馬鹿な韓国、頓馬な朴槿恵(112)

まっすぐ走らない高速艇

 また、ウオータージェットで推進する最新の高速船「コムドクスリ級ミサイル艇も欠陥の

オンパレードとなった。韓国SBSニュースによると、09年に実戦配備された同高速船の1番

艦「尹永夏(ユン・ヨンハ)」は就役前から、エンジンのオイル漏れやエアタンクからの空気

漏れ、航海用レーダーが突然消えるなど61件ものトラブルが発生。それでも就役したが、

その後2カ月間に新たに95件もの欠陥が露呈した。この中には艦内通信システムのダウ

ンや、磁気羅針盤に20度以上の誤差が出るなど、基礎的な部分での重大欠陥も含まれて

いた。

 ここでなぜか、韓国軍は不思議な措置を取る。2番艦「韓相国(ハン・サングク)」以降、

エンジンを外国製から韓国製に換えたのだ。トラブルの責任を外国製エンジンになすりつ

けた-との見方も出ているが、国産に換えたその結果はさらに悲惨なものだった。

 35ノット(約63キロ)以上の高速航行時には直進できなくなり、ジグザグ航行するようにな

ったのだ。さらに、突然速度が落ちるなどの欠陥も判明。現地紙の東亜日報は「高速艇であ

るにもかかわらず各種問題から高速を出せない」として、同型艦の量産事業は再考すべき

だと厳しい評価を下した。

 それでも韓国は当初の18隻建造案に沿って、1隻あたり850億ウォン(約85億円)をかけ

て増産を続けた。技術的な問題などを解決しないままの計画遂行で、こうしたずさんな対

応は新造艦が波浪で沈没するという事故も招いた。


係留中に沈没


 昨年11月25日未明慶尚南道昌原市の造船所岸壁で建造をほぼ終えたばかりのコムド

クスリ級ミサイル艇1隻
沈没したと、聯合ニュースなどが報じた。

 同艇は内部機器の装備を施すため係留されていた。船体は半分以上が水面下に沈み、

艦橋がかろうじてみえる状態。原因について聯合ニュースは「強風と高波で、開いたドアな

どから海水が入り込み、徐々に沈んだと見られる」との造船関係者のコメントを報じた。建

造中に嵐が来ると分かっていても、水密扉を閉じずに作業員が帰宅するという初歩的なミス

だった。


客船沈没事故も根は同じか


 技術的な問題をないがしろにする姿勢は、今回のセウォル号の事故ともダブる。セウォ

ル号は日本の中古フェリーを改造したものだが、現地マスコミも指摘する通り、改造方法に

大きな問題
があった。

 船の積載量を増やす場合、その船を輪切りにして延長ユニットを挟み込み、全長を延長す

る改造方法(ジャンボイジング)が旅客船やコンテナ船でよく用いられる。だが、セウォル号

の場合は船の最上部に客室を建て増ししていた。この結果、船の上部の重量が増加。

重心点が高くなり、傾いても戻る力(起き上がりこぼしのような復元力)が減少したとみられ

ている。


海軍艦船の悪しき伝統「トップヘビー」


 こうした積載量の増やし方は、まさに韓国海軍流だ。その例をあげる。

 韓国海軍が運用するイージス艦世宗大王級駆逐艦は、米国のアーレイ・バーク級駆

逐艦を
としているが、ミサイル発射筒を増設するなど武装を強化。過剰な武装で重心点

が高くなった
トップヘビー)が、こうした改造が韓国海軍艦艇の悪しき伝統とされる。

 「世宗大王級」の場合は、この重量増加分を少しでも減らそうと艦橋など構造物に鉄では

なくアルミ合金を使用した。

 アルミ合金は80年代以前は軽量化のため各国で多用されたが、フォークランド紛争で、

アルミ合金を採用した英国の21型フリゲート艦が被弾した際、激しい火災となり艦の上部

が溶け落ちるなど甚大な被害につながった。この戦訓から、以降は各国とも鋼製に先祖返

りしている。いまさらのアルミ合金使用は、いざというときのことを考えていない証拠でもある。

 この危機感の欠如と、欠陥や運用の不備を解決しないまま、根拠のない「どうにかなる」

との自信で次の段階へ進む姿勢が、事故につながる「いつもの韓国なのだ。


いつもの強気なし、自虐の韓国マスコミ


 ちなみにセウォル号の事故では、真っ先に逃げ出した船長や全速航行中に舵を切る素人

同然の操舵手らの実態を見せつけられ、韓国マスコミはいつもの世界一自慢や先進国自

慢などもどこへやらで、さすがに意気消沈だ。

 今回の事故をめぐり、中央日報電子版はフランスの小説家、ロマン・ロランの著作から「偉

大な人は自分ができることをする。しかし凡人たちは、できる事もしないで、できない事ば

かり望む
」との言葉を引用し、「自分がすべき事をしない人々が集まって不良共和国・大韓

民国
を作る。この地で、とんでもない災難が終わらない理由だ」とまで書いている。

 朝鮮日報(電子版)も「基本を無視する韓国社会繰り返される人災」との見出しで「韓国

社会には基本、規則、基礎、ルールを大切に考える人間に対し、何か世間知らずの堅物の

ように見下すような雰囲気がある。それどころか、ずる賢い手口を駆使できる人の方が

能な人間
のように扱われる」とバッサリ。

 ただし、地震もないのにデパートが崩壊したり、バスごと橋が落ちたりと大事故が起きる

度にこうした一時的な反省があるだけで、一定の時間が経てば問題を解決していなくとも

解決した気になって「世界一」と自慢する…。日本流に言えば「のど元すぎれば何とやら」

なのが、こうした韓国式事故の最大の原因だろう。


日本の「海自」と、大きな違い


 記者は海上自衛隊の取材を通じ、何度も護衛艦に乗ったことがある。いつも目にするの

は、艦内各所にある金属製の注意書きプレートだ。例えば魚雷発射管には、発射に関する

手順や注意事項が記されたプレートが設置されている。もちろん海上自衛官は厳しい訓練

を通じて、操作手順など体に染みこむほどに鍛え上げている。それでも注意事項を金属プ

レートで掲げるのだ。

 そうしたプレートのひとつに「総員離艦安全守則」がある。交戦の結果、艦が沈むというそ

の時に海へ飛び込む場合の注意事項だ。いわく、「救命胴衣を装着せよ」「早く艦から遠ざ

かれ」「無理な泳ぎはするな」…。複数ある注意事項の一番上、最も目立つ部分にはこう

ある。

 「あわてるな

 最も狼狽しそうにないプロ中のプロに向けた注意喚起は「人はミスをするものだ」という考

え方を前提にしている。これが危機管理の基本といえよう。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140428/waf14042807000001-n1.htm

 

 

ここに述べられている欠陥を並べてみよう。


(1)
強襲揚陸艦「ドクト」
の欠陥、レーダー装置が甲板を打つ、必須装備のヘリコプターを搭

載できていない。これは2013.12.19のNO.29で言及している。


(2)
最新鋭イージス艦の「ユルゴク・イ・イ」
の対空ミサイル「SM-2スタンダード」が、あらぬ

方向に飛び出す。これは米国製だが、韓国内でパクル為に分解した後の誤組み付けの結

果のようだ。


(3)
最新の高速船「コムドクスリ級ミサイル艇
は200件ほどの欠陥が見つかり、まともに就

航できていないと言う。しかも外国製エンジンにその責任を被せようと、国産エンジンに換え

た結果直進すらできなくなったと言う。それでも量産すると言う。バカでないかい。


(4)
イージス艦世宗大王級駆逐艦
も米国製を真似て造ったものだが、よせばよいものを

ミサイル発射管を独自に増設したため、トップヘビーとなり重心が高くなっている。そのため

艦橋などをアルミ合金製で造ったために、燃えやすくなってしまった。これでは日本の海上

自衛隊も恐れる必要はない。竹島の奪還は容易だ。


(5)
建造したばかりの「コムドクスリ級ミサイル艇」1隻が沈没したが、その原因は、嵐が来る

とわかっていながら防水扉を閉めずに作業を終了し、作業員が帰宅したためだった。

(続く)