馬鹿な韓国、頓馬な朴槿恵(36)

新しい年となりました。皆様にとっても、日本国にとっても、よい年となりますように、頑張り

ましょう。そして早く「日本を取り戻しましょう」。

 


 さて、先の12/26のNO.34のブログの冒頭で紹介したニュース記事の朴槿恵習近平

写真をじっくりとでなくても、一目見ただけで、朴槿恵が中国への貢女の一人のように見え

る。将に先祖がえりだ。中国への貢女の一人に、自ら仲間入りした朴槿恵。こんな国とは

わが国は、付き合う必要はない。


これを中国は、「韓国がねぎをしょって転がり込んできた」と、ほくそ笑んだのだ。


2013.6.27~28
中韓首脳会談では、北朝鮮の「核開発の停止」と「核の放棄」を中心に話

し合うことがテーマだった筈だ。しかし朴槿恵は、自国の安全保障もその議題に上げてしま

った。そのため韓国の安全保障は、中国の手に委ねられてしまった。


この論考「韓国がねぎをしょって転がり込んできた(1)」を、簡単にまとめてみよう。

 

(1)第一のテーマは、北朝鮮の「核開発の停止」と「核の放棄」を、習近平に確約させること

であった。


しかしこれには、朴槿恵は失敗している。中国の後ろ盾で、北朝鮮は核開発を実行していっ

た筈だ。中国が金正日キム・ジョンイル)と金正恩(キム・ジョンウン)の核を、そうむざむ

ざ、放棄させる筈が無い。


この論考はそのことを、『
聯合ニュースの記事の見出しは「韓中頂上会談 『北の核を許さ

ず』との明文化に失敗
」だった
』と、表現している。


北朝鮮の核開発への強い懸念を中国が表明したことは確かだが、こんなことは中国は以

前から表明している。朴槿恵は、習近平から『北の核不許可』と言う言葉は、引き出すこと

は出来なかった。


だから半分の成功と言われているようだ。


中国
は、北朝鮮からは、絶対に核を取り上げない。だから日本はそのことを念頭に自国の

防衛
を考えて行く必要がある。

 

 

(2)第2のテーマは、韓国の「中国取り込み作戦」である。


しかしこれには完全に失敗している。と言うよりも取り込まれてしまったのだ。朴槿恵が自

ら、習近平の懐に飛び込んでしまったのだ。その結果、中韓海軍が黄海で共同作戦を実施

すること決めてしまった。


中韓軍事同盟を成立させてしまったのだ。

習近平は、朴槿恵に、「黄海を平和、協力、友好の海としよう」と確約させてしまったのだ。

将にミイラ取りがミイラとなった、と言うことだ。中韓軍事同盟化。


これは、中国の言う第一列島線を韓国が認めた、と言うことになる。と言う事は、黄海を中

国の海とした
に等しい。韓国は、中国の言う黄海の内海化を認めてしまったのである。と言

う事は、韓国も中国に取り込まれてしまった、という事を意味しないかね。


中国北海艦隊の田中司令官も、韓国の鄭承兆・合同参謀本部議長を言葉巧みに取り込ん

でいる。その結果、米韓同盟があるにも拘らず、鄭承兆・合参議長は訪問先の青島から中

韓両国海軍のホットラインを通じ、黄海を担当する韓国の第2艦隊司令官に、「これからは

韓中海軍が黄海で一緒に作戦することになる。中国軍と緊密に協力せよと将兵達に伝

えろ
」と通話したと言う。


朴槿恵は、中国を取り込むどころか、反対に中国に取り込まれてしまったのだ。これでは

最早、米国の支援は受けられまい。半島に何かあっても、米第七艦隊は黄海へそうは易々

と入ってこれなくなってしまった、と言うことである。今までは韓国の要請で、アメリカは横須

賀を母港とする空母ジョージ・ワシントン黄海へ派遣していたのだが、それもこれで不可

能になってしまったと言っても過言ではない。

 

(3)第3のテーマは、中韓スワップ協定の規模拡大と期間延長だ。


次は、金融面での中韓同盟だ。外貨準備の少ない韓国は、再三日本とのスワップに助け

られていた。しかし韓国の態度は、日本の要請でスワップを結んでやった、と全く話になら

ない。そのため日本は、2012年の7月と10月に期限が来るスワップの延長は、実施しなか

った。だから韓国の外貨不足を助けてくれる国は、何処にも存在しなくなった。


そのため、韓国は
中国へ救済を申し入れたのだ。韓国の中国とのスワップ協定は、

2014.10.25まで一年以上も期限が残っていた。それでも延長と増額を申し入れたのだ。


中国としても経済成長が鈍化し、国内に数々の動乱を抱え、不安定極まりない。これが重荷

とならない保証はない。しかし117年ぶり韓国を属国とするまたとないチャンスだと、中国

は考えた。そして「ネギをしょって転がり込んだ」韓国と、スワップの拡大と延長も合意した。


日本は、中国(清国)に対して、1895.4.17講和条約で、韓国の自主独立を認めさせ

たが、1896.2.11露館播遷 (ろかんはせん)で韓国の高宗は、ロシア公使館で執政を

行い、中国の呪縛から外れた事になる(反対にロシアの呪縛にはまっているが)。そのた

め、1896年から2013年の間は中国の属国状態からは、免れていたわけだ。この間が117年

だと言っているのであろう。


韓国は軍事面でも
金融面でも、中国の属国状態に落ち込んでしまった。これで中国に隷属

することになり韓国は昔に戻った訳であるが、さて続きの(2)の論に移ろう。


次のテーマは、中国文化と韓国文化も同質だから、連帯を強化してゆこうなどと言うとんで

もないことを、韓国が言い出している。これって将に中国から冊封を受けるに等しいのでは

ないか。


軍事
でも経済でも、更には文化でも、韓国は中国の属国になる事を、自ら希望したのだ。

(続く)