中国無人機、過去にも飛来か 尖閣周辺で海保目視 昨年末と6月
2013.9.10 14:35
9日午前、尖閣諸島の北東で飛行が確認された中国機とみられる無人機(航空自衛隊撮影)
昨年12月と今年6月、沖縄県・尖閣諸島付近で夜間警戒に当たっていた海上保安庁の
巡視船乗組員が中国軍の無人機の疑いがある機影を目視していたことが分かった。複数
の日本政府関係者が明らかにした。防衛省は当時、無人機と断定できるだけの証拠がない
と判断、公表を見送る一方、中国側が日本の防空能力を試した可能性もあるとみて海保と
共に警戒を強化した。
防衛省統合幕僚監部は9日、中国軍無人機とみられる航空機が同日、尖閣付近を飛行、
航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した。日中の飛行で写真も撮影できたため公表
に踏み切ったが、中国軍が以前から尖閣周辺で無人機を運用していた可能性がある。
最初に無人機とみられる機影が目撃されたのは、中国国家海洋局所属の航空機が初め
て尖閣上空の領空を侵犯した昨年12月13日の2日後の15日未明。海保巡視船の複数
の乗組員が尖閣諸島・久場島から約50キロの海上でライトを点滅させている2機が飛行し
ているのを見つけている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130910/chn13091014350003-n1.htm
中国無人機、実効支配が狙い 昨年以降、投入を公言
2013.9.10 16:00
沖縄県・尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島=2012年9月
中国政府は昨年以来、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の監視や測量などのた
めに無人機を投入する計画を公表しており、「係争中の島しょ支配を強化するための重要
な措置」(中国メディア)と位置付けている。
海洋権益の保護などを担当する国家海洋局は昨年9月、尖閣周辺などの監視に無人機
を投入する方針を表明した。中国軍の退役少将は今年1月、中国メディアに「以前から任
務執行のため無人機を釣魚島に何度も出動させている」と明言していた。
開発にも力を入れ、米議会の諮問機関「米中経済安保見直し委員会」が6月に出した報
告書によると、軍事目的だけでなく国境警備や海上監視、災害支援などにも導入。中国軍
は主に情報収集・警戒監視・偵察(ISR)活動に使用、攻撃用もあるとみられる。
実戦配備済みの無人偵察機「BZK005」は衛星通信を使って地上から遠隔操作され、
150キロの偵察用機材が搭載可能だ。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130910/chn13091016000005-n1.htm
しかも 昨年の2012年9月11日には野田政権による尖閣諸島の国有化が行われている
ので、日本政府による尖閣諸島国有化一周年の記念日が間近だ。だから中国としても
東京五輪2020開催決定を祝うようなゆとりは無いし、更々そのつもりも無い。
2013.9.7 17:20(ブエノスアイレス時間、日本時間9.8,05:20)、IOCロゲ会長が2020年五輪
開催都市を東京と発表したが、その前に第1回投票結果で東京42票で1位、イスタンブー
ルとマドリードが26票で同率2位となったために、2位を決める決選投票をイスタンブールと
マドリードで行うことになり、イスタンブール49票、マドリード45票となり、マドリードが落選
しイスタンブールが2位に残った。
日本(東京)は1位のためこ当然の2位決定の決選投票には、入る必要はない。そのため
東京の名前は報道されなかった。これを中国国営通信社の新華社は、東京が落選したと
勘違いして確認もせずに、同日午前3時2分(日本時間同4時2分)に英語版で、同4分に
中国語版で「東京とマドリードが落選」と(大喜びで)報道してしまった。
そのため中国のネット上では、「日本落選」の報に大喜びで大いに湧いたようだが、それも
束の間20分後に訂正の報道が流れると、これまたネット上では混乱し批判の書き込みが
殺到したという。
【東京五輪決定】
新華社通信「イスタンブールが獲得」と“誤報”
2013.9.8 06:13 [中国]
IOC総会で2020年五輪の開催都市を東京と発表するロゲ会長=7日午後5時20分、ブエノスアイレス(AP)
【北京=川越一】5年前に北京五輪を開催した中国では、中国中央テレビ(CCTV)が8日、
IOC総会の特別番組を組んで、2020年夏季五輪の開催地が東京に決まった瞬間を生中
継した。
中国国営新華社通信も東京の当選を速報したが、同通信は、それに先立つ同日午前3時
2分(日本時間同4時2分)に英語版で、同4分に中国語版で、「イスタンブールが2020年
夏季五輪の開催権を獲得した」と誤報。ポータルサイトも同通信の記事を掲載し、「東京と
マドリードが落選」と伝えた。
約20分後の同23分、「マドリードが最初の投票で淘汰(とうた)された。イスタンブールと
東京が2回目の投票に進み、2020年夏季五輪の開催権を争う」と訂正するなど混乱した。
インターネット掲示板には「国際的な間違いだ」「国家のノドがこのようなニュースを流し
たら、他国が中国人をどのように見るのだ!」などの批判が殺到。反日感情を持つ利用者
の「(日本が負けたと思ったのに)ぬか喜びだった」との意見も見られた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130908/chn13090806140000-n1.htm
(続く)