「遺体の多くが指を骨折」も嘘
事故に関連して出た嘘はそれだけにとどまらない。一部メディアが報じた内容にも誤りがある
ことも明らかになっている。東亜日報やソウル新聞などの記事では海洋警察関係者や民間
ダイバーの声として、「キャビンで発見された遺体の多くは、指が骨折した状態だった」「ドア
の隙間に手を入れて必死にドアを開いてできた傷や骨折である」などと事故の悲惨さを伝
えていたが、そのような事実はなかったという。韓国政府の事故対策本部が4月24日の会
見で「指の骨折はなく、左中指にギプスをした犠牲者はあった」と報道内容を否定したことを
中央日報が伝えた。
韓国のさまざまなところから嘘が出回り、高まった国民の不満が政府に向けられた結果、
チョンホンウォン首相は4月27日、「これ以上私が首相でいると国政運営に負担を与えるの
で辞任を決意しました」と責任を取ることを表明した。その上で今回の事故によって「韓国
社会に根づいた多くの不正や問題点があることが明らかになった」と発言した。
嘘だらけの韓国の状態を見て日本のネットでは「もう何がなんだか」「事故そのものが人災
だけど、その後の処理も人災だらけ」「酷いのは知っていたけど、流石にここまで全部嘘だと
もうコメントのしようがないな」といった反応が出ている。
・救助活動で韓国海軍がテレビ用に「やらせ」 休憩中ダイバーにウェットスーツを着せて水
かけ、臨場感つくる 2014/04/26
・韓国旅客船からメール「すべて偽物だった」 沈没船からそもそも電波は届か
ない 2014/04/18
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0428/jc_140428_6040313753.html
まあこのようにデタラメづくしなのであるが、日本も他山の石としてこの惨事を参考にして、
安全管理を見直す必要がある、というものである。この「セウォル号」沈没に関する要因
を、我流ながら次に列挙してみよう。幾ばくかでも再発の防止になるものと、思っている。
1.不法な船体改造を行っていた。最上階に客室を増設、重心が上昇し、復元力が落ちる。
2.行政庁もこの違法改造を認可していた。官民が癒着している。
3.過積載(復元搭載量987tだが3,600tも積載)が常態化していた。行政庁もグルだった。
4.セウォル号の所属する清海鎮海運は、避難安全訓練などは一切していなった。
2013年予算5万4千円のみだった。
5.セウォル号の運航要員15人中9人が契約社員で、低賃金で雇われていた。安全意識低
い。
6.過積載のためにバラスト水を抜いていた。2,000t必要だが580tしかなかった。基準の1/4。
7.救命いかだが使用不能状態だった。それを知っていたため避難指示を出せなかった。
8.積荷の固定が不完全だった。コンテナーはチェーンでなくロープで、車両は4→2箇所
固定。
9.危険な海域で高速運転・急旋回、しかも未熟な3等航海士が操舵していた。
10.沈没直前に乗員が電話で、海運会社に貨物記録の改ざんを依頼していた。
11.船長始め乗組員は避難指示・救護活動は一切してない。
12.船長始め乗員は、作業服を脱ぎ捨て一般乗客を装って真っ先に避難した。
13.イ・ジ゛ュンソク船長は事故常習犯であった。
14.非常待機潜水要員の到着に2.5hも掛かかる。待機要員に高速艦艇の運転要員を含
めず。
15.日本からの支援提案を朴槿恵は断っていた。日本側は最善の態勢で待っていたのだが。
16.韓国政府の発表がくるくる変わる。死者・行方不明者の数は、当初302名であったが
5/12には、304名となっている。乗客・乗員数も476人なのか475人なのか477人なのか、
どっちだ?
韓国沈没旅客船 気象状況悪く捜索作業中断のまま
2014年5月12日(月)09:12
(聯合ニュース)
【珍島聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没から27日目の12日早朝、現場海域に
は波浪注意報が出ており、合同救助チームによる行方不明者の捜索は中断している。
強い風と高い波のため捜索作業は10日午前から中断したままで、不明者も新たに発見さ
れていない。現時点の死者は275人、不明者は29人。(合計304人、302人ではなかったか?)
潜水士による海中の船内捜索だけでなく、航空機による捜索も一時中断している。大型
艦艇だけが海上を捜索中で、それ以外の艦艇は近くの港で待機、民間漁船も安全な海域
に退避した。
救助チームは気象状況が回復すれば直ちに捜索を再開する方針だ。
http://news.goo.ne.jp/article/yonhap/world/yonhap-20140512wow003.html
ここに羅列した事故原因となる状況は、韓国社会の一面を現している。一面どころか全面
を現しているものであろう。こんな朝鮮・韓国社会の言うことは、大半が信用出来ないもの
である、と考えないといけないのであろう。
その最たるものが、「慰安婦」問題である。朝鮮・韓国の言うものは、すべて捏造・偽造・歪曲
によるものである。朴槿恵には、また李明博にも、これらに関するすべての概念が当ては
まる。捏造・偽造・歪曲などで、自分達の政治目標を満たそうとしている。
(続く)