尖閣諸島問題その3(63)

【16】中国の「日本殲滅」政策の証拠

尚申し遅れたが、先に掲げた南西諸島の概略図についての説明は、

当ブログの2013.6.10のNO.12に、各諸島の構成を示したが、間違いを修正して次に載せ

るので参考にして欲しい。


先の図に示した南西諸島とは次の島々(島嶼)を言う。


薩南諸島鹿児島県琉球諸島大東諸島沖縄県に属する。

 

 

ちなみに南西諸島とは次の島々(島嶼)を言う。


薩南諸島鹿児島県琉球諸島大東諸島沖縄県に属する。

南西諸島 --薩南諸島--大隅諸島--屋久島・種子島など

南西諸島 --薩南諸島--トカラ列島--口之島~横当島

南西諸島 --薩南諸島--奄美群島--奄美大島沖永良部島など

南西諸島 --琉球諸島--沖縄諸島--沖縄島・久米島など

南西諸島 --琉球諸島--沖縄諸島--慶良間列島

南西諸島 --琉球諸島--先島諸島 --宮古列島--宮古島多良間島など

南西諸島 --琉球諸島--先島諸島--八重山列島--石垣島与那国島など

南西諸島 --琉球諸島--先島諸島--尖閣諸島--魚釣島久場島大正島・北小島
                                   ・南小島・沖の北岩沖の南岩・飛瀬
南西諸島--大東諸島
 
 

さて、本論に戻ろう。中国が日本を属国化しようとしている証拠の一部を次に示す。

これは2009.4.9~17の小生のブログ「尖閣諸島問題(13~21)」で掲載したものである。

これらを読めば、中国がどのように日本を属国化しようとしているかがお判りになる事と思う。

 

(6)中国共産党「日本開放第二期工作要綱」(全文)
       
なおこれは、国民新聞の下記URLより転載したものである。(昭和47年8月特別号)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/S47/4708/470801china.html
 

      
ここには下記のような前書きがあり、続いて「日本解放第二期工作要綱」の全文が記載さ

れている。尚これによると、究極の目標として、中国共産党天皇暗殺・処刑も俎上(そじ

ょう)に載せていることが記されている。恐ろしいことだ。しかもそのことは極秘にして行動

せよ、と指示している。(→第二期工作の目標は、そのための民主連合政府の設立、天皇

制を廃して、共和制への移行準備の完了としている。)

      
 

      
中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪した際、偶然、入手し

た秘密文書。

内容は中国共産党が革命工作員に指示した陰謀で、当時から現在に至る迄、中国の対日

謀略は秘密文書の通りに続いているとみられる。

同年8月、国民新聞社は特集記事を掲載し、更に小冊子を発行したが、重要と思われるの

でここに再録する。

 

 

         
この工作要綱は現在でも、内容を修正しつつ、有効に機能させていることであろう。北京オ

リンピックの聖火リレー時における、在日中国人(留学生など)による組織的な暴力行為な

どは、将にその面目躍如たるものではなかったか。日本の中国大使館より支給されたアル

ミの大小の旗竿を武器に、暴れまわったあの姿は忘れるものではない。

('08.4.19~長野での聖火リレー、中国警備隊を完全排除せよ、を参照のこと)
((08.5.14~胡錦濤帰国、を参照のこと)


また、自民党のN階議員などは、故郷のW歌山県で露骨に中国よりの施策を実施して、県

民よりかなりの顰蹙(ひんしゅく)を買っていたことがあったが、これなど、中国工作員に取り

込まれているよい事例であろう。われわれは自民党議員だからと言って、気を許してはいけ

ない。安倍晋三内閣での諸々のスキャンダルの発覚や自身の病気などにも、中国工作員

の何らかの働きかけが無きにしも非ず、と言った見方にも一理あると、疑う必要もあろう。

何しろ安倍内閣の動きは、この中国共産党の考えている日本開放路線と真逆の方向に向

っていたからである。安倍晋三氏にはハード的にも、ソフト的にも、何らかの薬物を盛られ

ていたことは、確かであろう。それ程中国共産党のスパイ・工作員の活躍は、活発に機能し

ていると身構えなければならないのである。

 

中国共産党
  「日本解放第二期工作要綱」(A)

             

     A.基本戦略・任務・手段

             A-1.基本戦略

             A-2.解放工作組の任務

             A-3.任務達成の手段

 

A-1.基本戦略

 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有して

いる国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放

戦に奉仕せしめることにある。

 

A-2.解放工作組の任務

 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。

 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標)

 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標)

 ハ.日本人民民主共和国の樹立

       ・・天皇を戦犯の首魁として処刑


最終的には、天皇の暗殺・処刑を目標としている。なんとしても阻止しなければならない。

(第三期工作の目標)

 田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の

第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成するこ

とにある。

 

 

A-3.任務達成の手段

 本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定

の言動を、その対象者に行わしめること
によって達成される。

即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる

指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者に

なさしめる言動の原則
を示すものである。

すべて対象者を取り込み彼らに行動させよ、としている。


  本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっ

ている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに

工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。

(続く)