前、アメリカ・ホワイトハウスで交わ

されていた議論の録音記録が新たに見つかりました。日本への返還に反対する意見に対

し、安全保障担当の大統領補佐官が反論する様子などが克明に記録されており、専門家

は、返還に至る経緯を示す史料として注目しています。

尖閣諸島は、1972年5月、沖縄本島などとともにアメリカから日本へ返還されました。

今回見つかったのは、その前年の1971年6月、日米両政府が「沖縄返還協定」に調印す

る直前に、ホワイトハウスで行われた議論の録音記録で、早稲田大学の春名幹男客員教

授が、アメリカの「ニクソン大統領図書館」で発見しました。

議論のメンバーは、ニクソン大統領安全保障担当キッシンジャー補佐官国際経済

担当
ピーターソン補佐官の3人です。

議論ではまず、ピーターソン補佐官が「日本にとって尖閣諸島はそんなに重要なものなの

か、最優先の重要事項と言えるのか」と、返還に反対する意見を表明します。

発言の背景にあったのが、当時、アメリカが中国の正統政府として外交関係を持っていた

台湾の存在です。アメリカは、台湾からの安い繊維製品の流入を食い止めようと、当時、輸

出削減を求める貿易交渉を行っていました。その台湾が、尖閣諸島を日本に返還しないよう

求めていたのです。

補佐官は台湾を念頭に置いて、「大統領、繊維問題を解決するのは日本ではない、その周

辺の国だ」と述べ、台湾の要求を受け入れれば、貿易交渉が進むと進言しました。これに

反論したのが、安全保障担当のキッシンジャー補佐官で、「尖閣諸島は日本に返されるべ

きものだ。返還しなければ日本が自分のものだと思っている島を、繊維を巡る交渉をまとめ

るために台湾に与えるように見られてしまう」と述べます。さらに、尖閣諸島を含めた沖縄を

アメリカの統治下に置くことを決めた1951年サンフランシスコ平和条約に触れ、「条約

に関して具体的な境界線を宣言したとき、われわれは尖閣諸島を含めたが、それに対し異

議は出なかった。その時点で話に決着はついている
」と述べ、最終的にニクソン大統領も、

この意見を取り入れました。

この議論の10日後の1971年6月17日、日米両政府は沖縄返還協定に調印し、尖閣

島は沖縄本島などとともに日本に返還されることになりました。

日米外交史が専門で東洋英和女学院大学教授の増田弘さんは「尖閣諸島の返還に関し

て、キッシンジャー補佐官が、日本への返還に決定的な判断を下していた経緯を示す貴重

な史料だ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130607/t10015132821000.html

 

この2013.6.7~8の日付といえば、丁度米中首脳会談が米国パームスプリングで開かれて

いたのである。


その場で習近平は、オバマ大統領に「尖閣諸島問題は、日中の当事者間だけで解決する

から、オバマは手を出すな
」と、言った筈だ。結論から言うと、習近平は「尖閣は中国の領

土なので、断固として守る」とほざいた様だが、オバマは「お前さんのやっていることは軍

事的威嚇と見なされるので、外交的な対話で処理せよ
」と言って、平行線に終わったようだ。

(続く)